見出し画像

自分の『足』で立つ事が、こんなに難しいとは思わなかった。

沖縄に来てから、そろそろ1週間が経とうとしている。ひたすら海を見たり、観光地に出掛けたりと充実していたがついにやる事が無くなってきた。今日なんて昼に安いバイキングでご飯を食べて、ゲストハウスで昼寝をする以外何もしていない。好きなコーヒーの栽培や自然での暮らしに夢を持って取り組むつもりが、一瞬で挫折して現実に引き戻された。

僕は忍耐力がある訳でも覚悟がある訳でも無かった。自然と共生する強い人たちに会って、その人たちは未来に向けた目的を明確に把握している。土を耕し、自然の脅威を理解しつつ、自分が定めた目的や目標の為に努力している。

一方で僕は『島に行く』『自然との共生』『コーヒー』を目的にして、その先の目標を定めていなかった。要は浮足しか立っていない。地に足を着けていない宙ぶらりんの状態だと思い知った。

人が人生を生きる上で必要なのは、自分で指標を決めて、地に足を着けて歩く事である。

僕の現状は社会的にも、島でも、家族の中でさえ自分の足で歩いて居ない。子供のように公園のブランコで日が暮れても乗り続けているような状態だと思う。

そのブランコを降りて、家に帰って働くなり、実家を出たりと精神的にも、経済的にも自立する事が大事だ。こんな状況だからやりたい仕事だって少ないけど、何かに打ち込んでいた時間は無駄にはならないと思う。現に僕は今回の経験を後悔もしていなければ、無駄にも思っていない。


何でもやって、失敗して、それでも良いから今は自分の足で立つところから始めたい。








僕の記事が気に入ってくれたらサポートお願いします!皆さんのサポートで新しい珈琲を飲みに行きます。