記事一覧
あまのじゃく男の戯言 #009
【今こそ「過去は変えられない」がキラーワードか】
世の中でいう、偏差値が高いと分類される大学の出身者に対して、偏差値が低い大学の出身者・高卒・それ以下の人間は「学歴は関係ない」と咆哮する。僻みからくるのか、学歴がなくても成功できると自分に言い聞かせたいのか。
就職活動で学歴フィルターがかけられ、不適切な対応を受けたと嘆き、反発する大学生のニュースを見た。当たり前だろうと思う。あなたが高校生のこ
あまのじゃく男の戯言 #008
【Instagramのフォロワーに向けた料理写真か】
シングルマザーなのに(だからこそ?)、明らかに子供1人と食べるにしては多すぎる料理を、華やかにInstagramにアップしているのをよくみる。自分が食べたいのではなく、フォロワーに向けて料理をしているのだろうか。写真をアップしていない日は何を食べているのか、残り物か。むしろ、その生活感をアップしたほうが印象が好転するのにもったいないと感じてい
あまのじゃく男の戯言 #006
【50m走は手を繋いでゴールが良いか】
近頃の運動会では、競争要素を排除し、みんなで協力して何かをすることに重きを置いているそうだ。賛否両論あると思うが、私は反対で、競争社会の厳しさやそれに向けて努力する姿勢、勝ったときに満足感を、小さいころから身に付けるべきと考える。
昔は、徒競走の際には、タイムが早い順に組んでいき走っていく。最終組で1位になった子が、学校で一番足が速いというロジックであっ
あまのじゃく男の戯言 #003
【ライスワークとワイフワーク】
「新しい家族を授かりました。さらに、家族のために頑張って働くんだ」意気揚々と投稿されたSNSを見ると、反吐が出る。
結婚して、子供ができて家族が増える。その瞬間に、ライフワークがライスワークに変わってしまうと思っている。なぜなら、独身時代と比べて、挑戦することへの障壁が下がることは決してありえないからだ。
私は結婚する人をみると、勿体ないと思うと同時に、守らな
あまのじゃく男の戯言#002
【人の強みは相対性尺度で決まる?】
私は理系出身で、研究が盛んな大学を卒業している。研究室に配属されると、日夜研究に励み、論文を執筆したり、学会発表したりするのが当たり前の大学だった。
そこでも私の、天邪鬼は顔をだす。就職活動に研究内容はほとんど関係ない(研究職以外を受けていたため)ことがわかると、周りが研究に打ち込んでいる中、人間性を磨く目的でアルバイトに打ち込んだ。
今思えば、研究で優秀
あまのじゃく男の戯言 #001
【売れないアイドルこそ正義?】
昔、ライブスタッフをアルバイトでしていた経験がある。売れないアイドルの現場で働くことが多く、ライブハウスのキャパは多くて1000人、しかも、十数ものグループでのフェスが多かった。
彼女らのSNSフォロワーは1000を超えていれば、万々歳であるくらいの知名度であったが、われわれアルバイトにも元気に挨拶をし、カッコいいとはお世辞でも言えないファンにも笑顔で対応する。