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フリーになって感じた“ナレーションを読めることの大切さ”

 演劇専門学校卒業後、声優事務所に1年間所属していました。フリーランスになって、4年くらい経とうとしている今日この頃、今になって思うのは“もっと、繋がりを作っておけばよかったあぁぁぁぁ”ということです。

 そして、フリーを経験してきて力をつけておいてよかったなと感じたのは、“ナレーションを読めること”です。

 今回は、なんでそう思ったのか?を書いていきます!


【人脈は大切だと言うけれど】

 人脈、繋がり、フォロワー‥も、1つ大切なことかもしれません。ですが「#〇〇さんと繋がりたい」というタグがあるように、繋がることを目的にしている現象があるのも事実です。

 今、一生懸命勉強しているのは“繋がるため”にやっているのでしょうか。おそらく、違いますよね。資格を取りたい、仕事にしたい、力をつけたいからなど。

 養成所を出るとき、学校を卒業するとき、自分が行きたい方向(やりたい仕事の系統)を明確にしておけば、どこにどんなアピールをするべきかわかってきます。媚を売れってことではなく、うまくなるためには“正しい努力を知ること”だと思っているからなんです。

 ホームランを打ちたいって言っているのに、ゲームばかりしていてはダメですよね。素振りなり、球を遠くに飛ばせるだけの筋肉をつけるなりしなきゃいけません。

 その先生は本当に仕事をしている人ですか?教えることを生業としていませんか?師匠選びも芸のうちです。たくさんの人のやり方、パターンを始めたてのうちほどたくさん見てください。


【フリーランスは仕事を知る術が少ない!!】

 フリーになったとき、まずは登録制のナレーター事務所に登録しまくりました。声のお仕事以外の案件が来てもとにかくやりました。エキストラ、一言だけの映像演技、司会、AD業務のようなものまで。

 やっていた理由は、“自分の名前と、フットワークの軽さをアピールするため”です。正直、やりたくなかったですよ。映像(エキストラ)は拘束時間が長いですし、その割にはコンビニバイトよりも時給が低いですし。

 今では、最低限『時給を下回らない』ことを条件に、見積もりを提示させていただいています。

 AD業務も「それじゃ、ディレクターになっときちゃんと指示できねーぞ」と言われたり。(内心、別にやりたくないよと思っていましたが)

 ですが今その登録会社様からは、ナレーション系のオーディション、候補出しをいただけるようになりました。なぜ、ここにここまでしてアピールしていたか?

候補だしの権利を持っていたからです。



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