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#エッセイ
秋だからかなんでもないことをなんでもなく語る
「持つ」ということはなんなんだろうか、ということをふと思った。
先日、<わたしは、東京でいろいろなものを持ちすぎてしまった。だから東京を手放して、ある場所に住むことを決意した>という人の話を聞いた。
それと同じ時期、また別の人が<あの人は、とてもたくさんのお金や肩書きを持っていたけど、全然幸せそうではない。幸せと持つものは、比例しないんじゃないかな>と話していた。
それぞれ、別の人の話だけど
「障害者なんだから皿洗いでもやって引っ込んでろ」と言われたことがきっかけで考え続けてきた、わたしの「働く」ということ
きのう、久しぶりに、かちんとくることがあった。
もちろん、わたしはしょっちゅう「そのものの言い方はないだろ」などといったささいなものの言い方をめぐって、かちんとくることはあるのだけど、それはそのときだけかちんとなっているだけでたいしたことなかったりする。
でも、きのうのケースは、「自分」のなかに、土足ずけずけと踏み込まれた、境界を脅かされたことによる、ぜったいに許してはいけない、かちん、だった
メジャーど真ん中のコンテンツの話ばかりでつらい気持ちを綴ってみた
さいきん、よく入るようになったイタリアンのバイトで出会ったいろんな世代の人たちと、仕事の合間だったり、仕事終わりやプライベートでごはんとかしておしゃべりする機会がすごく増えた。
飲食関係の仕事をするようになってからのこれまでの自分は、仕事は仕事と割り切って、「じゃ、帰ります」といってプライベートとは完全に切り離していた。
それは、ぎすぎすしていたりいじめやパワハラが当たり前にある職場だったこと
吐け口にされやすい自分のことをつらつらと
さいきん本格的に気づいたことがある。
それは、自分は、「人に当たられやすい」んだなあ、「吐け口にされやすいんだなあ」ということだ。
ずっと、そういうことには悩んできていたのだけれど。
◇
さいきんは、飲食関係の仕事をずっと続けているのだけれど、それ以前から、同僚に、「mieさんって、なぜか○○さん(その職場にいちばん長くいる人だったり、上司だったり)から当たりが強いよねえ」などと何気なく言
「お嫁さん」になりたかったという話&近況
わたしの幼い頃からの夢は、「お嫁さん」になることだった。
小学校のときも、中学校のときも、高校のときも、クラスメイトが、ケーキ屋やスチュワーディス、小学校の先生、パイロット、医者、弁護士とかとか、「将来の夢」を卒業文集だったり、休み時間だったり、授業でだったり語るとき、なぜかみんな「職業」を語ることが不思議だった。
そんなとき、「将来の夢って、なんでみんな仕事なの?」と思ったけれど、わたしが思
「まだなにも始まっていない」と思えるということ
さいきん、社会保険労務士(社労士)の勉強を独学で始めました。
それは、ひょんなきっかけからでした。
昨年の秋頃、ある現役社労士の方と全然関係ない世間話をしていたところ、「社労士の仕事が、mieさんがこれまでしてきた経験ととても親和性があると思うから、資格試験を受けてみたら」と勧められたからでした。
そう言われて、すごく意外でした。
そういう士業みたいなものって、自分とは世界がちがいそうだな
書いてもしゃべっても、煮ても焼いても、ただのごみ
寝る前に、ふぅーっとひと息ついて、1日を振り返る時間があったらすてきだなあとずっとずっと思っていた。
実際は、そんな余裕があるというか、それを感じようとする日はめったに訪れるものではなかったり、疲れてそれどころじゃないこともほとんどだし、まだまだ寝るまでには時間が足りないということもあったり、不安やいらいらで、そんな優雅で丁寧な気分になんてなれないと思うときのほうが多い。
すさんだ気分で、すさ
夢とか幻とか現実とか
わたしにはいま、やりたいことや、希望や、夢や、目標が、たくさんある。
時間も足りなさすぎて、わちゃわちゃ。
まさにこんなかんじ、というのを先日ここに書いたばかりだ。
うん、そんなかんじ。
だけど、それが、いま、たいへんなことになっている。
「希望」とか「夢」とか「目標」とか、そんな存在すらこの世の中や自分のなかに存在していることすら気づけないくらい、死んだように生きているときだって、生き
「最適化」に徹底的にこだわり抜いた結果、不自由さへの果てしなき自分の欲深さに気づいた話
さいきん、「最適化する」ということに、とてもハマってしまって困る。
「最適化」という言葉、いつから自分の日常にあたりまえのように染み付いてきたのだろう。
最適化がなにか、と説明しなくても、最適化だよ、最適化、というようなかんじに、いまはなっている。
◇
「最適化」という言葉が使われるようになる前から、わたしは、ものごとを自分にとっていちばん効率いいオペレーションでやるということに、こだわっ