マガジンのカバー画像

スターシードと詩

74
運営しているクリエイター

記事一覧

森人との約束

木が揺れている

遠くに見える樹が
 揺れている

ザワザワ

ギシギシ

聴こえるはずの無い音が聴こえる

その揺れを見ると
思い出す

あの女(ひと)

強きひと
 そして
  弱きひと

人は多くの自分を持つ

あの時は

剣を持つ武人

雄叫びが
 森に響くと
  木々が揺れる
草木に風が這う
 風が鳴く

守り人

剣には多くの血が流れた時がある

彼は
 その時を思う時
  心に風が吹

もっとみる
いくつかの時と、いくつかの弟子たち

いくつかの時と、いくつかの弟子たち

師匠!師匠!
これ見てくださいよ!

その少年は家に飛び込んでくると
嬉しそうに私に話しかける

彼と出会って何年になるだろう

道端で眠る彼に
食べ歩きの残りを渡してから
彼との縁は始まった

いや

どこか遠くでも、、

その時は少女だった

少女は、いつも私の仕事を見ていた
幼い顔はいずれ整った細身の面影を有し

「師匠」

と呼ぶ

何度出会っているのだろう

我が苦悩も

我が喜びも

もっとみる
水色だったころ

水色だったころ

わたしは
 水色の世界にいる

眠りについた
 わたしは

遠き時
 その場所にいた

その水色は
 風のようであり
  ゼリーのようでもあり

甘い香りがした

わたしは、いつも満足げ

わたしは、いつも幸せ

そこにいる

ある時

赤い一滴

それは、少しずつ世界に広がる

また、一滴

それは、わたしに集まり

新たな肉体と言うものを作り始めた

それが出来上がるころ

わたしは、水色の世

もっとみる
赤き花は、時の言葉を紡ぐ

赤き花は、時の言葉を紡ぐ

一言紡ぐ、言葉(ことのは)の
 甘き夢見る、このうつつ

多くの時巡りて、ここに立つ

冬が終わり
春がはじまりの日
赤き花

その花はこれから咲き誇る
 愛の日々をささやくように
  この部屋で咲いていた

いつものように
 圧縮された
  時の言葉を話していた

その部屋に
 馴染みの一人が女性を連れてきた

その声は
 風に舞う花びらのように
  部屋に広がる

彼女と話した瞬間
 脳に響き

もっとみる
ReBorn Universe

ReBorn Universe

彼女は閃光のように現れた!

重く積み重なった地層の想い
その重さに人生を諦めていた

ある時、激しい苦しみ

見えるもの
聴こえるもの
感じるもの

全てがツライ

人がわからなくなり

今、過去、現在、未来

わからない

そんな中にも照らす光もあった

そのわずかな光を感じては

闇に潜り

自らの地層を掘り返していく

やがて

自らのコアへたどり着く

その瞬間

閃光のように

世界は

もっとみる

詩が、うまれる時

この詩は

この曲を聴きながら書きました。

PlayListにしてあるので、連続再生も可能です。

そこに炎あり

そこに炎あり

炎は形を成し龍になる

それは名を持たず
自由に流れ
自由に炎を広げた

時に、人の情熱の種火となり
時に、浄化の炎となり
時に、愛の炎となり

名を持たず
形を持たず
気まぐれに燃える

永き時に
多くの人々ともいた

それの中には
燃える炎とともに
孤独があった

消えぬ孤独

その孤独は
自らを焼き
人さえも焼く

大切な人も焼いた

自らの炎を恐れ
闇に身をおく
闇を照らす
闇を焼く

もっとみる

器と鍵

テレパシーで通じる相手がいる

ただ、お互いに器が有り
それが、自分の感情や思考でいっぱいになると通じない

だから言葉を贈る

目の前に居ればわかる事も
言葉と言うきっかけがなければ伝わらない。

だから言葉を贈る

では、目の前にいる場合はどうだろう?

器がいっぱいの場合
言葉も
身振りも
行動も
伝わらなくなる

テレパシーが
あっても
なくても

最後は
信頼があるかどうか

信頼と言う

もっとみる

ふた粒の真珠

あなたは真珠色の光
一粒
輝く
僕の中

あなたは黒き真珠
一粒
輝く
私の中

あなたは輝きをまとう
白く
虹色に
星の光を
日の光を
月の光を

あなたは漆黒の王子
気位と
気品
静けさと


ふた粒の真珠たち
太陽と月
闇と光
お互いが輝き
お互いを映し出す

白きその表面に
一点の暗闇を

黒きその表面に
一点の輝きを

どちらも美しく
どちらも儚い

手からこぼれ落ちる
光は時の雫

もっとみる
【出版】運命の甘い毒:運命は甘く、毒のように心を焼く。時を越えた愛の物語。星の世界を紡ぐ。

【出版】運命の甘い毒:運命は甘く、毒のように心を焼く。時を越えた愛の物語。星の世界を紡ぐ。

Kindle電子書籍より3作目 本日出版しました!
さらに自信作です(^^ ご購入おねがいします!!

運命は甘く、毒のように心を焼く
時を越えた愛の物語
星の世界を紡ぐ

地球に生まれ落ちた人々の
心と思い出の物語

スターシードと呼ばれる人々
スピリットメイト
ソウルメイト
ツインレイ

転生の湖に落ちた
その時から
その心を紡ぐ

77の詩と物語

★★★ 目次 ★★★

【はじめに】
青い

もっとみる

自らの世界

寂しさはあるか?
喜びはあるか?

多くの感情
多くの体験

その全ては、あなたのもの

その全ては、あなたから生まれた

あなたから生まれた全ては
あなたに返る

全てを持ち
全てを受取る

時に捧げる
時に響く

あなたから生まれたものは
時に人と交わる

近い響きが
遠い響きが

響き合い
新しい音となる

新しい魂となる

宇宙は魂で満ちている

無極が太極となり
八卦となるように

理(

もっとみる

ガイドの言葉

ガイドは必要な言葉を告げる

それは
人に対しても
自分に対しても

それは
自分の感情とは一致していない時もあり

そうすると
感情は、騒ぎ出す

ガイドは
自分は

それを見つめる
ある事を認める

それだけでいい

いずれ満たされる時がくるのを
知っているから

癒やし、時を越えて

誰かに繋がりたい、癒されたいと思う時
それは、今の相手でなくてもよい
過去や未来の相手でもいいのだ

普段
宇宙時代の自分とか
時間、空間、次元を超えてアクセスするのと同じ

それは自分でもよい

調子良い時に
全ての時間の自分を癒す
と送っておけばいい

縁と出会い、こんにちは、さようなら

自分を生きる事の辛さは
古い皮が抜け落ちる時の痛み

小さな自分の想いが湧き出て
見せつける

じっとして
見つめていれば終わる

その間、見えなくなるものもある
けど、遠からず終わる

選択はもうしている

そして、新しい
自分として、また人と出会う

毎秒
人は変わる
それは自分だけではない
毎回、新しい出会い
こんにちは、ごきげんよう
そして、さようなら

その出会いを繰り返す事が出来る

もっとみる