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2021年5月の記事一覧
呼ぶこと・呼ばれること②
「先生」と呼ばれるようになって40年近い年月が経とうとしているが、「先生」と呼ばれることにいまだに馴染めないでいる。
まともな先生はそんなことは感じないのだろうが、僕のように、およそ「先生」と呼ばれるにふさわしくない劣等教員にとっては、この呼称は何だか面映ゆい、重い、違和感の塊のような呼ばれ方なのである。
「先生」とは本来「先に生まれた者」なのであって、「後から生まれた者」である「後生」の対に
呼ぶこと・呼ばれること
くだらぬ話だが、僕は結婚当初、カミさんのことを何と呼べば良いのかさんざんに迷った。それまでは知り合ってから6年間、苗字で呼んでいたため、結婚と同時にその呼び方に行き詰まったわけである。
名前で呼べばよいではないかと普通思われるかもしれないが、そう呼ぶのはなんとなく気恥ずかしくもあり、ひとつ年上のカミさんを呼び捨てにするのも気がひける。
そこでカミさんに相談すると「“順ちゃん”て呼べばいいじゃな
お母さんのオチンチン?
子どもがまだ小さい頃の話。
だいたいの子供はそうではないかと思うが、やたらと疑問を連発する時期があった。
答えるのに随分難しいのもあって、例えば、
「お母さんのお母さんはオバアチャンなんだけどオバアチャンのお母さんは誰なの」などと言う。
「それはオバアチャンを生んだ人だよ」と言うと、
「じゃ、オバアチャンのお母さんのお母さんのずーっとずーっとずーっと前のお母さんは誰なの」と言う。
人類の祖先
天の国に王様がいました
天の国に王様がいました。
王様は誰にも負けない
優れた人になりたい
と思っていました。
ある時
王様が街に出ると
屈強な身体をした
飛脚の若者に出会いました。
その脚が欲しくなった王様は
飛脚の若者に
自分の身体と若者の身体を
交換するように命じました。
若者がその命令に抗うことはできませんでした。
王様は大喜びです。
王様は誰よりも早く
誰よりも強い身体を持ち
王様と闘って勝つ者はいなくなりま