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日記

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記事一覧

【お知らせ】詩誌「開かれた窓」

蝶尾出版社様より発刊される新しい詩誌に、詩画で参加させて頂いております。
あまり見ない形式の詩ですが、読み方に決まりはないので、自由に読んでいただけたら嬉しいです。
よろしくお願いします。

発売日は5月1日(水)です。

Amazon.co.jp: 開かれた窓: 創刊号 詩雑誌 eBook : 蝶尾出版社: Kindleストア

※現在電子書籍のリンクのみになっていますが、紙でも発売されます。そ

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鬱の本

ああ、もうだめだ。私を超えるダメな奴なんていない。と思う夜がある。そんな夜しか過ごしていないのだが、そんな自分を救うのは他人のネガティブだったりする。
このネガティブは、迷惑系とかお騒がせとは違って、なんだろう、他の人のネガティブの視野や解像度をチラ見して、そうなのか、お互い生きるの下手だねって言って(もちろん直接ではない)肩の負担をすこーーし落とすことだ。
前まではTwitterやブログがその役

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【お知らせ】凪組アンソロジー2024

昨日、参加しております『#凪組アンソロジー』が届きました…!

自分の作品を活字にするっていう夢を叶えることが出来て本当に嬉しい。

イシカワケイダイ様、素晴らしい企画に参加させていただき、本当にありがとうございます。

重ねてお礼を申し上げます。

変な記憶

抜歯する夢を見た。抜かれたのは奥の奥にひっそりと生えた『親知らず』しっかり上下左右四本も生えてて、なんだかなあである。
昔歯列矯正の相談をしたついでに八重歯を抜いたんだけど、悶絶したから奥歯でもかなーり痛いのだろう。
夢の私は麻酔液を口の中に含み、だんまりを決めて吐き出し「ええい、ままよ」と目を瞑る。
舌を動かさないようにしなきゃと思っていたら
「はい、右終わり。次左ね」
え、もう?歯ってそんなに

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高架下の天球

あと少しで兎が眠る。私は「またね」と言う。
そしたら龍が起きる。私は「おはよう」と言う。

年末は出かけないかと思ったけど、出かけた。
去年の年末はぼんやりとして、年始は伊達巻卵となますを作った。
新年会をした友人は違う土地にいる。当たり前だが、当時は互いに暮らす土地が変わるなんて思っていない。
今夜は年越しそばを作って、YouTube流しながら「おめでとうございます」を言う。

今年は人間を辞め

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召されたlamento

年の変わり目は時間軸があやふやになる。朝なんだけど昼のような、風は冷たいけど秋と言われても受け入れるし。定められた区切りがなくなったからだろうか。でも学生には絶対に戻りたくない。

朝ご飯を食べて布団に戻って暖かい蜃気楼に包まれてメインは夜。

今日はプチ忘年会をした。ROUND1に行くのは1年ぶり。スポッチャは何年ぶりだろう。
冬休みだから子供や家族がたくさんいた。その中に紛れ込む3人の大人のよ

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素早く事実を

仕事納めだ。年末だからお問い合わせの電話も出社する人も少なくて助かった。
昼休みに小説と音楽コラムを買い読む。どちらもnoteの有料記事で、私の大好きな人。

書き手として、1人の人間として、あらゆる面で尊敬してるし、負けたくないって思う。
別に勝負してるわけじゃないけど、この人がやってるなら私もやらなきゃって自然と思える。そんな人ができるだけでも素敵だと思わない?

その人と年内最後のお茶した時

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擬態法第七条

学生達が冬休みに入ったと思ったら帰省ラッシュだ。駅や電車はキャリーバッグを持った人やリュックを背負った子供と親、背伸びしてお化粧した小学生で賑わう。
そんな中変わらず薄く目をつむり冬の息を吸い込む私だ。
もう振り返りは済んだ。明日1日働いて、シチューを食べてのんびりしたら年が明ける。
去年と違う部分は、仕事納めが1日遅い事と職場と浮遊感。あと年賀状を書く人が一気に増えた。嬉しい。

来年はSNS見

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人気のない摩天楼

重い腰を上げて少しずつ今年を終わらせる。五徳のオキシ漬けして家を出てきたから、帰ったらその処理をしなくちゃ。じゃないと料理ができない。

食材はあるけど、大半が年末年始用だからがまん。五徳を濯いだら肉野菜もどきな何かを作ろう。
新しい電子レンジが欲しくて家電量販店を覗いた。3万円出せばオーブン機能がついてくるらしい。型番を楽天とAmazonで調べる。メーカーはどこにすりゃいいんだ。結局動けば何でも

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どうかなったもん同士

さあ。子供たちがワクワクする日が来たよ。
大人達は子供に夢を与える日。

生まれて始めて絵本みたいなクリスマスをした。ピザにチキン、ケーキと紅茶。

今朝も寒いけど、思考がリセットされる冷たさだった。肩の荷が降りたような気分。
学生たちは冬休みに入ったらしく電車が空いていた。休める時に休みなさい。

聖なる灯が消えたら年明けの用意。五徳を拭いて年賀状を書いて、断捨離の続き。
今年は1年中何かしら手

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冬の華を焦がす

冬の華を焦がす

背中で息を受け止める。規則正しく動いていて、生きてるなあと思う。
世界規模で聖なる日の前日祭だけど、何故かSFじみた夢を見た。怖い部類になるけど、見て当然だなって内容。今日じゃなくてもいつか見るはずだった夢。
1人で見たら叫んでたかもしれないし、もっと寝ていたら本当の恐怖が来ていたかも。
等間隔で来る小さな振動で今の世界に戻ったから叫ばずに済んだ。
昼寝をした。こっちでも夢を見た。昼寝ではっきりし

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迫りゆく猫手

軽トラの荷台に家を建てる動画を見た。
模型じゃなくて本格的に暮らせるものを作るから1年かかる。1年かけてなにかしたことあったかな。ないな。

設計図にノート1冊まるまる使って各部品の大きさも正確に記載してその通りに作って、窓も丸くして可愛くしたり、あるもので作っている。

そして今は、コンテナだけで出来たペンションの動画を見ている。3つくらいあるコンテナを積み木みたいに組み合わせて中央に鉄骨の梁を

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静かで平和で孤独な日曜日

冬だァ。昨日も一昨日も寒かったけど今日は一段と張り詰めた寒さ。そりゃそうだ冬至だから。
あと数回寝たら聖なる日。世界が終わる日を選択できるとしたらクリスマスが1番選ばれるんじゃないかな。人間以外の動植物は終わりを認識しているのかな。生命ではなく時間的なものの。
電車の時刻表は乱雑になって、あちこちでクーデターが起きて、無法地帯で最初で最後の犯罪を犯しまくるのは何もかもが発達しきった街だけ。
長閑な

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ありったけの孤独

元の気力と集中力とキャパシティが少ない自分、派遣事務でギリ保てるな〜!と思いつつ家に変えるとぺふと布団に倒れ込む。
そりゃあ内臓の一部足りてないし、人としての常識抜けとるし、やる事あるけど動けない。冬は特に。
俺はただ表現者として生きていたいだけなのに。郊外でひっそりと息を潜めていたいだけなのに。

怖い夢を見た。内容はあまり覚えてないけど、今の日本では起きない事件を幕の外から諦観していた、と思う

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