Tomo

自分が生きていく中で日々の思いや感情を吐露します。人生、放浪しています。 好きなものは…

Tomo

自分が生きていく中で日々の思いや感情を吐露します。人生、放浪しています。 好きなものは喫茶店と一人旅。

マガジン

  • 人生放浪記。

    何をして生きていくのか、幸せとは何か、生きるとは何か。 自分の人生の指針を見つけ、放浪する話。

  • 1か月の投稿

    1か月間、毎日投稿をしたら何か変わるのか気になったので挑戦してみた話

最近の記事

  • 固定された記事

お前たちが『見向きもしない』人生だ。

何の為にnoteを書くのか。そんな大勢の人に見てもらえるような記事でも無いのに。ただの感情の吐き溜めでしかない、僕のnoteは誰からも『見向きもしない人生』と何処か似ている。 毎日noteを一ヶ月書くという目標を決めてから、そろそろ中間。地道に続いているので、正直自分でも驚いている。毎回1000字を目安に書いているので、10000字以上も書いたのか。それだけ自分の中に溜まっていた感情やドロドロした何かが溢れているのだと思う。 とりあえず一ヶ月書いてみたらどうなるのかと実験

    • 『発達障害(ADHD)』と診断されて。

      いつ、どこで、見て聞いたかも忘れてしまったが、発達障害という言葉に出会ったのは結構最近のことだと思う。自分がずっと抱えていた生きづらさについてネットで検索したり、本を読み漁ったり、Twitterで『生きづらい』と検索すると出てくる多くの人たちの声を聞いて、僕の中で確信と否定に変わっていく。 自分も発達障害なのか? それともただの努力不足で無能なだけではないのか?  今までの半生を振り返って、仕事での失敗や、多くの人たちと関わってきた人間関係でのコミュニーケーションの摩擦か

      • 自分の『足』で立つ事が、こんなに難しいとは思わなかった。

        沖縄に来てから、そろそろ1週間が経とうとしている。ひたすら海を見たり、観光地に出掛けたりと充実していたがついにやる事が無くなってきた。今日なんて昼に安いバイキングでご飯を食べて、ゲストハウスで昼寝をする以外何もしていない。好きなコーヒーの栽培や自然での暮らしに夢を持って取り組むつもりが、一瞬で挫折して現実に引き戻された。 僕は忍耐力がある訳でも覚悟がある訳でも無かった。自然と共生する強い人たちに会って、その人たちは未来に向けた目的を明確に把握している。土を耕し、自然の脅威を

        • 『死に場所』を探して。

          ファームステイ先から出て、沖縄を目指す事にした。日が登り出した早朝のバス停から港へ向かうバスに乗り込み、通学の為に通う高校生の中に紛れながら20代半ばの無職が揺られている。 早朝の港はやけに静かで、バスを降りた瞬間に湿気と海風がまとわりついた。フェリーの待合所を目指すと一人の老人に話しかけられた。どうやら同じフェリーに乗るらしい。この旅を始めてから、色んな人に話しかけられたので慣れてしまった。しかも、同じ部屋で寝床も隣だった。沖縄を目指すこのフェリーで10時間はこの老人と共

        • 固定された記事

        お前たちが『見向きもしない』人生だ。

        • 『発達障害(ADHD)』と診断されて。

        • 自分の『足』で立つ事が、こんなに難しいとは思わなかった。

        • 『死に場所』を探して。

        マガジン

        • 人生放浪記。
          7本
        • 1か月の投稿
          31本

        記事

          『25歳』という不安と梅雨の海。

          ついこの間、25歳の誕生日だった。あれから数日が経ち、もう20代半ばなのかと不安に駆られている。コロナの影響で希望していた会社の採用枠が白紙になり、あっという間に無職になった。今は自分の方向性を信じて離島にいる。 自然と共に生きること、農業をやること、そこで暮らす人々の生活を体験し、何のために働くのか、生きがいや幸せとは何か。 そんな曖昧だけど、ただ其処に自分が求めている本質があるのではないかと思う気持ちだけで離島暮らしを始めて、もう2週間。昨日からずっと雨が降り続け、本

          『25歳』という不安と梅雨の海。

          ゲストハウスでその日に知り合った、年収数千万の『社長』とドライブした話。

          僕は今、奄美大島に来ている。国内で数少ない国産のコーヒーを学ぶ為に来たのだが、奄美では珍しい4月の台風の到来によって移動が困難な状態だ。ゲストハウスに延泊し、急遽奄美観光でもしようかと思った矢先、ラウンジでPCのキーボードを叩いていた叔父さんに話しかけられた。白いよれた長袖シャツに、黒いズボンを履いて僕を見ていた。 「君、泊まりの人?」 そうだと答え、今の現状を話したらおすすめの観光地だったり、飲食店の話をして今日の昼の飛行機で帰るからドライブでも行こうと誘われた。見ず知

          ゲストハウスでその日に知り合った、年収数千万の『社長』とドライブした話。

          母の『骨』が、腕の中で軋んだ。

          母が病院から退院して、実家に戻ってきた。僕が知っている母とは違い、別人のように見える。少し丸みのある顔がすっきりして、着ていた洋服がだぼだぼに弛んで行き場を無くしている。母の体重は知らないが、以前より10kg以上は減量したのだろう。食事も少なめによそったご飯ですら半分くらいしか食べられない。 食べるのも歩くのも一苦労といった状態だ。いつも眉間に皺を寄せて、しんどそうにしている。姉が実家に居るので、食事や風呂は姉が面倒を見て、洗い物や洗濯は僕の仕事になった。一人暮らしをしてい

          母の『骨』が、腕の中で軋んだ。

          『自然』の中に、失った僕たちの生活がある。

          友人と初めて泊まりのキャンプに行った。お互いにテントと寝袋を持っていないので、バンガローを予約して平日の昼間から珈琲を飲んだり、焚き火をしたりと『自然』を満喫していた。キャンプを始めたのは、大学生の時でamazonのタイムセールを狙って道具を揃えては近くの山に行き、一人でキャンプを楽しんでいた。不思議な事に、山の中に居ると息を吸う事を意識するようになった。五感が冴え渡って、手の冷えが焚き火によって温められるあの感覚はストーブと同じものでは無い気がする。 それから実家のある関

          『自然』の中に、失った僕たちの生活がある。

          産まれて、生きる事を『強制』された人達へ。

          僕は反出生主義者なのかもしれない。簡単に説明すると、人は産まれて来なければ良かったのかもしれない。という考えである。物凄く物騒な話かもしれないけど、相模原のやまゆり園の事件のような障害者は社会的な害を与える存在、意味のない存在だから殺して否定するというものでは断じて無い。産まれて来る前の存在の否定なのだ。これから産もうと思っている人やその魂に、もっと立ち止まって考えた方が良いんじゃない?という考えである。 存在するものを殺す=殺人や殺生、存在の否定。 存在する前に止めたり

          産まれて、生きる事を『強制』された人達へ。

          毎日noteを始めて1ヶ月経って分かったのは、『自分』を知ること。

          自分の過去や感情を吐き出して続けて、目標の1ヶ月を達成した。毎日1000字以上かそれに近い文字数を書き綴って、分かったのはしんどい時と意外と書ける時の落差がある事。書きたいものがある時は、すらっと1000字以上を書くことが出来るし、何も書くことがない時は下書きでタイトルだけ書いて寝かしておいたものを片付けていた。夕飯の残り物を後日朝食で食べるみたいな感じがする。さて、僕が毎日noteを書き始めて何が変わったのか、どんなことに気付いたのかを書いていく。 1、僕は文章を書くこと

          毎日noteを始めて1ヶ月経って分かったのは、『自分』を知ること。

          大学生になるあなたへ、『忘れ物』に注意せよ。

          大学を卒業してから数日。僕は2ヶ月前ぐらいから焦燥感と不安に塗れていた。いざ大学を卒業するとなると、これからやっていけるんだろうかと何度も思ってしまう。何か大学生の時にやっておくべき事。『忘れ物』があるような気がするが、思いつかない。 卒業する前に色々な人に話を聞きに行った。お世話になった教授や余り合わなくなった友人たちに連絡をとり、ひたすらに聞いた。 大学生のうちにやっておいた方が良い事ある? 皆んな、それぞれ考えてから一つ一つ言う。運動をしておけば良かった、サークル

          大学生になるあなたへ、『忘れ物』に注意せよ。

          コミュニケーションという摩擦で誰もが『犬』になっている。

          実家に帰ってからしんどさが増している。身体のあっちこっちに擦り傷が出来ている気がする。何処で擦りむいたのかは分かっている。父とのコミュニケーションがただの傷つけ合いになっていて、それが傷として残っている。親の権威に従わない子供と自分が最も正しいと信じて疑わない父。きっとお互いが死ぬまでこの戦争は終わらない。摩擦は増える一方だ。 何かしてもらって当然だと考えている人なのだろう。洗い物はそのまま濁ったシンクの中にあるし、買い物を頼まれて買って来ても礼なんて言わない。僕は根本的に

          コミュニケーションという摩擦で誰もが『犬』になっている。

          人の人生を『失敗だ』と決めつけるな。

          『お前の人生失敗だったんじゃないのか?』 昨日の朝、父から言われた一言である。テレビを見ながら僕の顔なんて見ようともせずに、言ったその一言に腹が立った。なんて無責任で、冷たい言葉なんだろうか。多分相手が傷つくとか、悲しみとかの気持ちの思いやりが僕の父は出来ない人なんだと思う。何も考えず、ただ自分の正しいと思う事なら全て言ってしまうんだと思う。 実家に帰って早々にこの発言なので、流石にイラついてしまった。でも仕方ないと同時に思ってしまった。自分が選んだ進路を否定されても、進

          人の人生を『失敗だ』と決めつけるな。

          親との関係は『呪い』でしかない。

          愛より重い『呪い』はないと、何処かで聞いた。実家にいた頃から、家族をしんどいと思う事が幾度もあった。別に毒親では無い。父は自営業で母は専業主婦の恵まれた家庭に自分は生まれた。 姉もいるのだが、別に仲が悪い訳でもなく関係も良好である。父も母も困ったことがあれば助けてくれるし、それを卑下することもない。塾にも予備校にも、大学にも行かせてもらったし、一人暮らしの家賃も援助してもらった。自分は恵まれたと心の其処から思う。何不自由のない生活にも限らず、何故かしんどさは雪のように積もる

          親との関係は『呪い』でしかない。

          生きることは、何かからの『卒業』だ。

          今日、僕は大学を『卒業』した。朝早く起きて成人式の時以来余り着ていないスーツに袖を通し、姉から卒業祝いで貰ったネクタイを首筋で交差した。友人の家に泊まっていたので、一緒に大学へ。ああ、遂にこの時が来てしまったと思った。高揚感と緊張が入り混じっていて、どんな感情なのか自分でも分からない。ただ、終わりだけが近づいているのが分かった。 コロナの関係で卒業生と保護者だけの参加になった。飲み会も禁止で、終わったらゼミの人同士で表彰を貰い、話して別れて終わり。皆んな、終わった瞬間に帰っ

          生きることは、何かからの『卒業』だ。

          孤独や不安を拭うのは、『梅の香り』と人と過ごす『日々の時間』

          天気の良い日が続いて、散歩をすると必ず梅の香りがする。いつも歩く河川沿いの桜の蕾が緑色に膨らみ始めていた。冬が去り、春がを迎え入れる準備が着実に進んでいるのだろう。 4年前も地元の河川敷には桜と梅の花が咲き、外に出るとその匂いが充満していた。京都に来てから4年。あの頃の自分は不安で一杯で、知り合いが一人も居ないような土地でバイトをしたり、一人暮らしが出来るのか、一人で生きていけるのだろうかと悩んでいた。 大学生になってからは、それこそ毎日授業に出たり、バイトをしたり、生活

          孤独や不安を拭うのは、『梅の香り』と人と過ごす『日々の時間』