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突然ですが、“声優”の肩書きを外しました。

突然ですが‥
自分の肩書きから「声優」を外しました!!

過去の記事、何かのメディアで取り上げていただいたときの肩書きは残っていますが(最近外したばかりなので)個人で名乗れるところ(SNSや名刺など)ではもう記載していません。理由は


“声優業よりもナレーター業の収入が上回ってしまったのと、肩書きにできるほどの声優業をしていないから”。

です。


ここにずっと後ろめたさがありました。声優ですと名乗るたびに

「何の作品に出てるんですか!?」

言われてしまうことが。そりゃそうですよね。声優といえば、アニメや吹き替えをやっていると思いますもの。

でもナレーションであれば、CMをやらせてもらいましたーとか、web動画でPanasonicや三菱UFJニコスを〜と言えるんです。


声優を名乗るということは、名前を言ったらすぐに
わかる声優さんと同じお仕事だということでもあります。

「‥無理だ。名乗れない。」

ナレーターと名乗るということは、名前を言ったらすぐわかるナレーターと同じお仕事だということになります。

「ナレーターならば、なんとか(新人で無名ではありますが)同じお仕事をやっています!」

と名乗れます。

もしかしたら自覚がなかっただけで、調子に乗っていたのかもしれません。ちょっと仕事をしたことがあるからと言って。

だからなんだって話かもしれませんが、自分の中では大きなことです。今まで名乗っていた肩書きを外すというのは。


声優・ナレーターというお仕事。

声のお仕事一本でやっていくのは、本当に厳しいです。できれば、喋り一本に集中したい。でも、そうはいきません。フリーランスなので、事務作業やら講師やらいろいろな細々したことがあります。

それに僕は「僕にとっての声優は、職業ではなく役割なんだ」と感じたんです。僕としてお話しさせていただく現場(ラジオや怪談語りなど)では、声優・ナレーターさんとご紹介頂けますが、お仕事ではなく“役割としての声優”なんです。

“役割のしての声優”とはどういうことか?

その日、その現場では「お芝居(声優)」を求められ、演じることを担っているのでそういう意味では“声優”ではあるんですが、スタジオを出たら声優ではなくなります。職業ではなく、その現場で“声優”の役割をこなしてきただけなので。

先生と同じ感じでしょうか。学校にいるときには先生ですが、外に出て仕舞えば先生ではなくなります。学校の中で「先生の役割」をこなしてきたような。あれ、わかりにくい例えかもしれませんね。忘れてください。



何のきっかけで、いきなり肩書きを外したのか?7.31日が誕生日だからなんです。生まれた日じゃないですか。生まれ変わるといいますか、新たな人生のスタートなので“よし、ここから再スタートだ!”と、意気込んだわけでしてね。

有野ですと名乗ったら「あぁ、ナレーターさんの」と言ってもらえるように頑張ります。あとついでに、名前の読み間違いをなくしてもらえるようにも頑張ります!

優樹は“ゆうき”じゃなくて、“ひろき”と一発で読んでもらえるように!!!



決意表明 ナレーター
有野優樹(ありのひろき)

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