マガジンのカバー画像

瑞草的

95
瑞々しい草のように
運営しているクリエイター

記事一覧

京の桜、三月の終わりに。20240402

京の桜、三月の終わりに。20240402

こんばんはー。
4月になりましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

というわけで近況、というか、雑談です。

さて何から話すか…

あ……、

最近仲間入りした、新しいカップです。
薄紫の落ち着いた色合いに、花の紋様が可憐で、とても気に入ってます。
なんとなくコーヒーという感じではないですが、紅茶やハーブティーを飲むにはぴったりのイメージ。これからは夜のティータイムも充実していきそうです。

もっとみる
ディキンソンを祝して

ディキンソンを祝して

みなさん、こんばんは。

個人的な趣味でエミリー・ディキンソンの詩を訳していたのですが、
ついに先日、
訳した詩が50篇になりました!!

いやー、めでたい。飲みましょう。

はい乾杯〜。

……。

「ディキンソンを祝して」というタイトルにしたのに早速自分のお祝いみたいになってて恐縮ですが……
やはりせっかくの機会ではあるので、このまま、思い出を振り返りながら、飲みつつ、書いていきたいと思います

もっとみる
思い出すことなど 20240229

思い出すことなど 20240229

こんばんは。

夏目漱石に『思い出すことなど』というエッセイがあるのですが、タイトルはそこから引用してきました。

これです。

明治43年の夏、
胃潰瘍の悪化から血を吐いて人事不省に陥った漱石が、
なんとか生還した喜びを噛み締めつつ、
病の前後の体験と思索を記録した、
そんな文章になっています。

じつは僕も最近、流行りのインフルエンザにかかって倒れていて、
まあなんとか回復しましたが、とにかく

もっとみる
About the movement of the earth —— あるいはそのエピローグとして

About the movement of the earth —— あるいはそのエピローグとして

前回の続きです。

I died for Beauty — but was scarce
Adjusted in the Tomb
When One who died for Truth, was lain
In an adjoining Room —

He questioned softly “Why I failed ” ?
“For Beauty” , I replied —
“And

もっとみる
『PERFECT DAYS』について

『PERFECT DAYS』について

観てから一週間が経ち、忘れるどころか、ますます深く、自然に、映画のシーンが脳裏をよぎるようになってきた。

「トイレ清掃員の、ほとんどがルーティンで回っている生活をただ観ているだけなんだけど」と人からいわれ、しかし、それが素晴らしい映画なのだと紹介してもらってから、休日の水曜日を待って映画館へ足を運んだ。

洗練されたルーティンには、その人物の美意識や、世界に対峙する姿勢が垣間見えて面白い。

P

もっとみる
茶界からの便り

茶界からの便り

ラ・フランスをいただきました。なんだこのめちゃくちゃうまい果物は……。

あまりのうまさに茶が入りました。

青森の名産、サンつがる(りんご)をイメージして緑茶を香り付けした和製アップルティー、らしいです。アップルが爽やかさとほのかな甘さで緑茶の渋みを消してくれるので、とても飲みやすく、こんな夜のチルタイムにはまさしくうってつけの一杯。

どうしてこんなお洒落なティーが家にあるのかというと、ルピシ

もっとみる
京都旅行!?

京都旅行!?

友人からお酒をいただきました。
(ありがとうございます!)

重い!!(ビンが)

そして久しぶりすぎてソムリエナイフの使い方が…いやそれどころか所在すら分からない。どこだ。。

ありました。(開きました。)

さっそくコルクから香りが。これは、チョコレート?
あるいは新しい本のような…。

きれいなレモンイエロー。ラベルの銀に映えます。

トウモロコシにも似た不思議な香りに誘われてグラスを口へ運

もっとみる
三連休明けのcreature

三連休明けのcreature

三連休、お疲れさまです。

というわけで、飲んでいきたいと思います。

疲れた……

白ワインは鯖の煮込みとはいまいち合いませんが、さつまいものレモン煮とはいい感じです。ワインと魚の相性はよく分かりませんね…

なんだか絵面が秋っぽいので、このまま最近スマホで撮った秋っぽい写真を並べてみましょう。

ここ、どこだっけ……

夕暮れの自販機。

からの、階段。

ひたすら登ってますね。

なにやって

もっとみる
清水焼の郷まつりに行ってきました!

清水焼の郷まつりに行ってきました!

職場でこの陶器市の存在を知り、ちょうど今日(21日)は仕事も休みなので行ってみることに。(むしろ行け、と言わんばかりに今日だけ空いてました…)

場所は山科の清水焼団地。
京都駅から団地まで臨時直行バスが出ているとのことですが、五条通からでも乗れるようなので、

その付近で気になっていたお店でランチを。

ついでにパン屋さんにも立ち寄ったりしつつ。

そんな感じで、来ました。

もう少し何というか

もっとみる
Good day, Good way

Good day, Good way

おはようございます。

今日はいつもの川端通りを散歩してみましょう。

鴨川の東側、川沿いの道です。

いつものという割には、最近はこの辺を歩いてなかったような…

葉が落ちていたり、色づき始めていたり、
季節の移ろいを感じますね。

春から初夏にかけての季節は毎日のようにここを歩いて、新緑の色や香り、吹き抜ける風に癒されていました。

おお、nice view…

それが今はこんな感じで…
とい

もっとみる
スープ

スープ

スープは残酷だ。

神としての自然、その恵みを余すところなく放出する。

逆にいえば、誤魔化しが効かない。

限りなく裸に近い状態で出ていかなければならない。

だからそのような状態で出せるものがない場合は、スープを出さないのがむしろ、最も賢明である。

人間にとってスープとは一種の境界である。

日常から非日常へ。

俗から聖へ。

その境に位置するものは、身体を清め、荒ぶる心を鎮めるようなもの

もっとみる
Check My Soul.

Check My Soul.

さて、淹れてみるか。

なぜか家にブルーマウンテンブレンドがあったので、その豆を使う。あとで聞いたところによると、母がよく行っていた喫茶店が閉店することになり、そこで最後にいただいた豆だ、とのこと。

ミルもドリッパーもペーパーフィルターもあるのでコーヒーは作れるが、ポットがないのでケトルで直接いくしかなく、とても注ぎづらい。あとスケール(はかり)がないので、粉の量や注ぐお湯の量もなんとなく、感覚

もっとみる
ゴンドアートを見てきました〜。

ゴンドアートを見てきました〜。

京都駅からも程近く、南西の方角にある東寺に行ってきました。

東寺には何度か行ったことがあるのですが、
今回の目的は右下のこれ。

というわけで、早速、

食堂(じきどう)へGO。

撮影OKとのことなので、写真を載せていきます。

うおおお…これは…

いきなり大きな、そして圧倒的に細かい作品がきました。

黒い部分の一個一個が(たぶん)鳥のカラスです。

なぜそんなことが分かるのかというと、

もっとみる
最高の夜、最強のインド映画。

最高の夜、最強のインド映画。

最高の夜、、

r、r、r、

、、、

最強のインド映画を見てしまいました。

ラージャマウリ監督の『RRR』。

一応ことわっておくと、僕はインド映画はピザが出てくるやつと(『ピザ!』)、
虎と一緒の小舟で海を漂流するやつしか見たことがありません。(『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』。調べてみたらなんと、アメリカ映画であることが分かりました。)

なので、もしかすると「最強のインド

もっとみる