マガジンのカバー画像

［ 何気ないワンシーンに物語を ］

64
本
撮った写真を載せています。レタッチなども。
運営しているクリエイター
［星野 カナタ］

#毎日note

［星野 カナタ］

［星野 カナタ］

秋始めを、見つけてきた。

    ［星野 カナタ］

    ［星野 カナタ］

    秋風薫る、夕焼け空。

      ［星野 カナタ］

      ［星野 カナタ］

      嫌いなのに寂しくなる、夏の終わり。

        ［星野 カナタ］

        ［星野 カナタ］

        夜の公園は、どこかへの扉。

        輝いている場所を反転させた。まるで、世界が終わる夜みたい。雨がしとしと降り注いで、周りは静寂を守っている。風に吹かれてユラユラ揺れるブランコも、今日だけはじっと動かずに待っていた。わずかな光が私を導くように射している。手に持った傘はもう必要ないみたい。もう行かなくちゃ。夜のSL列車に乗って、旅にでるのだ。
        ［星野 カナタ］

        ［星野 カナタ］

        秋の音は夜の闇に輝く。

        最近、夜の公園を歩くことが多い。以前書いた、ポケモンGOを始めた結果だ。そして、夜の撮影もなかなかに楽しい。意外と写るものなんだなぁと感心する私がいる。そして、夜のライトの灯りが少し幻想的。
          ［星野 カナタ］

          ［星野 カナタ］

          フォトポエムをまとめてみました。

          撮った写真と、詩とを組み合わせた作品をInstagramにて公開していたのですが、実は全部消してしまったので、こちらに再掲。投稿していたものはまた今度どこかで公開できたらいいけれど、作品作りをするときにまた使えたらと思っている。フォトポエム、フォエムと言われたりするそう。
            ［星野 カナタ］

            ［星野 カナタ］

            １人と２人と、最初と最後。

            君のような、私のような。１つになって溶けた空。いつの間にか消えた未来を、繋いだ手の冷たさが教える。空は憎いほどに綺麗な青で、カチコチと静かに時を刻んでいる時計の針が煩い。君のような、僕のような。２人になって離した言の葉。あたたかい心を傾けて、陽が沈むのをジッと見ていた。遠くで鳴るファンファーレが、嬉しそうに告げる２人の最後。少しだけ耳鳴りがした、夏の終わり。
            ［星野 カナタ］

            ［星野 カナタ］

            夕焼けを見て、1番最初に浮かぶのは綺麗だとか。

            人生においての「大切なこと」って多分いくつもないと思う。誰が言ったか分からないけれど、生きている意味を探すために生きているとか、神さまになるための試練だとか、そういうこともないと思う。最初から最後まで人生が運命の上で決まっているとしても、きっと大切な人たちとの出会いは、出逢うべくして出会ったのだと信じたい。誰がなんと言っても、全部ぜんぶ私が選んだ縁で、繋がった輪なのだ。
            ［星野 カナタ］

            ［星野 カナタ］

            真夏のピークが去ったと、天気予報士が告げる前に。

            観覧車の光が揺れて、花火のよう。少しだけ光の筋が憎らしい。ほんの数分前に、本物の花火を見たせいで、物足りなさを感じるみたい。そういえば、今年はもう花火見れないと思っていたけれど、見れたことが嬉しいし、１万何千人の人と見たあの景色は忘れられない。誰一人、「たーまやー」なんても言わず、シーンと静まり返った中で、花火を見つめていた。それぞれのライブの思い出に浸らせるように打ち上がる花火は、とても綺麗だった。「最後の花火が今年もなったな。」そんな歌が、わたしの頭に流れた。
            ［星野 カナタ］

            ［星野 カナタ］

            ネガティブでも、それが武器になる時がきっと来る。

            ポジティブに生きるには、後ろを振り返ると言われるけれど。今日、後ろを振り返ると、虹が架かっていた。振り返らなくちゃ、見逃していた。「わ…虹だ。」思わず溢れた声に、周りの人も「本当だー！」とスマホを取り出す。ネガティブな私が周りの人に小さな幸せをおすそ分けできた瞬間、この先にあるかどうかわからないから、そっと心に刻んだ。
            ［星野 カナタ］

            ［星野 カナタ］

            残された夏時間を、追いかけた。

            干からびた田んぼが、夏の終わりを告げている気がする。等間隔に並んで刈り取られた姿が、少し寂しいような嬉しいような複雑な気持ちにさせる。気づいたら、もう夏も終わっちゃうのか。夏が嫌いだとか暑いだとか、そんなことを言ってるうちに「サヨナラ」がくるらしい。
              ［星野 カナタ］

              ［星野 カナタ］

              電車がない街で育った私は、電車を見ると特別な感情を抱いてしまう。

              それは流れるように。未来へ繋がるように。誰かの夢を乗せて運ぶ。片道切符を握りしめて待ったあの日。あのバンドが歌ってたのは、赤い電車だったっけ。でも都会に出たら、緑の電車も黄色い電車も虹色の電車だってあることを知った。私の幸せを運ぶのは何色の電車なんだろう。まだ仲良くなれそうにない電車をぼんやり見つめて送った。「誰かの願いを今日も運んできておくれ。」と。
              ［星野 カナタ］

              ［星野 カナタ］

              確かにあった、夏の終わり。

              あの日の定食屋さんの大きな唐揚げを見て驚いたこと。コンビニでの立ち話、星が綺麗に見える砂浜で花火を手にはしゃぎあったこと。海辺で腰掛けて将来の悩みを打ち明けたり、恋愛の話に花を咲かせたり、笑いあったこと。全部ぜんぶ、離れた今も恋しく思う時がある。新しく変えたばかりのスマホに初めて残った思い出の写真。なんだか、私とても遠くに来ちゃったなぁ。時折、涙もこぼれる。会いたいと思っているのが、どうか私だけじゃありませんように。そう願って、そっと写真を閉じた。
              ［星野 カナタ］

              ［星野 カナタ］

              同じ構図なのに、撮る人で違う世界になる。

              これは、彼が撮った写真だ。私も似たような構図で写真を撮った。お空と赤レンガ倉庫が半分ずつ仲良く並んでいる。何にも加工してない、iPhoneで撮った写真。少し贔屓目かもしれないけれど、私はとても好きだ。