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出会いの場であり、職業訓練所でもある。寝たきりになっても働ける「分身ロボットカフェ」とは?
寝たきりの、先へ行く−−
これは「人類の孤独の解消」を目指す、オリィ研究所によるプロジェクト「分身ロボットカフェDAWN」のキャッチコピーだ。たとえ寝たきりでも仲間と共に働けるカフェとは、どんなものなのだろうか。
ALS患者の声を救うサービスなど、以前からオリィ研究所のプロジェクトに注目している筆者は、今回もまた「障がい者支援」という言葉では片付けられないポテンシャルを秘めていることを確信して
疾患啓発は一日にして成らず。「アイス・バケツ・チャレンジ」のその先にあるものとは?
6月21日は何の日か知っているだろうか。「世界ALSデー」である。
ALS(筋萎縮性側索硬化症)とは、筋肉を動かす神経の障害により全身が動かなくなってしまう、効果的な治療法のない難病だ。昨年、アメリカからはじまり世界的なムーブメントとなった「アイス・バケツ・チャレンジ」は記憶に新しいだろう。
アイス・バケツ・チャレンジは、ALS患者と患者団体を支援する募金イベントで、企画内容としてはALS協会
3.11が遠い記憶になってしまっても、震災遺族のためにできることがある
東日本大震災から7年。警視庁によると、2018年3月1日現在の東日本大震災における死者は1万5895人、身元不明のご遺体は62人(岩手県52人、宮城県10人)いる。
また、行方不明者は2539人で、警察はこれまでにのべ67万人以上を投入して捜索し、この1年では15人(うち死者2人)の身元が特定できたとのことだ。
所持品や身体的な特徴、歯型鑑定、DNA鑑定により99.6%以上の身元が判明している