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内山節と語る未来社会のデザイン①~③【5文でBOOKレビュー13】
夫の"推し"哲学者・内山節先生が、農家のための勉強会などで講師としてお話されてきた内容等がまとめられた書籍です。
家族で何度も読み返していて、我々夫婦の生き方の教科書のような存在となっているシリーズ。
何かと「やめておけ」と多方面から言われがちな業種2トップである”教育と農”をナリワイとしている我々に向けて、「まぁいいから続けてごらん」とふんわり背中を押し続けてくれる内山先生の言葉に励まされま
DIE WITH ZERO【5文でBOOKレビュー12】
最近週1回くらい顔を見せに来てくれる夫の弟がオススメしてくれたので私も読んでみました。
お金の話が中心でしたが、私にとっては「これからの人生、自分が何を大切にしたいのか、これから何を学びたいのか」についてゆっくり考え、計画を立てるきっかけになりました。
つい先日、新しいことを始めるための行動を起こせたのも、この本のおかげもあるかも。
愛読書の交換って、お互いの”好き”や”関心”をチラ見せし合
「叱らない」が子どもを苦しめる【5文でBOOKレビュー 11】トークイベント
子どもとの関わりで悩んでいる先生、ぜひ一度読んでください。
子どもとの関わりで悩んでいる親御さん、ぜひ一度読んでください。
職場の人間関係に悩んでいる方、ぜひ一度読んでください。
大切な人との1日1日を、より良く生きていきたいと思っている人、絶対に読んでください。
まずはタイトルにシビれましたが、タイトル以上のスケールと水深のある1冊です。
(special thanks この1冊を紹介してくれ
坊っちゃん【5文でBOOKレビュー 10】
以前このマガジンで紹介したある書籍の中に夏目漱石についての考察があり、「さて今一度読んでみようか」と手に取ったのが「坊っちゃん」でした。
10代の頃に読んでいたはずなのに、何という新鮮さ!こんなにおもしろいお話だったなんて!
まずね、恐ろしいくらいリアルなんですよ、坊っちゃんに出てくる”職員室”が(私は元教員)。
山嵐もうらなり君も現実にいるよ、赤シャツも狸(こいつが一番リアル)も野だいこも
夏目漱石 ~非西洋の苦闘~【5文でBOOKレビュー 9】
念のため注意書きをしておくと、表題の書籍は「夏目漱石著・非西洋の苦闘」ではなく、「比較文学研究者・評論家である平川祐弘著・夏目漱石 ~非西洋の苦闘」です。
学校の歴史の授業では「1900年なんて時代にイギリス留学したすごい人」などとサラリと紹介されたエライ人物、夏目漱石ですが、"そんな時代"に留学するというのが具体的にどんな風であったかを、著者は膨大な文献資料や自身の研究をもとに、鮮やかに解説し
「叱らない」が子どもを苦しめる【BOOK”ぷ”レビュー 7】
長かった…
この国の「叱らない」ブーム…
ネッ友さんから「もう読みました?」とご紹介頂いた”「叱らない」が子どもを苦しめる”を、早速本日購入してまいりました。
今回は”レビュー”ではなく、あえて読み始める前にこの本を取り上げてみました。さて、どんな内容かな。楽しみ!
呪いの言葉叱らない指導。
叱らない子育て。
「コイツぁスゴイ時代が到来したな…」と戦慄した日から早十数年。
それ以来、われわ
若者よマルクスを読もう〔Ⅰ/Ⅱ〕/マルクスの心を聴く旅シリーズ【5文BOOKレビュー 4】
きっかけは「なんかドイツ感じたい」というユルすぎる動機で図書館でレンタルしたことから(シリーズ3冊目「心を聴く旅」からスタート)。
「18のわたしに、就職活動に向かう前のわたしに読ませてあげたかった」というのが3冊読破した今の感想。
マルクスは、特定の政治思想を掲げる人たちだけのものじゃなかったんだと、頭をガンと打たれた思いです。
”久しく日本において「マルクスを読む」という営みが青年の成長
夜と霧(新版)池田佳代子さん訳 EIN PSYCHOLOGE ERLEBT DAS KONZENTRATIONSLAGER【5文BOOKレビュー 2】
「なぜ勉強するの?」
「なぜ本を読まなければいけないの?」
子ども達から何度となく投げかけられた疑問ですが、私なら黙ってこの1冊を渡して答えに代えたいと思う。
言わずと知れた名著。
第二次世界大戦中に、ナチスにより強制収容所に送られた精神科医ヴィクトール・E・フランクルが、強制収容所での自身の体験、自身や他の収容者の行動を記録しつつ、心の変化の過程を収容から開放にかけての時間の流れに沿って考察し
生きづらさについて考える【5文BOOKレビュー 1】
私のタツリスト人生は、この1冊から始まりました。
ややどんよりムードのタイトルをいい意味で裏切る、痛快なエッセイ集です。
教育、雇用、経済、国際関係…庶民がぼんやり抱く「なんだかおかしい」の複雑な疑問の数々に、こんなにとっかかりやすいヒントを与えてくれる先生にはなかなか出会えません。
教育関係者、10~30代の若い世代は必読。
中学生向けのゼミの題材にもよく使わせて頂いています。
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