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椅子をつくりはじめるところ。
ぼちぼち新しい生活のリズムも出てきたところで、まず何かつくってみようと5月の真ん中ぐらいに思いはじめて、ひとまず木材をやりたかったのと、日常使いできるものをと思って、ちょっと背の高いカウンターチェアをつくってみて、大学院のスタジオで使う案がゆるやかに浮上。自主制作。
え、でも何からはじめたらいいんだろうと思いながら、いくつかパラパラと本をめくってみたり、それとなくネットで情報を拾ってみたりして、
ちょっと歩いて、それから描いてみて。
たまには利根川の近くを散策してみようと思い立って、東京藝大前の少し前のバス停で降りてみる。
それで、なんとなく写真を撮ってみたりする。
こういう即席のベンチとか机とかは、いいなあと思う。なんとなく、そこに人の気配が感じられる。
ゴールデンウィーク明けにはDrawingの授業があった。白い壁のスタジオに立ち並ぶ木の枝たち。この木を筆にして墨で描いていく。
"Don't use them,
相棒ではなく伴侶を探して。
今週は火曜日にオランダからやって来たスーザンとビアンカというアーティストによる集中講義とワークショップがあった。
" How to come home in more than human world"
そんなテーマではじまって、みんなで身体を動かしてみたり、ゆっくりとキャンパスの近くの森を無言で歩いてみたり、ちょっと立ち止まってみたりする。そんな日に限って少し肌寒くて小雨がパラついたりする。
新しいデスク。新しい眺め。
昨日から大学院の授業がはじまった。午前中から色々とガイダンスのような時間があって、午後には自分のデスクの場所を決める時間があった。みんなで4階のスタジオと呼ばれる大きな部屋に行って、それぞれに好きな場所を選ぶ。
まあ好きな場所と言っても、すでにM2の先輩が使っている場所もあって、そんなに候補の物件は多くない。そして何というかデスクというよりは、とりあえず木の板に足をつけた簡易的な作業場のような感
32歳の春。この小さな景色を忘れない。
この春、5年間暮らした隠岐を離れて東京へ戻り、4月から東京藝術大学大学院の美術研究科へ進学する。ここにたどりつくまでの経緯なんかは、またどこかでゆっくりと書きたいなと思うけれど、あわただしく3月は過ぎ去っていき、たくさんの人と別れの挨拶をしては手を握った。
ああ、この人とはもっと深く関わることができたかもしれないなあ、と思うこともあれば、いやあ本当によくやったよなあ、と5年間の日々を振り返りなが
見送る気持ちに想いを馳せる。
東京から島根県の離島に移住して4年目になった。島の高校を卒業していく子たち、何かの挫折を感じた人たち、新しい仕事に挑戦していく人たち、気付けばたくさんの人が島から旅立っていくのを、手を振って見送り、そして新しく島にやってくる人を迎えてきた。
先週母国スリランカに帰っていく17歳の留学生の女の子を見送った時は、ちょうどフェリーが出航するタイミングで曇り空から太陽の光が差し込んできて、スッと風が吹き
朝の7時45分に、少し熱めのコーヒーを。
ふーっと、一息ついてコーヒーを飲む時間が好きだ。
と言っても、僕の家には別にコーヒーの豆を挽くミルがあるわけではないし、ささやかなこだわりとしては丸山珈琲のオンラインストアで浅煎りの粉を定期購入しているくらいのもので、グアテマラの豆を熱心に取り寄せたり、週末にときどきコーヒースタンドをやったりする友人たちに比べれば、僕は「まあコーヒー好きかな」のレベルだ。
ただ一つだけ、どうにもこだわってしま
たとえ話のうまい人たち
ゴールデンウィークに入る前に、職場のチームでのロングミーティングあったのだが、そのときチームリーダーのOさんからこんな発言があった。
僕らの今のチーム状況って、サッカーで例えると、前で攻めるフォワードと、後ろのディフェンスの間に距離がある状態なんじゃないかな。これ実際のサッカーの試合では、空いた中盤のスペースで敵にボール回されるから、よくないんだよね。あくまでセオリーだけど、フォワードが前に攻め