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#日記
「旅する土鍋2018」マルケ編 ①列車の中のサンドイッチ
七人の女サムライイタリアの包丁はなんとも切れない。
「ねえ、さわこ~」とキッチンに入ったら、料理人さわこ氏が2本の包丁をカキーンカキーンといい音を立てて擦り叩いていた。
その姿に、オヌシ!と言ってしまったほど彼女はサムライだった。
B&Bラ・シェンテッラのオーナーであるロベルト フェレッティ氏が昨年から企画してくださっている「旅する土鍋」のマルケ版。去年のイベントに続き、今年は参加者がもっと増え
「旅する土鍋2018」ねこまんまとパッパ
“イタリアは食材に恵まれているから何でもおいしいのよね” つい言ってしまいがちな言葉だが、海外至上主義に向かうべからず。同じ食材や味を求めたり、レシピを極上になぞらえようとするから「ムリ」が発生するわけで。それは日本に住みながらつくる毎日の食事、そして生き方も同じ。
おいしいものだけでなく、モノをつくるのも同じ。
少し前も書いたが、なにを求めて我を批判し、至上主義に迫るのか。なにを求めて自虐的
「旅する土鍋2018」チャンボッタとかチョケチョとか?!
「チャンボッタ」
オチャラケたくなるようなるような名前の料理は、どちらも「カポナータ」や「ラタトゥイユ」に類似し、カラブリア州に限らず、ローマ以南で名前や材料を変えて『ごった煮』として肩ひじはらずつくられている家庭料理。この夏もカラブリアのマンマがつくってくれて無論美味。レシピも書いてくれたが覚えられるほど特別なことはない。使う野菜も前者の2つに似ているが、酢を入れる前者とは異なり、葡萄酒も入れ
旅する土鍋2017アーカイブ
※今年も「旅する土鍋」をはじめるにあたり、昨年こちらに投稿していなかった「旅する土鍋2017」アーカイブ記事をまとめています。
2017.07.23 ミラノ
7月の週末となると、もはや週末は海や山に出かける人が多く、太陽が照りつけるミラノは耳がツーンとするくらい静まり返っている。「旅する土鍋2017」スタートして数日経過だが、ひとつめの仕事は日本に持ち帰って合同展をするための師匠グイド・デ・ザ