あまのじゃく男の戯言 #007

【選手と解説者の素質は違うか】

大谷選手の二刀流が大成功し、世の中を騒がせている。日本ですら二刀流に反対していた、自称"野球解説者"たちは、すぐに手のひらを返し、大谷選手を褒めたたえる。こういう際に、すぐに意見を変えるのが、日本人の習性なのかもしれない。

元プロ野球選手の中に、大谷選手を超える選手はほとんどいないにもかかわらず、偉そうに、野球解説者が大谷選手の投打を評価しているのは、甚だ違和感がある。野球解説者たちの正しい解説としては、「すごすぎてわかりません」だろう。ただ、それでは会話にならないので、知らない世界に対して適当に意見を言っているのだろう。

大谷選手を評価できるのは、イチローさんくらいであろう。どこかのTVでイチローさんは、大谷選手のことを単純なリスペクトで評していた記憶がある。

自称"解説者"はたいして、社会に揉まれてもいないのに、あたかも社会の一員として野球選手を解説していることがおかしいのだろうか。だから、TV番組で、パワハラやセクハラ発言をしてしまうのだろう。彼らは時代遅れである閑雅に対して、違和感すら覚えていないのだろう。

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