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フリーランスナレーターの実態

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フリーランスで声のお仕事をしてきた体験談記事をまとめたマガジンです!
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#ナレーター

突然ですが、“声優”の肩書きを外しました。

突然ですが、“声優”の肩書きを外しました。

突然ですが‥
自分の肩書きから「声優」を外しました!!

過去の記事、何かのメディアで取り上げていただいたときの肩書きは残っていますが(最近外したばかりなので)個人で名乗れるところ(SNSや名刺など)ではもう記載していません。理由は

“声優業よりもナレーター業の収入が上回ってしまったのと、肩書きにできるほどの声優業をしていないから”。

です。

ここにずっと後ろめたさがありました。声優ですと名

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フリーランスは、完全な自由ではない。

フリーランスは、完全な自由ではない。

「フリーランスは、自由でいいよね!」と言われることもありますが、時間は自由っちゃ自由かな?という感じで。

なにが自由じゃないのかって、時間の使い方がです。選ぶことがありすぎる不自由。いや、選べるほどたくさんオファーあるとかそういうんじゃなくて、お仕事をする時には「これをやって」と言われていた方が自由なんですよ、ある意味。

どういうことかというと「あれもやりたい、これもやりたい、それにも興味があ

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~フリーランスならnoteを始めよう!~

~フリーランスならnoteを始めよう!~

noteを始めてから8.9ヶ月くらいだーれにも読まれていませんでした。レビュー数も1記事あたり30あるかないかで。有料記事も書いていましたが、無料記事でそんな具合なので、売れるわけもなく。

漫画の単行本で500円もあれば買えるわけですから、質を比べられるのは当たり前ですよね。しかし今では、最低でも100レビュー。単発記事やメンバーシップもご購読頂けることに。それにしても、なぜ読まれなかったのか?

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フリーランスは働き方ではなく、生き方だ。

フリーランスは働き方ではなく、生き方だ。

「普通に働く」という言葉に、一時期コンプレックスを抱いていました。理由は「僕は普通に働けないんだ」と思っていたからです。

みんなのいう「普通に働く」は、朝決まった時間に起きて、決まった場所へ行き、決まった時間に帰ってを週5で繰り返すいわゆる会社員という働き方のこと。

これができませんでした。いや、正確にいうならやりたくなかった。小さい頃から、父親のこの働き方をみて「何が楽しいんだろ?」と思って

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宅録を肩書きにつけないほうがいい理由【フリーランスで働いて思うこと】

宅録を肩書きにつけないほうがいい理由【フリーランスで働いて思うこと】

 「宅録声優」「宅録ナレーター」いつからか頻繁に見るようになった肩書きです。でも、僕は少し違和感があって。理由は『自宅収録(宅録)は、手段であって肩書きではないのに』と思うからです。

 そして、この“宅録”という言葉をつけることによって“宅録だからしょうがないよね”を言い訳にしているように感じられることもあるからです。

・宅録=自宅収録のこと

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 ※これは「宅録を肩書

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フリーランスナレーター募集って、実際どうなの?

フリーランスナレーター募集って、実際どうなの?

 「フリーランスでどうやって、ナレーターのお仕事をしているんですか?」よく聞かれる質問です。

 毎回「営業です」と答えています。と、いうよりも営業しかやってきていないので、これしか答えようがないといいますか‥(笑)

 でも、そんなこと言われてもって感じですよね。おそらく「どこからお仕事の相談が来るのか知りたい」という意味で聞かれたと思うので。今回は「フリーランスでナレーションのお仕事をする方法

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フリーランスになったとき、ナレーターのお仕事をここから頂きました。

フリーランスになったとき、ナレーターのお仕事をここから頂きました。

最近またポツポツと有料記事のご購入が増えてきて、嬉しいんですが、半面「満足してもらえているだろうか」というハラハラも感じています。さて、今日も頑張って「読んでよかった」も思っていただける記事を書きますよーっと!

「フリーランスで営業をするには?お仕事獲得につなげるには何をしたらいいのか?」は、いつのタイミングでも(波はあれ)需要があるのかな?と感じています

なので今回は「実績ゼロでフリーランス

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クラウドソーシングってどうなの?【声優・ナレーター募集】

クラウドソーシングってどうなの?【声優・ナレーター募集】

 声優・ナレーターのお仕事募集を探していると、高確率で『クラウドソーシング』に行き着きます。安すぎるから経験にならないとか、貢献できている気持ちになれるとか、いろいろ言われていますが『で、結局のところどうなの?』と感じられる人もいると思うんです。

 今回は僕なりではありますが、フリーランスで声のお仕事をやらせていただいている身として、クラウドソーシングのメリット、デメリットを書いていきます!

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【フリーランス声優・ナレーター】誰も言わないリアルな営業方法】~中級編~

【フリーランス声優・ナレーター】誰も言わないリアルな営業方法】~中級編~

フリーで新たなお仕事をしていくのに、欠かせないのが“営業”です。

今回は“中級編”と題しまして、ある程度仕事をしていけるようになった時にする声のお仕事営業に関して書いていきます!ポイントは5つ!

【関連記事】

・実績ゼロから!フリーランス声優の営業法をインタビューしてみた

・声のお仕事に関する記事のまとめ

【1.必要な時間とお金を考える】

営業、オーディション、ツテ、人脈と、お仕事を手

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声優・ナレーターは、学校や養成所に行かなくともなれてしまう時代

声優・ナレーターは、学校や養成所に行かなくともなれてしまう時代

声優、ナレーターの有野優樹(ありのひろき)です。高校生の頃に養成所に通い始め、現在はフリーランスで喋りのお仕事をやらせて頂いております。勉強期間から含めれば10年。ようやくスタート地点に立てた気がします。何にそんなに時間がかかったのか?

“プロ視点で物事を考えること”

技術や腕が云々というよりも、「今そこ悩むところじゃないよーまだ早いよー」に気づけなかったんです。誰よりも下手なのはよくわかって

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【声のお仕事を選ぶ基準】~後悔しない選び方~

【声のお仕事を選ぶ基準】~後悔しない選び方~

 と、いうとなんだか偉そうな感じになってしますが、ちゃんと“自分なりの基準”を持っていた方がいいと思うんです。じゃないと、なんでもかんでもやりますやりますと言っていたら時間も体力もすぐ無くなっちゃいますから。

 僕はお仕事を受ける前に確認をする3つのことと、お仕事をやるときに確認する3つのことがあります。

【お仕事を受ける前に確認すること】 1.体調

 2.スケジュール

 3.どの媒体で使

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声優・ナレーターのギャラ基準は?

声優・ナレーターのギャラ基準は?

 フリーランスで声のお仕事をしていると(とくに始めた手の方に)『ギャランティーをどのくらいの見積もりで出したら良いのかわからない』とご相談を受けることがあります。

 声優であればランク制度によって規定額が決まっていますが、ナレーションやゲームになると(一応相場はありますが)明確に決まった額、基準があるわけではありません。

 今回は、ランク制度のお話とナレーションのギャランティー基準について、経

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フリーになって感じた“ナレーションを読めることの大切さ”

フリーになって感じた“ナレーションを読めることの大切さ”

 演劇専門学校卒業後、声優事務所に1年間所属していました。フリーランスになって、4年くらい経とうとしている今日この頃、今になって思うのは“もっと、繋がりを作っておけばよかったあぁぁぁぁ”ということです。

 そして、フリーを経験してきて力をつけておいてよかったなと感じたのは、“ナレーションを読めること”です。

 今回は、なんでそう思ったのか?を書いていきます!

【人脈は大切だと言うけれど】

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