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ゆい奈
2022年7月27日 22:58
晴れ朝、酵素ドリンクをのみながら『ことばの途上』を読みおえる。おにぎりを拵え、仕事へと向かう。とても慌ただしく、一向にやらなければいけない仕事が終わらないという状況が退勤時間ギリギリまで続き、解せぬ、という具合。がしかし、そういう日もあるわけで、そういう日があるからこそ、誰かのやさしさに触れることができるのであって、一人では生きていけないなんて、わかっているはずなのにね、と帰りの車内で思ったり
2022年7月5日 21:59
20220704|朝から雨セミの声は聞こえるし、カブトムシは甘ったるい匂いのするゼリーのなかに体ごと浸っている。あのかたい背中もひょっとして甘い匂いになっていたりしないかなんてばかなことを考えながら、雨の音は、記憶を遠い過去へと連れていき、どうすることもできないものだけを残してどこかへ消えた。あのひとは、きょうも誰かをおもって、すこし死んだりしながら息をして、いつまでも消えない悲しみに絶望して
2022年6月29日 22:22
どうやら梅雨が明けたようです。いかがお過ごしですか。私はというと、きょう職場のひととの会話で「会ってすぐに『私、人見知りなんです』っていうひと、ズルくないっすか」というようなことを話し、そのひとは「ずるいよ〜でもそれが言えるようになったら楽よ」というので、食い気味に「え、でもそれって相手に気ぃ遣えっていってるようなもんですよね」というようなことをいってしまい、反省中。”私は喋らないからね、人
2022年6月19日 20:50
開店時間は23時、尾道にある古本屋弐捨dBを営む店主(中原中也への情熱が凄い)のエッセイと日記が綴られた一冊。彼の目にうつるもの、触れるもの、心かよわすもの、それらの日々の真ん中に、なんの違和感もなく自然とあらゆる詩が存在する。時に棘のような鋭さを露わにし、あるいは噛み付くような刃をも隠さず、しかし読むものの心は、瞬く間に奪われ、彼の切実な思いに涙ぐむ。終いには、自分の吐く言葉のすべてが嘘くさ
2022年6月17日 21:43
芥川賞候補作のすべての著者が女性という見出しと、作品の内容よりも大きく取り上げられた作家の顔写真をみて、今朝の私は静かに怒っていたのだった。N/Aの年森さんは性別を明かしていない状態だったわけだけれど、こんなふうにカテゴライズされることによって、結果、性別を世に公表することとなり、さて、今、何を思うのか。そもそも彼ら彼女らが生み出す物語を、紡ぐ言葉を、待ち望んでいる私には、性別や姿などの情報は全く
2022年6月1日 06:00
火曜日の朝、こちらは雨。家のなかは青白く、静けさを纏い、なんともいえないよそよそしさ。この雨で、心配事のひとつ、アナベル(紫陽花)がきちんと根付いてくれたらいいのにと淡い期待を寄せています。そんな静かな朝に『月金帳』は読みおえられました。身のまわりに起こる、あるいは意識にものぼらないぼんやりと視点をうつした先に存在するもの、それらをあるがままの飾らない言葉で綴られた書簡たちは、さざなみのよ
2022年5月22日 22:10
2022年5月19日 21:50
2022年4月5日 21:24
2022年3月22日 21:07
2022年3月14日 22:04
2022年2月15日 21:00
2022年1月18日 22:31
2022年1月13日 20:58
書きたいこと、たくさんあって、なのに書けなくて、どうしようもなく、なので、きょうのことを書くことにして、そのあとまだすこし書けるようなら、それまでのことも書いてみようとおもう。