電車がない街で育った私は、電車を見ると特別な感情を抱いてしまう。

画像1 それは流れるように。未来へ繋がるように。誰かの夢を乗せて運ぶ。片道切符を握りしめて待ったあの日。あのバンドが歌ってたのは、赤い電車だったっけ。でも都会に出たら、緑の電車も黄色い電車も虹色の電車だってあることを知った。私の幸せを運ぶのは何色の電車なんだろう。まだ仲良くなれそうにない電車をぼんやり見つめて送った。「誰かの願いを今日も運んできておくれ。」と。

お仕事中のドリンク代にさせていただきます。ちょっといい紅茶を買いたいです。