カリブ海はセントビンセントでの日々のブログ。青年海外協力隊(JICA海外協力隊)2019‐2021 として駆け抜けた2年間で見聞きして考えたことをつらつらと。南国の風を添えて。
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2019年9月の記事一覧
ペーパーボックスの量産化計画が始動しました
これまで古雑誌を使ってバスケットを作ったり、花瓶のようなものを作ったりしながら、どういったものが需要があるかを探ってきましたが、簡単に作れるものは簡単にマネされるし、見た目が派手なものが好きなこの国の人たちにはシンプルなものはウケが悪く市場調査は難航していました。
視覚障害者の人たちは目からの情報が入ってこない分、市場の機微にはどうしたって遅れをとります。そのような状況では、ペーパーバスケットの
障害者市場は世界で3番目に大きなマーケットをどう捉えるか
昨日の障害者には仕事がない、雇ってくれないという話について、そういえば最近それに関する記事を読んだ。
現在、世界人口の5人に1人はなんならかの障害を持っていて、ある調査によると彼ら障害を持つ人の年間の可処分所得は約800兆円にもなるのだそうだ。この市場規模は日本より大きく、アメリカ、中国に次いで世界で3番目に大きいマーケットだということを意味している。
そのマーケットに目を付けたトミーヒルフィ