相棒ではなく伴侶を探して。
今週は火曜日にオランダからやって来たスーザンとビアンカというアーティストによる集中講義とワークショップがあった。
" How to come home in more than human world"
そんなテーマではじまって、みんなで身体を動かしてみたり、ゆっくりとキャンパスの近くの森を無言で歩いてみたり、ちょっと立ち止まってみたりする。そんな日に限って少し肌寒くて小雨がパラついたりする。
" Then let's try to find a companion species to connect with "
そしてこれが次のお題。Companion Speciesって、自分の相棒みたいな感じなのかなあと思って翻訳してみたら、DeepLでは伴侶と種という単語が出てきた。ということで相棒ではなく伴侶を森で探してみる。
まあ大体一緒のことか。
あてもなく歩き、その途中で大きな木のくぼみに座って、その木が吸い上げる水の流れとか、それが1つひとつの枝の先とか葉っぱまで届いていく流れとか、自分の体内の血液の流れとかを思い浮かべてみる。
そしたら、ちょうど自分の座っているところの向かい側にある木が目に入ってきて、この森にある木と木は根っこはつながっているかもしれないからと転じて、また新しい水の流れを想像してみたりする。
それぞれが見つけたコンパニオンの場所を順番に回って、1人ずつ表現する時間が最後にあったので、そんなことを話してみた。
ある同級生は立ち止まったグランドの砂が自分にはジュエリーみたいに見えるとか、この砂は実はもともと世界のどこか違う国にあったかもしれなくて、そう思うと小さい自分みたいなものを感じるんだと言っていた。
さて今日が何の時間だったのかを上手く言葉にする自信はないものの、また色んな場所で砂をながめてみたいなと思った。あとはお昼からは少し晴れて嬉しかったのでした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?