マガジンのカバー画像

もう一度読みたいnote

634
いつかまた読み返したい、すてきなnoteをまとめました
運営しているクリエイター

2019年8月の記事一覧

あきらとさんへの手紙:noter同士の距離感について、正直いうと私は深く考えたことがない

あきらとさんへの手紙:noter同士の距離感について、正直いうと私は深く考えたことがない

note同期(noteをはじめた時期が一緒くらいの人)のあきらとさんが悩んでいる。あきらとさんとは仲良くさせてもらっているし、学生時代も会社員時代もなぜか同期愛は強い方だったから、今日のnoteはあきらとさんのために書く。
ラッキーなことに、あきらとさんと私、お悩みの件に関しては考え方が全然違うみたい。寄り添う感じのお悩み相談ではないけれど、こんなやついるんだ、と自分と違う考え方に触れることで、も

もっとみる
8/28  noteを心の健康のバロメーターに

8/28  noteを心の健康のバロメーターに

noteを書き始めてから常に私のアンテナはネタを探すようになった。

・今日は何を書こうか?
・このテーマは重たいから準備しないとな。複数回に分けるか。
・今日考えてたこと、この間のアレとつなげられるな。

てな感じでね。

書きたいことについて考えている時というのは非常にポジティブで、目線は未来に向かっているような気がする。たとえ過去を振り返る内容であっても、「じゃあこれからどうしていこうか?」

もっとみる
「そんなに旺盛に生きなくていい」

「そんなに旺盛に生きなくていい」

長嶋有さんの小説でこの言葉に出会ったとき、「あ、この言葉だ」と思った。

若い頃、周囲から「あなたもより良い人生を送りたいと思ってるでしょう?」という前提で話をされるたび、違和感を覚えた。けれど、それをうまく言語化できなかった。

私はそんなに旺盛に生きなくてもいいんです。

あの頃の私はそう言いたかったのだ。



noteに連載していた『ゲストハウスなんくる荘』は23歳のときに書いた小説だ。

もっとみる
noteという場所でなら、ほんとに「つながる」が起きるんだ。

noteという場所でなら、ほんとに「つながる」が起きるんだ。

私が書いたnoteをみつけてくれて、読んでくれる人がいる。

そこからなにかを思って、スキやコメントで伝えてくれる人がいる。

さらに、私のnoteから読んでくれた方自身のnoteに、なんらかの形でつなげてもらえることがある。

すごいことだね。私は有名人でもなければ、すごいことを書いているわけでもない。ただ私の思いをそのまま書いているだけなのに。

***

山田太郎@図解書きさんが、私の書いた

もっとみる
素晴らしい死に様をみせてもらった

素晴らしい死に様をみせてもらった

盆ボヤージュ!(お盆の挨拶)

お盆っていうのは、死者が帰ってくるシステムらしいね。
「天気の子」という映画を見て最近知った。
今年のGWに、父が亡くなったから、「初盆」ということで、通常よりも念入りにやるものらしい。
知らなかったし、バイト当直中なので実家には帰れないんだけども、父が亡くなった5月に書きかけたnoteを放置していたから、これを機に整理してみようかとおもう。

・・・

GW中に、

もっとみる
「誰になんて言われるとうれしいですか?」承認欲求を素直に正しくつかう方法

「誰になんて言われるとうれしいですか?」承認欲求を素直に正しくつかう方法

「人からなんて言われる(褒められる)とうれしいですか?」と何人かの友人に質問をしたら、あまりにそれぞれで、その人らしくて、とてもおもしろかった。

ある人は「かっこいい」と言われるのがいちばんうれしいと言い、ある人は「努力してるね」、ある人は「楽しそうだね」、ある人は「かわいいね」、ある人は「頭がいいね」などそれぞれの答えがあった。

誰に褒められるかにもよるし、恋愛面で言われるのと仕事面で言われ

もっとみる
そっとたたんだハンカチを、胸のなかに

そっとたたんだハンカチを、胸のなかに

ハンカチは、2枚もっておくといい。
1枚は、自分のために。
もう1枚は、差し出せるように。

いまのバッグのなかに、もう1枚のハンカチをいれる余裕はあるかな。



どこかできいたことがあった。2枚のハンカチのはなし。そんなステキな女の子になれたらいいなぁって思ってた。

お出かけのときには、ハンカチとティッシュを忘れずに。そうしていたはずなのに、今ではたまに忘れてしまいそうになる。

ハンカチ

もっとみる
まだ中学生、二人暮らし。

まだ中学生、二人暮らし。

「もう中学生、じゃなくって、『まだ中学生』だよね。おれたちの会話って」

そのセリフを聞いて、つい笑ってしまった。夫よ、いつになく、上手いこと言うじゃないか。

結婚して十年。わたしと夫。プラスねこ一匹で暮らしている。子どもはいない。

わたしと夫は、別々の時期だけれど、職場のストレスでうつ病を経験している。ふたりとも今では通院していないけれど、ときどきズシーンと気持ちが沈み込むこともある。気候だ

もっとみる
ネットの石ころに救われてきた

ネットの石ころに救われてきた

本もそうだけどネットの文章にもずいぶん助けられてきたなぁと思う。救われたというか。

インターネット老人会なので、どうしてもブログより昔のテキストサイトの匂いがするものに郷愁を覚える。まあ、いくつか管理人やってた初期のmixiも懐かしいんですけど。

といっても侍魂さんみたいな超メジャーなテキストサイトにはあまり寄り付かず、ひっそりと誰が誰に言葉を吐いてるのかわからないようなサイトをふらふら歩いて

もっとみる
続いてほしい時間をつないでいく、タイムリミットの優しさ

続いてほしい時間をつないでいく、タイムリミットの優しさ

あと10分だけ。
アラームがなってから、お布団からでる間までにつかってしまうことが多いけど。
楽しい時間を過ごしているときにも、こう言ってしまう。

あと10分だけ、あと5分だけ、あとすこし。
ちょっとだけ、ほんとにあとちょっとだけ。
そうして、時間がすぎていく。



ちょっとだけ、はやく帰らない?
そう言ったのは、半月くらい前の自分だった。

はやくベッドに入って眠りたいのに、なかなかできな

もっとみる
お探しのページは見つかりませんでした。

お探しのページは見つかりませんでした。

ある日のこと、私の好きなnoteクリエイターさんのページを見に行くと、こんな表示が出た。

「お探しのページは見つかりませんでした」

あの人の書いた言葉じゃない。

いやいや、ちょっと待って。あれ?私が何か間違えたのかな?と思った。だって、つい、ちょっと前のエッセイも幸せな日常の感謝の言葉で締めくくられていたのだ。何かの間違いだ、きっと。

そう思い直し、あちこち探してみた。
でも、どうしても見

もっとみる

「明日の自分」にバトンを渡す

それが「今日の自分」の最後の仕事

#つぶやき #言葉

落ちているものを拾い上げた時に【エッセイ】

人の愛は千差万別だ。その姿は波のようにめまぐるしく変化し、繋ぎ留めておくことはできない。
でもそれら全ての愛の起点は、必ずあなた自身が何かの価値を見い出すところから始まるという話を今日はしたい。

極端な話だけどその対象はたった一つのドングリであってもいいんだ。子供だった時のことを思い出してほしい。たとえば形が悪くて誰も見向きもしないドングリがあなたの足下に落ちていたとして、それでもあなたが拾い上

もっとみる