驚愕の美味しさ!自宅で手軽に作れる鶏油(ちーゆ)の作り方 | 節約スキル
鶏油(ちーゆ)とは、鶏肉や鶏皮に熱を加えて抽出した油のことです。
ラーメンやチャーハンなどに使うと、コクと旨味が増して格別な味わいになります。しかし、市販の鶏油はとても高価だったり、気になる方は添加物が気になったりしますね。
そこで今回は、自宅で手軽に作れる鶏油の作り方をご紹介します。
材料は鶏皮だけ!
しかも、鶏皮は安く手に入ることもあります。この記事では、簡単な手順とおすすめの使い方を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
【鶏皮を切ってフライパンに入れるだけ!自家製鶏油の作り方の紹介】
材料:鶏皮
道具:フライパン
今回使った鶏皮は日々の鶏肉料理で使わずに冷凍していた鶏皮です。測ってみると643gありました。
脂が落ちやすいように1センチ幅に切っていきます。この際、特に解凍などはしていません。半分凍ったまま切っています。
切った鶏皮をどんどんフライパンに入れていきます。火加減は鶏皮を焦がさないように中火の弱めです。
しばらく火を通していると、鶏皮から徐々に脂が溶け出します。
20分も経つと、溶け出した脂で鶏皮を揚げているような感じになります。
30分経過した際、一度溜まった脂を取り出しました。
さらに10分経過し十分に脂が出切ったと思ったところで、鶏皮を取り出し、脂も取り出します。この状態になるまで計50分火にかけてました。643gあった鶏皮は、182gになり、脂は128g抽出することができました。
脂の粗熱をとり、タッパーなどに移したら「鶏油(ちーゆ)」の出来上がりです!
時間はかかりましたが、鶏皮から脂を抽出している際は他の料理をすると時間を効率よく使えると思いました。私もベジタブルスティックと付け合わせのソースなどを作りながら行いました。
鶏油を作る際に最も注意したのは「焦げ」です。これはキャラメリゼを行う時と同じで、一度鶏皮が焦げると油に焦げ特有の苦みが移ってしまいます。
私は料理はプロではありませんので、推奨されている火加減よりも少し弱めにし、鶏皮が焦げてしまわないように気を付けました。
最後の10分はそろそろ良いかなと思った頃鶏皮を食べてみて、脂がしっかりと落ちこれ以上は焦げるかもと感じた時に火をとめました。丁度のタイミングだったようで、焦げることなく、とても美味しい鶏脂を抽出することができました。
早速鶏油を使って鶏ガラチャーハンを作ってみました。レシピは下にあります。
【鶏油で作る絶品チャーハンとスープ!簡単に作れておいしいレシピを紹介します】
鶏油は、中華料理やラーメンスープの風味付けに最適な調味料です。
炒め物に入れると香りも豊かになるので、具材を炒める油としても使えます。
また、ドレッシングやマヨネーズに混ぜたりして使う方法もあるようです。ここでは、鶏油を使ったおすすめのレシピを2つ紹介します。
鶏油鶏ガラチャーハン
材料(5人分)
ご飯 1000g
鶏油 大さじ1
卵 3個
鶏ガラ(顆粒)大さじ 2.5
油 大さじ4~5
作り方
卵は溶きほぐす
フライパンに油を熱し、卵を入れる。
同じフライパンにご飯を入れて強火で炒める。
卵とご飯が丁度良く混ぜ合わさり、火が入ったら、鶏ガラを大さじ2.5入れ、さらに鶏油を大さじ1入れる。
丁度良く混ぜ合わせれば完成。
鶏油スープ
材料(4人分)
水 800ml
鶏ガラスープの素 大さじ1.5
塩 少々
白菜 4枚
もやし 100g
豚バラ薄切り肉 100g
長ネギ 1/2本
酢 大さじ2〜3(お好みで)
鶏油 大さじ2〜3(お好みで)
作り方
白菜はざく切りにする。もやしは洗って水気を切る。豚肉は一口大に切る。長ネギは斜め薄切りにする。
鍋に水と鶏ガラスープの素と塩を入れて中火で熱する。
沸騰したら白菜ともやしと豚肉を加えて再び沸騰させる。
火が通ったら長ネギと酢と鶏油を加えて混ぜる。
器に盛って完成。
【鶏油がスーパーフードだった!?記憶力や肝機能にも良い栄養素がたっぷり】
インターネットで調べると、鶏油には、記憶力を高め、肝機能を向上させるコリン、動脈硬化予防に効果のあるビタミンEやセレンなどの栄養素が含まれているそうです。これらの栄養素は美容や健康にも良い効果が期待できるようです。
鶏油は万能調味料として、チャーハンやスープ、パスタや油そばなど様々な料理に使うことができます。
また、鶏油は鶏肉の旨みが凝縮されているので、料理に深みや風味を加えることができます。また、鶏油は高温でも煙が出にくいので、炒め物や揚げ物にも適しているという事です。
なかなか凄い油なんですね。
【食べられなかった鶏皮が大変身!鶏油と鶏皮で作る高級食材と珍味】
鶏皮の触感が苦手で、鶏肉料理の際は鶏皮は取り除いてもらっていたのですが、鶏皮を使った鶏油とその際に出た鶏皮はぞれぞれ高級食材と珍味となり、最高の節約レシピになりました。
鶏油は鶏肉料理や鶏ガラスープを使った料理にはとても相性が良く、少し入れるだけで味がコク深くなります。
また、こんがり香ばしく揚げあがった鶏皮は子どもたちがあっと言う間に食べてしまうほど味は良く、子どもも大人も楽しめる一品となりました。味付けは塩コショウと焼き鳥のタレを用意してみましたが、どちらも評判が良く美味しかったです。
その後
【2024年10月31日追記】鶏油(ちーゆ)を作るようになってからというもの、我が家では鶏油(ちーゆ)を取る際に残る鶏皮が定番のおつまみになっています。
調べてみると、鶏皮自体はコラーゲン、ビタミンB群、ビタミンA、ミネラルなどの栄養素が含まれているようです。
資質が高すぎるようなので、毎日食べることはお勧めではないようですが、時々おつまみとして食べる分には、ただ美味しいだけでなく、身体にとっても栄養が取れる、嬉しいおつまみになるようです。
我が家では妻も子供たちもだいすきな鶏皮のおつまみになっています!
参考情報のサイト:
金融教育サービスGAZKID$を
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