Tomo

自分が生きていく中で日々の思いや感情を吐露します。人生、放浪しています。 好きなものは…

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自分が生きていく中で日々の思いや感情を吐露します。人生、放浪しています。 好きなものは喫茶店と一人旅。

マガジン

  • 人生放浪記。

    何をして生きていくのか、幸せとは何か、生きるとは何か。 自分の人生の指針を見つけ、放浪する話。

  • 1か月の投稿

    1か月間、毎日投稿をしたら何か変わるのか気になったので挑戦してみた話

記事一覧

『発達障害(ADHD)』と診断されて。

いつ、どこで、見て聞いたかも忘れてしまったが、発達障害という言葉に出会ったのは結構最近のことだと思う。自分がずっと抱えていた生きづらさについてネットで検索したり…

Tomo
2年前
12

自分の『足』で立つ事が、こんなに難しいとは思わなかった。

沖縄に来てから、そろそろ1週間が経とうとしている。ひたすら海を見たり、観光地に出掛けたりと充実していたがついにやる事が無くなってきた。今日なんて昼に安いバイキン…

Tomo
3年前
7

『死に場所』を探して。

ファームステイ先から出て、沖縄を目指す事にした。日が登り出した早朝のバス停から港へ向かうバスに乗り込み、通学の為に通う高校生の中に紛れながら20代半ばの無職が揺ら…

Tomo
3年前
3

『25歳』という不安と梅雨の海。

ついこの間、25歳の誕生日だった。あれから数日が経ち、もう20代半ばなのかと不安に駆られている。コロナの影響で希望していた会社の採用枠が白紙になり、あっという間に無…

Tomo
3年前
20

ゲストハウスでその日に知り合った、年収数千万の『社長』とドライブした話。

僕は今、奄美大島に来ている。国内で数少ない国産のコーヒーを学ぶ為に来たのだが、奄美では珍しい4月の台風の到来によって移動が困難な状態だ。ゲストハウスに延泊し、急…

Tomo
3年前
9

母の『骨』が、腕の中で軋んだ。

母が病院から退院して、実家に戻ってきた。僕が知っている母とは違い、別人のように見える。少し丸みのある顔がすっきりして、着ていた洋服がだぼだぼに弛んで行き場を無く…

Tomo
3年前
5

『自然』の中に、失った僕たちの生活がある。

友人と初めて泊まりのキャンプに行った。お互いにテントと寝袋を持っていないので、バンガローを予約して平日の昼間から珈琲を飲んだり、焚き火をしたりと『自然』を満喫し…

Tomo
3年前
5

産まれて、生きる事を『強制』された人達へ。

僕は反出生主義者なのかもしれない。簡単に説明すると、人は産まれて来なければ良かったのかもしれない。という考えである。物凄く物騒な話かもしれないけど、相模原のやま…

Tomo
3年前
16

毎日noteを始めて1ヶ月経って分かったのは、『自分』を知ること。

自分の過去や感情を吐き出して続けて、目標の1ヶ月を達成した。毎日1000字以上かそれに近い文字数を書き綴って、分かったのはしんどい時と意外と書ける時の落差がある事。…

Tomo
3年前
12

大学生になるあなたへ、『忘れ物』に注意せよ。

大学を卒業してから数日。僕は2ヶ月前ぐらいから焦燥感と不安に塗れていた。いざ大学を卒業するとなると、これからやっていけるんだろうかと何度も思ってしまう。何か大学…

Tomo
3年前
2

コミュニケーションという摩擦で誰もが『犬』になっている。

実家に帰ってからしんどさが増している。身体のあっちこっちに擦り傷が出来ている気がする。何処で擦りむいたのかは分かっている。父とのコミュニケーションがただの傷つけ…

Tomo
3年前
6

人の人生を『失敗だ』と決めつけるな。

『お前の人生失敗だったんじゃないのか?』 昨日の朝、父から言われた一言である。テレビを見ながら僕の顔なんて見ようともせずに、言ったその一言に腹が立った。なんて無…

Tomo
3年前
8

親との関係は『呪い』でしかない。

愛より重い『呪い』はないと、何処かで聞いた。実家にいた頃から、家族をしんどいと思う事が幾度もあった。別に毒親では無い。父は自営業で母は専業主婦の恵まれた家庭に自…

Tomo
3年前
8

生きることは、何かからの『卒業』だ。

今日、僕は大学を『卒業』した。朝早く起きて成人式の時以来余り着ていないスーツに袖を通し、姉から卒業祝いで貰ったネクタイを首筋で交差した。友人の家に泊まっていたの…

Tomo
3年前
10

孤独や不安を拭うのは、『梅の香り』と人と過ごす『日々の時間』

天気の良い日が続いて、散歩をすると必ず梅の香りがする。いつも歩く河川沿いの桜の蕾が緑色に膨らみ始めていた。冬が去り、春がを迎え入れる準備が着実に進んでいるのだろ…

Tomo
3年前
10

他人に自分の『本質』を委ねるな。

『自分の人生の責任を取る。』 最近僕が目指している生き方でこれを実現するのはとても怖い事だと思う。今まで生きて行く上で、何かを選択しなければならない場面が多くあ…

Tomo
3年前
8
『発達障害(ADHD)』と診断されて。

『発達障害(ADHD)』と診断されて。

いつ、どこで、見て聞いたかも忘れてしまったが、発達障害という言葉に出会ったのは結構最近のことだと思う。自分がずっと抱えていた生きづらさについてネットで検索したり、本を読み漁ったり、Twitterで『生きづらい』と検索すると出てくる多くの人たちの声を聞いて、僕の中で確信と否定に変わっていく。

自分も発達障害なのか? それともただの努力不足で無能なだけではないのか? 

今までの半生を振り返って、仕

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自分の『足』で立つ事が、こんなに難しいとは思わなかった。

自分の『足』で立つ事が、こんなに難しいとは思わなかった。

沖縄に来てから、そろそろ1週間が経とうとしている。ひたすら海を見たり、観光地に出掛けたりと充実していたがついにやる事が無くなってきた。今日なんて昼に安いバイキングでご飯を食べて、ゲストハウスで昼寝をする以外何もしていない。好きなコーヒーの栽培や自然での暮らしに夢を持って取り組むつもりが、一瞬で挫折して現実に引き戻された。

僕は忍耐力がある訳でも覚悟がある訳でも無かった。自然と共生する強い人たちに

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『死に場所』を探して。

『死に場所』を探して。

ファームステイ先から出て、沖縄を目指す事にした。日が登り出した早朝のバス停から港へ向かうバスに乗り込み、通学の為に通う高校生の中に紛れながら20代半ばの無職が揺られている。

早朝の港はやけに静かで、バスを降りた瞬間に湿気と海風がまとわりついた。フェリーの待合所を目指すと一人の老人に話しかけられた。どうやら同じフェリーに乗るらしい。この旅を始めてから、色んな人に話しかけられたので慣れてしまった。し

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『25歳』という不安と梅雨の海。

『25歳』という不安と梅雨の海。

ついこの間、25歳の誕生日だった。あれから数日が経ち、もう20代半ばなのかと不安に駆られている。コロナの影響で希望していた会社の採用枠が白紙になり、あっという間に無職になった。今は自分の方向性を信じて離島にいる。

自然と共に生きること、農業をやること、そこで暮らす人々の生活を体験し、何のために働くのか、生きがいや幸せとは何か。

そんな曖昧だけど、ただ其処に自分が求めている本質があるのではないか

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ゲストハウスでその日に知り合った、年収数千万の『社長』とドライブした話。

ゲストハウスでその日に知り合った、年収数千万の『社長』とドライブした話。

僕は今、奄美大島に来ている。国内で数少ない国産のコーヒーを学ぶ為に来たのだが、奄美では珍しい4月の台風の到来によって移動が困難な状態だ。ゲストハウスに延泊し、急遽奄美観光でもしようかと思った矢先、ラウンジでPCのキーボードを叩いていた叔父さんに話しかけられた。白いよれた長袖シャツに、黒いズボンを履いて僕を見ていた。

「君、泊まりの人?」

そうだと答え、今の現状を話したらおすすめの観光地だったり

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母の『骨』が、腕の中で軋んだ。

母の『骨』が、腕の中で軋んだ。

母が病院から退院して、実家に戻ってきた。僕が知っている母とは違い、別人のように見える。少し丸みのある顔がすっきりして、着ていた洋服がだぼだぼに弛んで行き場を無くしている。母の体重は知らないが、以前より10kg以上は減量したのだろう。食事も少なめによそったご飯ですら半分くらいしか食べられない。

食べるのも歩くのも一苦労といった状態だ。いつも眉間に皺を寄せて、しんどそうにしている。姉が実家に居るので

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『自然』の中に、失った僕たちの生活がある。

『自然』の中に、失った僕たちの生活がある。

友人と初めて泊まりのキャンプに行った。お互いにテントと寝袋を持っていないので、バンガローを予約して平日の昼間から珈琲を飲んだり、焚き火をしたりと『自然』を満喫していた。キャンプを始めたのは、大学生の時でamazonのタイムセールを狙って道具を揃えては近くの山に行き、一人でキャンプを楽しんでいた。不思議な事に、山の中に居ると息を吸う事を意識するようになった。五感が冴え渡って、手の冷えが焚き火によって

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産まれて、生きる事を『強制』された人達へ。

産まれて、生きる事を『強制』された人達へ。

僕は反出生主義者なのかもしれない。簡単に説明すると、人は産まれて来なければ良かったのかもしれない。という考えである。物凄く物騒な話かもしれないけど、相模原のやまゆり園の事件のような障害者は社会的な害を与える存在、意味のない存在だから殺して否定するというものでは断じて無い。産まれて来る前の存在の否定なのだ。これから産もうと思っている人やその魂に、もっと立ち止まって考えた方が良いんじゃない?という考え

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毎日noteを始めて1ヶ月経って分かったのは、『自分』を知ること。

毎日noteを始めて1ヶ月経って分かったのは、『自分』を知ること。

自分の過去や感情を吐き出して続けて、目標の1ヶ月を達成した。毎日1000字以上かそれに近い文字数を書き綴って、分かったのはしんどい時と意外と書ける時の落差がある事。書きたいものがある時は、すらっと1000字以上を書くことが出来るし、何も書くことがない時は下書きでタイトルだけ書いて寝かしておいたものを片付けていた。夕飯の残り物を後日朝食で食べるみたいな感じがする。さて、僕が毎日noteを書き始めて何

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大学生になるあなたへ、『忘れ物』に注意せよ。

大学を卒業してから数日。僕は2ヶ月前ぐらいから焦燥感と不安に塗れていた。いざ大学を卒業するとなると、これからやっていけるんだろうかと何度も思ってしまう。何か大学生の時にやっておくべき事。『忘れ物』があるような気がするが、思いつかない。

卒業する前に色々な人に話を聞きに行った。お世話になった教授や余り合わなくなった友人たちに連絡をとり、ひたすらに聞いた。

大学生のうちにやっておいた方が良い事ある

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コミュニケーションという摩擦で誰もが『犬』になっている。

コミュニケーションという摩擦で誰もが『犬』になっている。

実家に帰ってからしんどさが増している。身体のあっちこっちに擦り傷が出来ている気がする。何処で擦りむいたのかは分かっている。父とのコミュニケーションがただの傷つけ合いになっていて、それが傷として残っている。親の権威に従わない子供と自分が最も正しいと信じて疑わない父。きっとお互いが死ぬまでこの戦争は終わらない。摩擦は増える一方だ。

何かしてもらって当然だと考えている人なのだろう。洗い物はそのまま濁っ

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人の人生を『失敗だ』と決めつけるな。

人の人生を『失敗だ』と決めつけるな。

『お前の人生失敗だったんじゃないのか?』

昨日の朝、父から言われた一言である。テレビを見ながら僕の顔なんて見ようともせずに、言ったその一言に腹が立った。なんて無責任で、冷たい言葉なんだろうか。多分相手が傷つくとか、悲しみとかの気持ちの思いやりが僕の父は出来ない人なんだと思う。何も考えず、ただ自分の正しいと思う事なら全て言ってしまうんだと思う。

実家に帰って早々にこの発言なので、流石にイラついて

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親との関係は『呪い』でしかない。

親との関係は『呪い』でしかない。

愛より重い『呪い』はないと、何処かで聞いた。実家にいた頃から、家族をしんどいと思う事が幾度もあった。別に毒親では無い。父は自営業で母は専業主婦の恵まれた家庭に自分は生まれた。

姉もいるのだが、別に仲が悪い訳でもなく関係も良好である。父も母も困ったことがあれば助けてくれるし、それを卑下することもない。塾にも予備校にも、大学にも行かせてもらったし、一人暮らしの家賃も援助してもらった。自分は恵まれたと

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生きることは、何かからの『卒業』だ。

生きることは、何かからの『卒業』だ。

今日、僕は大学を『卒業』した。朝早く起きて成人式の時以来余り着ていないスーツに袖を通し、姉から卒業祝いで貰ったネクタイを首筋で交差した。友人の家に泊まっていたので、一緒に大学へ。ああ、遂にこの時が来てしまったと思った。高揚感と緊張が入り混じっていて、どんな感情なのか自分でも分からない。ただ、終わりだけが近づいているのが分かった。

コロナの関係で卒業生と保護者だけの参加になった。飲み会も禁止で、終

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孤独や不安を拭うのは、『梅の香り』と人と過ごす『日々の時間』

孤独や不安を拭うのは、『梅の香り』と人と過ごす『日々の時間』

天気の良い日が続いて、散歩をすると必ず梅の香りがする。いつも歩く河川沿いの桜の蕾が緑色に膨らみ始めていた。冬が去り、春がを迎え入れる準備が着実に進んでいるのだろう。

4年前も地元の河川敷には桜と梅の花が咲き、外に出るとその匂いが充満していた。京都に来てから4年。あの頃の自分は不安で一杯で、知り合いが一人も居ないような土地でバイトをしたり、一人暮らしが出来るのか、一人で生きていけるのだろうかと悩ん

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他人に自分の『本質』を委ねるな。

『自分の人生の責任を取る。』

最近僕が目指している生き方でこれを実現するのはとても怖い事だと思う。今まで生きて行く上で、何かを選択しなければならない場面が多くあった。その時に限って足がすくんで、周りにいる人やネットでそのことを調べて保険にしていた。別に悪いことではないし、真剣だからこそ他人にどう思うか聞いてしまうものだと思う。

でも、これは本当に自分で選んだことなのだろうかという疑問が湧いてい

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