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創作活動

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Let time take its course

Let time take its course

歴史とは

時間とは

過去から未来への一方通行だ

遡って違う選択をすることはできない

だから今この時

なるべく悔いのないように

そう思って選択する

それでも‥‥

後悔のない選択なんて

無いのかもしれない

進んだ先は

自分の選んだ道

背筋を伸ばして

真っ直ぐ進むだけ

今は

それでいい

全てが終わった時

振り返って懐かしもう

あゆみつづける

あゆみつづける

きっかけは些細なこと
見当はずれの疎外感‥‥

そしてそれに気を遣った結果
少しずつボタンの掛け違えが起こる

元々繋がりの強かった部分が
最も簡単に空中分解

今となっては良かったのかも
この間にそれぞれの人となりが見えたから

そして‥‥今
優しい声をかけてくれる人と共に

上を向いて空を
下を向いて花を

一緒に眺めながら
前に向かって並び歩いている

数の論理

数の論理

数って時に大きな力になるよね
数って普段の生活の中でも無意識のうちに意識する
でも数が全てじゃない事も多い

数は正義なのかな
見た目の数字は安心できるもの?
多くたって全てが味方とは限らない

増やすことだけに躍起になっても
手段と目的が逆転するだけ
自分を否定しない人の中は心地いい?

満足ですか?
なにをやっても否定されない空間は
過去の痛みが生かされない現状は

一体なにと戦っているのだろ

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照れ屋さん

照れ屋さん

いつも夜空に浮かぶボク

見せる姿をひと月かけて変えていく

少しずつ少しずつ

普段はあまり注目されないけれど

「月食」の日だけはみんなの注目の的

いつもひと月かけて変えていく姿

その日ばかりは刻一刻と姿を変える

時間をかけて少しずつ

そうしてみんなの注目を集めるけれど

そんなに見つめられたら・・・

照れるじゃない

前に向かって

前に向かって

社会に出るとよく耳にする事

「現状維持は緩やかな後退」

人は心が弱ってくると

とかく過去を思い出す

それも良い思い出ではなく

自分の過ちや受けた傷の事

本当に嫌になる時がある

前を見れば輝かしい未来があるはずなのに

もういいじゃない

愚かにも過去の清算に時間を浪費するのは‥‥

わたしの足はちゃんと未来を向いているだろうか?

ゆっくりでもいい

一歩一歩進んでいこう

夜桜

夜桜

一週間でその美しさを誇り

潔く散っていく

その可憐で儚い姿が

毎年わたし達の心を

魅了し

潤し

そして寂しくさせる

夜に見る君は

より一層

綺麗で

そして‥‥儚く見える

「新しい自分」を求めて

「新しい自分」を求めて

今日のわたしは
今朝うまれたばかりの
新しいわたし

そう思って生きているだろうか?
判で押したような毎日
変化の乏しい日常

そんなことばかり考えていたら
一歩も前へ進めない
「昨日」を振り返ってしまうから

難しく考えていたら
「今」は一瞬で過去になる
置いていかれる

その「一瞬」を大切に
その「一瞬」を逃さないために
思い通りに身体を操れる準備を

いくつになっても
その「一瞬」は
唐突に

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SNOW WHITE

SNOW WHITE

真っ白な雪は

世界から音を遮り

光を放つ

一面に覆われた

汚れを知らないそれは

見るものを魅了すると共に

自身の醜さを再認識させられる

ここまでいろんな経験をして

随分と薄汚れてしまった

その汚れは

一生消えることはないのだろう

雪景色を見る度に

綺麗だと思うと共に

自身の汚れを

イヤでも意識させられる‥‥

上を向いて

上を向いて

心が俯いていると

なぜか身体も自然と俯いてしまう

見上げればそこには

綺麗な星が夜空を彩っているのにね

ある日ふと見上げると

そこには満天の星が

心が俯いている時は

無理矢理にでも見上げた方がいいのかも

上を向いて歩こう

涙がこぼれないように‥‥

刻の涙

刻の涙

刻は常に過去から未来で
それはもう残酷なほどに

過去は変えられない
未来はある程度変えられる

過去を過ちと捉えるか
それとも糧とするか

「好き」だったのは過去のわたし
今は本当に「好き」だったのかもわからない

過去は変えられない
だから今は振り返らない

しがみつくものではないと思うから
わたしは糧にして今も前に進む

勇者

勇者

臆病で自分に自信がなく

もがきながら試行錯誤しながら

それでも自分にできる事を確実にこなし

周りから誤解を受けて傷つき倒れそうになっても

ひたすら前を見て進み続ける

そんなあなたに勇気づけられ旅を続けた

わたしの旅はもう終わったけれど

旅していた頃の思い出は今も

時々鮮やかに蘇る

あの優しく穏やかな日々は

今となっては幻のようにも感じるけれど

それでも確かに存在した

その時

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arc-en-ciel

arc-en-ciel

夕刻の急転

突然の曇天の後に大粒の雨

サッと降っては直ぐに上がり陽の光差す

眩しさを感じて反対側の空を見上げると

即席の雲のプリズムを通って浮かび上がる

“あなた”という光がもたらす彩り

それは天に矢を番える七色の弓

No Rain, No Rainbow!

辛いことの後には、きっと良いことがある

 SOLEIL

SOLEIL

陽の光に瞳を向ける

その輝きから目が離せない

たとえ永遠に目を背けられても

想いは届かなくても

ただひたすらに想い続ける

ソレイユ

陽の光に心奪われた花