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金子みすゞの詩『かたばみ』の舞台はどこ?
金子みすゞの伝記執筆の取材で、生れ故郷・仙崎の北にある青海島のくじら資料館に電話しました。
確認したかった用件がすんだ後で館長さんが、当地の見解として『かたばみ』という詩について話して下さいました。
みすゞの故郷・仙崎は1周4キロほどの小さな町に、6ヶ寺もあるのですが、どこも平地で【駈けてあがる石段】はありません。
なので館長さんは、この詩の舞台は青海島の東のはずれにある向岸寺だとおっしゃっ
【こんな無責任な執筆者が権威って、どんだけー!】
矢崎節夫著『金子みすゞの生涯』、マジ酷いわ。
金子みすゞの母の妹・フジの亡くなった年齢と没年が間違ってる。
来週の【OLみすゞ塾】小諸クラスで学習する豆知識の範囲が、ちょうどみすゞの女学校時代で…
私が今執筆している伝記の範囲も、ちょうど女学校時代で…
じゃなかったら、気付けなかったと思う。
長いこと間違ったまま教えてきた塾生たちよ、ほんと申し訳ない!!!
でもさ、あたしが謝る前に、こ
【金子みすゞの伝記執筆 取材第2弾】
みすゞが、詩に書いた2つのお祭りの取材に行きます。
7月26日が、生れ故郷・山口県長門市仙崎の祇園祭@八坂神社(サムネイルの詩)。
7月30日が、命を閉じた下関の夏越祭@亀山八幡宮。
仙崎では、詩に書いた女学校までの道を、もっかい歩こうと思ってる。
前の時は、生き字引の坂本さんのガイドで同行者がいたから、歩くことをちゃんと感じることができなかった💦
何でも、一人で、自力でやらないと身に
金子みすゞの詩『ながい夢』について
一昨日の【みすゞ塾】のテキスト5編のうちの一つが『ながい夢』だった。
5行目の【二つ】は、テキトーな数字ではなく、大きな意味がある。
当時の年齢は数えだった。
ということは、みすゞは生まれた明治36年4月11日に1歳、明治37年のお正月で2歳になる。
みすゞが二つの時、兄はいたが、弟はまだ生まれていなかった。
お母さんを独占できた、あの頃に戻りたいと謳っているのだ。
この詩は、結婚前に
金子みすゞの生れ故郷・仙崎 取材レポート⑨鯨法会の巻
今回の取材の1番のミッションは、鯨法会に参列することでした。
みすゞが詩に書いた行事だから。
日本で有数の捕鯨基地だったこの地では、今でも毎年、浄土宗では鯨回向、浄土真宗では鯨法会が営まれている。
みすゞは熱心な真宗の門徒だったと言われている。
その回路が自分の中に開かないと、みすゞの心の奥底に降りてゆけないような気がして…
法要の後の御法話は、思わず涙するほど胸に沁みるものだった。
金子みすゞの生れ故郷・仙崎 取材レポート⑧みすゞのお家の後を継いだ本屋さん
金子みすゞ記念館の目と鼻の先に、木村聖文堂という本屋さんがありまして。
書店経営に許認可が必要なのかは知りませんが、教科書を扱う権利を継いだという意味だと思います。
記念館に行ったことのある方はお分かりでしょうが、物販コーナーで本を売っています。
記念館で本を売ったら、木村聖文堂さんはどうなるでしょう?
そうです、商売あがったりですよね。
私が館長なら、金子文英堂とのご縁を示して「本のご