yuki oka

淡路島出身/incubation& innovation manager スタ…

yuki oka

淡路島出身/incubation& innovation manager スタートアップ支援@KiP in 神戸|| 経歴:営業/知財@日系メーカー→JOCV→UK留学→無職||旅行と読書が趣味。個人的関心はDX、省人化していく社会でぼくたちはどんな仕事して生きてくのか。

マガジン

  • 海外協力隊note

    • 1,880本

    JICA海外協力隊が執筆した記事を綴るマガジンです。

  • My Weekly Review Odyssey

    毎週日曜日(目標)にその前の週の振り返りを書きます。守秘義務に抵触するものは書きません。たぶんエッセイみたいなのと、行動記録。

  • 働きながら2年以内にUSCPA全科目合格するまでの記録

    働きながら2年以内にUSCPA全科目合格するまで。 現在進行形なので予定通りいくかはわからないドキュメンタリー。 19. Jan. 2023~

  • 神戸でスタートアップ支援してる人の日記

    神戸で働く一般人の日記です。それ以上でもそれ以下でもない。

  • 頼りない便り

    その時々で思ったこと、考えたこと、見たこと。特にまとまりはない

最近の記事

D&Iの相談を要するに人事・採用の話だと勘違いした話Vol.15

ハイライトD&I、つまりはダイバーシティアンドインクルージョンについての相談があった。企業向けに研修プログラムをつくっているという。 はいはい、きました。採用に苦労してるのでリモートや時短などの働き方改革含めてやりたいってことですねという解釈をした。 なるほど、地方の企業にもようやくESGの波が来たか、そして単なるCSR的な寄付活動でなく、IRに効く方でいくのね、いいじゃないかと思った。 ESGに取り組むとはつまり、将来のリスクを減らすという側面が大きい。アップサイドに

    • 東京のようなデカい都市に未来はないと彼は言ったVol.14

      ハイライト4月。異動してきた人たちと季節外れの賀詞交歓会を行い、会社で花見をする、極めて春らしいことをした。 新しい出会いもあった。関西でVCを立ち上げたいという人だった。 アジアでなにかやりたいなと漠然と思っていて、各地を周ってみて、日本いいぞと思って東京でいろいろ話を聞いてくうちに、東京のスタートアップエコシステムは東京証券取引所に上場するということに最適化されたもので小さくまとまってしまっていてグローバルマーケットに挑戦していってユニコーンに成長させるようなエコシ

      • そういうお前はどうなんだ問題Vol.13

        ハイライト脳筋になりつつある。 以前から言ってるように、今年はグロースをがんばろうと思っている。 ぼくたちが運営しているKiPというコワーキングで学生時代にバイトしていた方が、スタートアップを立ち上げてシードラウンドで調達するという事例もでてきた。ぼくは面識一切ないのだけれど、貴重な神戸発のスタートアップで、少なくない若い起業家の背中を押すと思う。この調達ニュース単体でも神戸のスタートアップエコシステムへの貢献が非常に大きい。これをきっかけに盛り上がって勢いがでてくれば

        • 若者の起業支援の結果はスモビジばかり?Vol.12

          ハイライト年度末なのでいろんな人の異動話が耳に入ってくる。行政でスタートアップ支援してた人が異動のタイミングでの退職とか。組織に尽くすタイプだった人がVCに行くとか。公務員というド安定を選ぶような人たちでさえ、広義のスタートアップ界隈に留まるのかというちょっとした驚きがあった。 それで、ちょっとした小話の中で、「スタートアップ支援という枠組みで若者の起業支援を何年かやってて、9割はスモールビジネスで、スタートアップじゃないんですよね。このままなら、そろそろスタートアップ支

        D&Iの相談を要するに人事・採用の話だと勘違いした話Vol.15

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        • イギリス大学院留学日記
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        記事

          韓国は燃えているかVol.11

          ハイライト韓国は食事の量が多くてびびった。学生のとき韓国料理店でバイトしていて、パンチャンという小皿のお通しの概念は知っていたけれど、スープとか出てきちゃったりして、これは儲かるようにできているのかと思わず原価計算をしようかと思ったほど。 それに加えてメイン(注文した品)の量も多い。常に日本の2倍くらいはある気がする。地元の人に聞いたけれど、好きなだけ食べればいいだけで、無理に完食する必要はなく、食べたくなければ食べなくていい、残ったのが多いからと言ってお店の側が気にすると

          韓国は燃えているかVol.11

          絶対かえってくる、この業界おもしろいから Vol.10

          随想ソウルに来ている。初めて来ている。仕事で来ている。おれが来ている。おれと仲間たちで来ている。土日も働いている。ホテルに戻ってくるといつも0時くらいになっている。なんだったら過ぎてる。 今年の個人的なテーマはグロースで、出張に行ける機会があれば行くようにしている。現職1年経って、いろいろ状況理解してきて、やるべきことも見えてきて、意見を言える機会も増えてきた。その中での出張。 詳細は言えないが、とてもインスパイアリングだった。 グローバルに活躍してる新興のアクセラの人た

          絶対かえってくる、この業界おもしろいから Vol.10

          東京へ視察に行く意味はどれだけあるのか問題Vol.09

          随想東京へ出張に行った。 行政の人といくつか視察に行ったのだけれど、メインテーマはオープンイノベーションやスタートアップと地元企業の共創の仕組みを学ぶとかそんなもんだと思う。ぼくの主たる目的は大企業などで新規事業をしている人たち/そういう人たちが集まる場の運営側の人たちとのネットワーキング。 ぼくはいま主にゼロイチの人たちを支援と海外スタートアップの日本進出支援みたいなことをやっている。それは来年度も引き続きやるのだけれど、0→1だけでなく、1→100くらいのことも求められ

          東京へ視察に行く意味はどれだけあるのか問題Vol.09

          岐路を迎える地方自治体のスタートアップ支援Vol.08

          随想今週、大阪でスタートアップエコシステムビルダーや支援者の交流会があった。鹿児島、福岡、広島、香川、名古屋、東京など関西圏以外も人たちもわざわざ泊りで来るようなものだった。 コワーキング施設のような、「なにか新しいことが生まれそうな場所」をぼくらのように自治体と組んで運営しいたり、自治体からの出向者が運営をしていたり、銀行が運営していたり、企業が単独で運営していたりといろんなパターンがあるものの、課題はわりと共通していたように思う。あるいは、遅かれ早かれこれから同じ道をた

          岐路を迎える地方自治体のスタートアップ支援Vol.08

          俺は睡眠時無呼吸おじさんでただの豚だった…Vol.07

          ふりかえり病院に行った。軽い気持ちで。最近よく聴いてるお笑い芸人のPodcastで睡眠時無呼吸症候群の話をしていて、その芸人もぼくとほぼ同い年だったから。 睡眠時無呼吸症候群の特徴として、自覚できそうなところとして、日中眠気が来るとか、夜中に目が覚めるとかがある。前者に関しては、ランチを食べた後に眠くなるのは全人類そうだろうし、ぼくはよくあくびをする方だけれど、それも半分はそのアンニュイさがかっこいいと思っているからだ。つまりは、これはなにかヘンだなという自覚は特になかった

          俺は睡眠時無呼吸おじさんでただの豚だった…Vol.07

          仕事に負荷、かけてますねー Vol.06

          ふりかえり10年来の付き合いになる友人に、仕事の課題感、ようするに愚痴をつらつらと流暢に語っていると「仕事に負荷、かけてますねー。おれ、最近完全ノーストレスで、仕事での感情の振れ幅ほぼゼロですよ。新しいことに挑戦もしてないですしねー」と言った。 そういう視点で考えたことなかった。 新しいことをやりたいとか、社会課題を解決したいとか、現状をなんとかポジティブな方へ変えたい系のことに関心があって、そういう仕事をしたいと思ってここ数年は動いていたので、現職はそういうポジションだ

          仕事に負荷、かけてますねー Vol.06

          こんなイベントが神戸でもできるんなんて!Vol.05

          ふりかえり昨日一昨日、Meguru Summitという海外の気候変動スタートアップやフードテック、SDGsChallenge(公営アクセラに採択されたスタートアップ) のDEMODAY+Keynote+ビジネスマッチングという10ヶ月くらいのプロジェクトのが終わった。厳密にはまだだけれど…。 運営者の1人としては課題多く、悔しいというより怒りの方が多く満足はしてないのだけれど、2日間で合計500人以上の来場者、20か国以上の人が運営や参加者として携わったグローバルで多国籍な

          こんなイベントが神戸でもできるんなんて!Vol.05

          そんなことでいちいちうろたえるんじゃないよ。VOl.04

          沈思黙考海外VCのJapan Delegation的な人にでてた人が聞いてきたことなんだけれど、あるVCが「日本人は、いろいろ段取り整えたりするの得意でいいんだけれど、その段取り通りでないことが起こったときに、あたふたし過ぎ。想定外のことなんて起こるでしょ。時間通りに来ないなんて、予期せぬことに含まれるようなもんじゃない」みたいなことをJETROに対して言っていたらしい。 それ、大いにあるなと思った。思えば日本で4年ぶりくらいに働き始めて一番戸惑ったのはそこかもしれない。同

          そんなことでいちいちうろたえるんじゃないよ。VOl.04

          大人はお腹いっぱい食べない。Vol.03

          沈思黙考さいきん、よくマユリカというお笑い芸人のPodcastを聴いている。基本的に汚い話ばかりで、なにも参考になるようなこともなければ有益なことは一切ないのだけれど、なにも考えたくないけれど耳が寂しい的なときに聴いてる。仕事終わりの帰り道とか。仕事終わりの帰り道しか聴いてないか。 それで、あるエピソードの中で痩せてる方が太ってる方に「普通、お腹いっぱい食べへんで」みたいな話をした。「なんでお腹いっぱい食べるん?食べ過ぎて気持ち悪くなるのわかってんのに」。 そのエピソード

          大人はお腹いっぱい食べない。Vol.03

          自己啓発本とうっすいビジネス書の影響で罹患した大二病を長く患っているVol.02

          ふりかえり最近よく感じるのだけれど、オンとオフがなくなってきた。プライベートでも起業相談を受ける。友達経由で相談者が来ることもある。土日だろうが夜中だろうがLINEやメッセンジャーでメッセージが入ってくる。そしてそれをぼくは律儀に気づいたらすぐ返している。これまで友達からのLINEだって一晩寝かせたりしてたのに。 結構最初、抵抗があった。勤務時間外だからって。言語化はできていなかったけれど。よくよく考えると、そういうことを感じるのはおかしなことだと思うようになった。 ぼく

          自己啓発本とうっすいビジネス書の影響で罹患した大二病を長く患っているVol.02

          初詣で大吉で幕を開けた2024年 Vol.01

          はじまり年末にPodcastを聴いていて、「みなさんウィークリーレビューをやられていると思うんですが…」と生産性というワードに敏感なスピーカーが半分冗談で言った。 10年くらい前に話題になったGet Things Done(通称GTD)という本の生産性を高めるメソッドらしい。 要するに、毎週、これからやるべきことや、やらないといけないんだけどまだできてないことを確認するだけじゃなくて、そのやるべきことが短期・中期・長期の目標にどのように反映されるか時間を取って考えることの

          初詣で大吉で幕を開けた2024年 Vol.01

          なぜ多くの人を起業へと向かわせる起業促進政策が悪手となるのか: Scott Shane

          現職でポリシーメイキングはやらないだろうと思ってたんだけど、意外とやるし、なんなら結構参考にされるということがわかったので、いろいろ読んでいる。 その1つがこれ。 「Why encouraging more people to become entrepreneurs is bad policy」という割と有名な論文というかエッセイ。 要旨典型的なスタートアップなんてやつはイノベーションなんて起こさないし、雇用も生まず、経済成長にも寄与しない。単に起業家を増やしたって意味

          なぜ多くの人を起業へと向かわせる起業促進政策が悪手となるのか: Scott Shane