Tomohiro Uemura (tNt Nature Connections)
記事一覧
極北カナダ Vo.7 南東アラスカの国有林 『 −30℃のテント暮らしに到る道 』
入植地は当然開発を行い、伐採をして林業や農業を行うのが入植者のやり方であった。一方で自然を保護をする場合には、大自然にはなるべく手をつけず、人が自然で遊ぶリクリエーション用の場所として使いながら、将来の為に残しておくものだと認識された。先住民と入植者には、自然に対する大きな認識と価値観の違いがあったはずで、今現在でも北米で続く問題であろう。
Vo.6のお話の続きです。(Vo.6はこちら↓)
ア
凍った湖で、釣りをしながら春を待つ
厳冬期の2月は気温が-30度前後まで下がることもあり、仮に魚が釣れたとしても、穴から出てしばらくするとカチコチに凍ってしまうのだ。気温の温かい春先は、素手でも魚を捌くことができ、釣りをしていても集中力が持続する。
ようやく極北ユーコンでも、春の気配を感じ始めている。とはいっても4月初旬でも雪はたっぷり残っており、外気も夜はマイナス15度程度まで下がる時期である。3月中旬からは日照時間が急激に増え
オーロラライブ中継 リアルとバーチャルの狭間で
コロナ禍で海外旅行ができない為、カナダ極北ユーコン準州ではガイドの仕事がほぼ休眠中だ。ガイド仲間のほとんどが、他の業種でバイトをしているか、休職中かのいずれかである。
当初は2−3ヶ月から半年ほどで落ち着くと思われていたコロナも、始まってから既に1年が過ぎてしまった。カナダは今でも国内の移動制限がある状態で、去年の秋を最後にカナダ国内のゲストさえもガイドできない状態である。
<オーロラ生中継の
マイナス40℃・極寒のテント暮らし 極北カナダ
カナダ極北のユーコン準州で、森の中で丸いテント(ゲル)に暮らしています。極寒の中も凍らずに生きていますが、ゲルの中身を公開しました。ミニマルな暮らしや大自然の暮らしに興味のある方、是非見てください!(日本語訳のCC付きです)
こちらに記事もあります。
https://note.com/tntnaturecon/n/n01f7bfe34f5a