あまのじゃく男

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あまのじゃく男の戯言 #011

【男性経営者の肩書には、"〇児の父"は使われない】 情報番組を見ているとよくわからない自称"経営者"や"実業家"のようjな人間が、偉そうに世の中のニュースにコメントしている姿をよく見る。無知のタレントよりは的確なことをコメントしているように見えるが、実際は何も生産性がないようにも感じる。 女性経営者や女性実業家となると、「2児の母」とか「3人の子供を育てるシングルマザー経営者」みたいな肩書が紹介されている。そのような肩書を許しているコメンテーターこそ、フェミニズムを謳って

    • あまのじゃく男の戯言 "010

      【頭が悪ければ海外へ行け】 芸能人の子育て特集をみていると、やたらと幼少のころから英才教育や英語教育に力を注いでいることをよく見る。まったく無駄なことだと私は感じる。なぜなら、ほとんどの芸能人は勉強ができずに、頭もよくない。多くのエビデンスが示しているように、偏差値は遺伝することが知られている。ただし、年収と子供の偏差値も相関関係があることも知られているので、後者に関しては、芸能人も対象となるだろう。 しかし、日本語もきっちり話せないような低偏差値の人間が、英語を学ぶのは

      • あまのじゃく男の戯言 #009

        【今こそ「過去は変えられない」がキラーワードか】 世の中でいう、偏差値が高いと分類される大学の出身者に対して、偏差値が低い大学の出身者・高卒・それ以下の人間は「学歴は関係ない」と咆哮する。僻みからくるのか、学歴がなくても成功できると自分に言い聞かせたいのか。 就職活動で学歴フィルターがかけられ、不適切な対応を受けたと嘆き、反発する大学生のニュースを見た。当たり前だろうと思う。あなたが高校生のころ努力もせずに、そして浪人するという選択肢も選ばずに、なあなあと大学に入ったのが

        • あまのじゃく男の戯言 #008

          【Instagramのフォロワーに向けた料理写真か】 シングルマザーなのに(だからこそ?)、明らかに子供1人と食べるにしては多すぎる料理を、華やかにInstagramにアップしているのをよくみる。自分が食べたいのではなく、フォロワーに向けて料理をしているのだろうか。写真をアップしていない日は何を食べているのか、残り物か。むしろ、その生活感をアップしたほうが印象が好転するのにもったいないと感じている(ただでさえ、シングルマザーということで印象は高くない) 個人的には、華やか

        あまのじゃく男の戯言 #011

          あまのじゃく男の戯言 #007

          【選手と解説者の素質は違うか】 大谷選手の二刀流が大成功し、世の中を騒がせている。日本ですら二刀流に反対していた、自称"野球解説者"たちは、すぐに手のひらを返し、大谷選手を褒めたたえる。こういう際に、すぐに意見を変えるのが、日本人の習性なのかもしれない。 元プロ野球選手の中に、大谷選手を超える選手はほとんどいないにもかかわらず、偉そうに、野球解説者が大谷選手の投打を評価しているのは、甚だ違和感がある。野球解説者たちの正しい解説としては、「すごすぎてわかりません」だろう。た

          あまのじゃく男の戯言 #007

          あまのじゃく男の戯言 #006

          【50m走は手を繋いでゴールが良いか】 近頃の運動会では、競争要素を排除し、みんなで協力して何かをすることに重きを置いているそうだ。賛否両論あると思うが、私は反対で、競争社会の厳しさやそれに向けて努力する姿勢、勝ったときに満足感を、小さいころから身に付けるべきと考える。 昔は、徒競走の際には、タイムが早い順に組んでいき走っていく。最終組で1位になった子が、学校で一番足が速いというロジックであった。こういった方法に反対する人間は、大抵"競争に負けている"人間サイドだ。この例

          あまのじゃく男の戯言 #006

          あまのじゃく男の戯言 #005

          【SDGsを謳う芸能人よ、勉強してください】 先日まで、TVはじめメディアでは、「#選挙にいこう」と有名俳優、有名女優が投げかけていた。本気で日本を変えたいと思い、このPRに参加している俳優には嫌気がさす。政治に興味がない若者が選挙に行って、適当な党に投票するほうがおかしなことになるし、白紙で出せばいいという人もいるが、白紙で出しているということは最大与党に投票していることと何ら変わりない。 有名俳優、有名女優が「#選挙にいこう」と推奨するのは選挙期間のみ、決して、「#政

          あまのじゃく男の戯言 #005

          あまのじゃく男の戯言 #004

          【ゴルフウェアのインスタグラマーはほとんどパパがいるか】 顔に自信がない男は、髪と服をなんとかすれば、それなりにモテるだろう。どこかの雑誌で、いかにも"顔がいい"著者が、ろくろを回しながらこう語っていた。 私は、ファッションが大好きで、ブランドものを身にまとうことが多々ある。あまり有名になっていない海外ブランドの服を身に着けて、グッチやヴィトンで着飾っている、"ヤンキー金持ち風人間"を下に見て生きている。 ただ、最近はSNSの流行に拍車がかかり、あまり有名になっていない

          あまのじゃく男の戯言 #004

          あまのじゃく男の戯言 #003

          【ライスワークとワイフワーク】 「新しい家族を授かりました。さらに、家族のために頑張って働くんだ」意気揚々と投稿されたSNSを見ると、反吐が出る。 結婚して、子供ができて家族が増える。その瞬間に、ライフワークがライスワークに変わってしまうと思っている。なぜなら、独身時代と比べて、挑戦することへの障壁が下がることは決してありえないからだ。 私は結婚する人をみると、勿体ないと思うと同時に、守らなければいけないものを守るために、すさまじく退屈で億劫な人生に移行するとも感じてい

          あまのじゃく男の戯言 #003

          あまのじゃく男の戯言#002

          【人の強みは相対性尺度で決まる?】 私は理系出身で、研究が盛んな大学を卒業している。研究室に配属されると、日夜研究に励み、論文を執筆したり、学会発表したりするのが当たり前の大学だった。 そこでも私の、天邪鬼は顔をだす。就職活動に研究内容はほとんど関係ない(研究職以外を受けていたため)ことがわかると、周りが研究に打ち込んでいる中、人間性を磨く目的でアルバイトに打ち込んだ。 今思えば、研究で優秀な賞をとっている周りの人間に対して、"私も研究に打ち込んでいれば、それぐらいでき

          あまのじゃく男の戯言#002

          あまのじゃく男の戯言 #001

          【売れないアイドルこそ正義?】 昔、ライブスタッフをアルバイトでしていた経験がある。売れないアイドルの現場で働くことが多く、ライブハウスのキャパは多くて1000人、しかも、十数ものグループでのフェスが多かった。 彼女らのSNSフォロワーは1000を超えていれば、万々歳であるくらいの知名度であったが、われわれアルバイトにも元気に挨拶をし、カッコいいとはお世辞でも言えないファンにも笑顔で対応する。 私は彼女たちを心から応援したい気持ちになり、彼女らの活動を気にするようになっ

          あまのじゃく男の戯言 #001