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こだわりランチ漫遊記

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夜の飲食はお仕事絡みもあり、必ずしも自分が本当に食べたい物とは限らない。だからお昼は誰にも気兼ねせずに、好きな物を食べていたい。基本は新しいお店、新しいメニューに挑戦。職場の目黒…
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#町中華

西浅草の常連客いっぱいの町中華「十八番」

西浅草の常連客いっぱいの町中華「十八番」

これこそ町中華の典型「十八番」。浅草といっても西浅草、つまりかっぱ橋道具街方面。電車で行くなら、つくばエクスプレス。自分が正午前に入った時点で満員となる人気店。カウンターが兄弟っぽい二人、ホールに女性。お店も店員も年季が入っている。

 オーダーはノーマルに「炒飯」@850。味は上々、ボリュームたっぷり。具材は焼豚以外にメンマ細切れが入っていたのがユニーク。隣のお客さんが食べていた「ニラシイタケソ

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炒飯が旨そうとピンときた「東竜」

炒飯が旨そうとピンときた「東竜」

以前に目前の蕎麦屋・京橋「恵み屋」に来た時に興味をそそられた中華「東竜」。中華全般の町中華だが、炒飯が美味しそうな印象を受けた。そこで後日に不見転で入店。

 オーダーは「海老炒飯🦐」@930。やや塩分濃い目で焦げ目が香ばしい焼き飯に、素揚げされた海老🦐がドンドンドンと6つ。炒飯最高峰とは言えないまでも、なかなか好感の持てるタイプ。中華スープも美味しくて、ご馳走さまでした。
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人形町で味、量、値段の三拍子揃った中華「佳華」

人形町で味、量、値段の三拍子揃った中華「佳華」

人形町での野暮用帰りに、棒組相棒とランチ。まだ11時過ぎだったので、あまり開いているお店もなく、駅までの帰り道にあった中華「佳華」に不見転で入る。

相棒は「冷やし担々麺」、自分は「牛肉焼きそば」をオーダー。メニューは全品900円(税込)。出てきてビックリ、茶碗に大盛りで炒飯付き。しかもおかわり自由とのこと。そもそも「牛肉焼きそば」がかなりのボリュームで、炒飯は相棒に引き受けてもらう。「牛肉焼きそ

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夏はやっぱり冷やし中華でしょう🇨🇳

夏はやっぱり冷やし中華でしょう🇨🇳

最近はめっきり混むようになった荒川区小台「十八番」。飲食店は人手不足や原材料高騰で閉まっているのだろうか。小上がりは膝がキツいので、カウンター席が空くまで待つ。暑くなったら、やっぱり「冷やし中華🇨🇳」。もうそれ以外に選択肢はない。連れ合いは「酸辣湯麺」。先ずは生ビール🍻をグビグビ。ついでに「おつまみメンマ」。餃子だと麺の後に出てきがちなので「おつまみメンマ」にしたが、やっぱり同じだった。お通

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炒飯は塩味が大事

炒飯は塩味が大事

 友人が食べていて『美味しそうだな』と思っていたのを、しぶとく覚えていて遂に訪問できた新大久保の中華「大明飯店」。駅からの経路を間違えてずいぶん遠回りしてしまったが、本来はJR山手線沿いに新宿方向に4分。着いてみたら入るのに躊躇いそうなキタナシュラン。しかし勇を奮って細長いお店に入店。

 カウンターに座ってメニューを見てみたが、最初からオーダーは「海老🦐炒飯」@880と決めていた。海老は油で素

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原宿の由緒正しき町中華と言えば「昭和軒」

原宿の由緒正しき町中華と言えば「昭和軒」

原宿のとんかつ「ふくよし」には何度振られたかわからない。いつも臨時休業。じゃあ行かなきゃいいのに、ついつい行ってしまう。振られた先は近所の「昭和軒」。神宮前に残る創業64年の由緒正しき町中華。このあたりには珍しいチェーンでないお店。自分が入った後は「満員謝絶」だったのでラッキー。

 オーダーは「麻婆茄子麺」@850🍆。麻婆というほどは辛くなく、ほんのりピリ辛くらい。あまり辛くないことで平和な美

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「アド街」不動前特集で紹介された「味一」炒飯の味を確かめに行く

「アド街」不動前特集で紹介された「味一」炒飯の味を確かめに行く

目黒再訪シリーズ第7弾。過日の「アド街」不動前特集で紹介されていた「中華 味一」。過去に2〜3回行ったことがあったが、改めて味を確かめたかったので再訪。ここの名物は炒飯と湯麺だが、特に炒飯は「東京三大炒飯」に入るか入らないかで、よく取り沙汰されるお店である。開店前でも3人待ち。お店はキタナシュランと言いたいくらいの町中華。でもカウンターは明るく活気が漲っている。

 オーダーは「炒飯」。背脂炒飯、

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町中華ランチは「牛肉カレー炒飯🥩」

町中華ランチは「牛肉カレー炒飯🥩」

亀🐢の水槽の買い替え下見に栄町「コーナン」帰りに、王子に出て「天安門」で中華ランチ。

 先ずは生ビール🍻をグビグビ。オーダーは、連れ合いは「担々麺」。連れ合いは直ぐに決まるが、自分は優柔不断でなかなか決められない、『あっちがいいかな、こっちがいいかな?』と迷ってしまう。5分くらい迷ってしまうと、痺れを切らした連れ合いが「私が決めてやる」と言い出すので、慌てて決定。今日は「麻婆ラーメン」か「牛

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創業76年の浅草「ぼたん」本格炒飯

創業76年の浅草「ぼたん」本格炒飯

ずっと前から行ってみたかった浅草「中華料理 ぼたん」。1948年創業なので、以来76年である。お店は東武百貨店の脇にある花川戸の好立地。お店は改装したのか、けっこうモダンな造り。店内の灯りは大正時代のガス灯みたい。厨房は若い男性が、ホールは若い女性がしっかり人数配置されていて、商売繁盛を実感させられる。ここにも「町中華で飲ろうぜ」ポスターが貼ってあったが記憶にない。どうやら2021年に玉袋筋太郎が

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上中里の珍メニュー「中華ナポリタン」に『なるほどな』

上中里の珍メニュー「中華ナポリタン」に『なるほどな』

「町中華で飲ろうぜ」で高田秋ちゃんが訪問していた、地元である上中里の町中華「ふじもと」。上中里と言っても、本郷通り沿いの駒込寄り。「瀧野川女子学園」いわゆる「瀧女」の裏手。

 高田秋ちゃんは塩ラーメンとトンカツを食べていたが、「中華ナポリタン」@780なる珍メニューがあったので方向転換。こちらはどうやらテレビ東京「タクシー運転手さん、一番うまい店に連れてって!」で紹介された裏メニューだそうだ(今

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小台「十八番」が行列、あらかわ満点メニュー

小台「十八番」が行列、あらかわ満点メニュー

家族で十八番の荒川区小台の「十八番」。安定安心の町中華。今日はお店の前で空き待ち客あり。先ずは生ビール🍻をグビグビ。連れ合いは「餃子🥟が食べたい」と餃子🥟+ラーメン🍜。自分は「あらかわ満点メニュー」の「もやし炒め丼」。ご飯の上にもやし炒めとふわふわ煎り卵が乗っている。小上がりに案内されて、膝が曲がらず悶絶。立って食べた方が楽なくらいだった。加齢とは情けないものだが、いつか来る道しかたない。

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谷根千の町中華「玄奘」で「茄子🍆回鍋肉飯」の強烈パンチ🤛

谷根千の町中華「玄奘」で「茄子🍆回鍋肉飯」の強烈パンチ🤛

作家の先生に教わった白山の町中華「玄奘」。最寄り駅は南北線「東大前」から徒歩8分。意外と近かった。ごくごくふつうの町中華だったが、ポスターが貼ってあるところを見ると「町中華🇨🇳で飲ろうぜ」番組にも登場したようだ。どうやら2021年8月に坂之上茜女史が来たらしい。店名は「西遊記」から。

 先生からは「海老🦐炒飯が美味しい」と聴いていて、その気で来たのだがメニューを見て心変わり。『茄子🍆回鍋

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アド街「浦和特集」で紹介されていた「甲州屋」ラーメンは浦和の人々から76年愛されているお店

アド街「浦和特集」で紹介されていた「甲州屋」ラーメンは浦和の人々から76年愛されているお店

以前にアド街の浦和特集で紹介されていた「甲州屋」。浦和在住の息子に訊いても「あそこは旨い」という高評価だったので、行ってみた。浦和駅西口から駅前通りを真っ直ぐ歩いて7分ほどの繁華街の終わりにある町中華。鰻屋のお隣り。近所で働いている男性たちの食欲が満ち満ちている。ホールの女性2人がハキハキしていてGOOD。昭和22年から創業76年、浦和の人たちから長く愛されているお店。

 オーダーは塩ラーメン+

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「埼玉県人には、そこらへんの草でも食わせとけ!」、「痛風患者は湯麺でも食ってろ」

「埼玉県人には、そこらへんの草でも食わせとけ!」、「痛風患者は湯麺でも食ってろ」

「埼玉県人には、そこらへんの草でも食わせとけ!」は映画「翔んで埼玉」で二階堂ふみ演じる壇ノ浦百美の名セリフ。これに相当するのが痛風患者の町中華。「痛風患者には湯麺でも食わしとけ」ならぬ「痛風患者が食べていいのは湯麺だけ」。脂分の多い中華料理において、痛風患者に許されるのは、野菜タップリの「湯麺」のみ。そしてスープをゴクゴク飲み干すなど許されない。痛風発症期はそんな時期もあったが、今は投薬で尿酸値も

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