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noteで問われるのはstory 他のSNSとのすみ分けとnoteが選ばれる理由とは?

「なるほど、noteは他のSNSと価値の置き所が違うとうことか」

先日、noteというサービスの魅力をより理解できる情報に触れました。日々、記事のアウトプットに集中して取り組んでいますが、あまり深く考えずにいましたが、noteは他のSNSサービスとは決定的に違う点がいくつかあります。

改めてnoteというサービスが提供している価値について考えます。

noteと他のSNSとの比較

改めて、主だったSNSのサービスの特徴を比較してみます。

「twitter」
最新の情報やトレンドをいち早くチェックできるのがtwitterです。世の中のトレンド(流行)や最新の話題などをリアルタイムで知れるプラットフォームです。

リツイートやいいねなどでどんどん広まる、拡散力と影響力が他のSNSに比べてずば抜けて高いですね。この拡散力の高さゆえに企業の広告や宣伝活動にも使われています。

ニックネームでの発信のため匿名性が高いのも特徴。それゆえ、刺激的な内容や不確実な情報も多い側面があります。文字数制限も140文字までと制限され、その手軽が人気の理由です。

「Facebook」
実名で様々な人とつながることができる、リアルの延長にあるSNS、それがFacebookです。リアルの友達や仕事仲間を見つけやすくつながれます。学校卒業後に旧友とつながれるなどのメリットもあります。

画像付きの投稿が文字数制限なしでできるので自由度の高いSNSです。シェア機能で情報が拡散されていく仕組み。ただ拡散力は実名ベースのネットワークということもあり、twitterほどの力はありません。


「Instagram」
ハッシュタグで画像やストーリーがメインのSNS。10代~20代の若年層に人気で、女性ユーザーが比較的多い傾向があります。

画像や動画投稿がメインのプラットフォームです。「インスタ映え」という言葉はすっかり定着した言葉ですね。そこから「映える」という言葉が独り歩きしてます。

「ハッシュタグ」というタグ付けの機能があり、これにより自分と同じ価値観の人に見てもらえたり、見たいジャンルの画像が検索しやすい特徴があります。掲載される画像は美しいものが多く、生活の中でも「良い一瞬」を切り取ることが多く、逆に日常からかけ離れた世界という側面もあります。

「note」
文章、動画、音楽、画像、イラストなどクリエイティブな作品や創作物などを気軽に投稿できるのがnote。作成した記事を有料コンテンツとして販売できるのも魅力です。

自分の知識や経験を作品としてコンテンツ化できるのでブロガーの方や企業にも人気です。クリエイティブなカテゴリーとの親和性が高く、デザイン関係や音楽関係などのクリエイターの投稿も多いですね。

こうして改めて比較すると、SNSそれぞれに個性があり、使い方が異なります。最近はLITFY(リトフィ)という言葉も見聞きすることがあります。これ、LINE、Instagram、Twitter、Facebook、Youtubeの5大SNSの頭文字をとってLITFY(リトフィ)と言うそうです。特に女性が良く使うSNSということで、ここにはnoteは入っていませんが、このような言葉も出てきていますね。

noteはstoryを軸としたプラットフォーム

上記のように、SNSの各社サービスにはそれぞれ個性がありますが、最近知ったこれらのサービスのキャラクターを端的に表現した言葉があり、とても腹落ちしました。それがこちら。

 twitter = Look at THIS
 Instagram = Look at ME 
 note = Look at STORY

ここにFacebookは抜けていますが、あえてこのパターンで表現するならFacebook = Look at MY LIFE」といったところでしょうか。

他のSNSが何かの対象や感情、個人およびその人の暮らしを扱っているのに対し、noteではSTORYという「物語」に価値を置くSNSというのは納得してしまいます。このSTORYには創作されたものというニュアンスも含まれます。つまりは「作品」なんですよね。

noteを運営するピースオブケイクもnoteを活用して発信する人のことを「クリエイター」と表現していますよね。この「創作する」というニュアンスが強いのがnoteというサービスのキャラクターを形作っているのだと思います。

noteが掲げるミッションはこちら。

「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」

正に「創作」を中心としたサービスということですね。

noteが選ばれる理由

noteには他のSNSとは違う特徴がいくつかあります。

特長①:ランキングがない
これについては先日記事にもしました。

個人に目を向け、それぞれに価値あるクリエーションがあるということを前提にしている点が素敵ですね。また、裏では、記事を探しやすいよう、AIが記事を34分類しているそうです。ランキングに代わる工夫がいろいろとなされているんですね。

特長②:広告がない
これもnoteの大きな魅力点ですね。企業からの押しつけがないので、利用者は創作活動や情報の刺激に素直に向き合えることができます。noteって本当に素敵な創作のフィールドですね。


特長③:荒れない
これはゼロではありませんが、記事を公開するまで多段階でチェックする仕組みがあります。これにより、勢いでコメントを発信してしまうことを防いでいるんですね。

また、noteにいる人たちは心の広い人が多いようにも思います。もちろん全く炎上しないかというとそんなことはあり得ませんが、比較的やわらかい空気感がサービス全体に流れているように思います。

先にご紹介した記事の中にもありますが、ピースオブケイクCEOの加藤貞顕さんのイベントでお話された言葉が印象的なのでご紹介します。

noteには特徴的な点があって、ランキングがないんですよね。サービスの思想として、置かないと決めているんです。ランキングがあると、段々とコンテンツがそこに収斂していきます。人はみんな、ランキングが大好きです。僕もニュースサイトなどを見ている時にはつい押してしまいます。でもそうすると、結局刺激的な見出しや、悪口のようなものになりがちですよね。僕はnoteをそういう「街」にしたくない。当然、ランキングなしでも読者にしっかり読んでもらうとなると、よりインテリジェントな(読んでもらうための)仕組みが必要になりますが、それでもです。そこまでしてコンテンツの多様性を担保したい、と考えています。

noteは「街」なんですよね。やわらかい空気が流れる街の雰囲気が私はとても好きですね。

特長④:共感しやすい
これは共感を生むための仕組みがあります。それがコンテスト。企業やブランドがもつストーリーや、発信したいメッセージをもとにテーマを設定し、クリエイターからコンテスト形式で作品を募集しています。

コンテストを通してクリエイターや読者に考えるきっかけを提供しているのが素晴らしいですね。そのインプットを経てまた新しい創作活動につなげていく。この知が広まっていく仕組みが素敵です。

特長⑤:つながれる
noteにはコミュニティを活性化させる仕組みがあります。イベントやサークルの機能です。コミュニティに向けたイベントを開催したり、仲間を募集してつながれる仕組み鳴っています。クリエイターがコミュニティを手軽に作れるサークル機能を搭載しているのも他のSNSとは異なる魅力ですね。

まとめ

今回は改めて他のSNSと比較してnoteというサービスの魅力を整理してみました。比較して眺めると、各社それぞれ個性があり、活用の仕方が違います。LITFY(リトフィ)という言葉も出てきている通り、これからは自分に合ったサービスを選んで使っていく時代ということです。

「周りの人が使っているから」ではなく、自分の目で見極め、必要なければ使わなければよいのです。実際、私は2年前まではFacebookしか使っていませんでしたが、今は全く使っていません。「自分がやりたいこと」に素直に向き合って「選択」することが大切ですね。

そして、今は全てがダイレクトにつながる時代です。その時代では「共感」が重要な通貨となります。今回整理して、改めてnoteというサービスは共感が生まれやすいようにデザインされている素晴らしいサービスだと感じました。

毎日更新をはじめて、あと一か月で1年が経ちます。これほど毎日コツコツと向き合ってきたサービスは私の人生では他にありません。そこにはやはり創作をし続けたくなる理由があるのだと思います。

まだしばらくはこのnoteという「街」の住人として、自己成長に取り組んで行こうと思います。

お互いに刺激を受け合いながら、何かを生み出す毎日を続けて行けると良いですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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