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うそめがね日記

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ファミリー夜更かし

ファミリー夜更かし

 4歳娘が保育園から帰る自転車で寝てしまい、そのまま家についてからも2時間ほど寝てしまったので、夜はやく寝かせるのは諦めてみんなで夜更かしした。

 娘はプリキュアの塗り絵をし、ぼくは本を読み、かあちゃんはワークアウトなどをしていた。

「かあちゃん、次なにいろでぬってほしい?」

 娘が振り向いて言うと、かあちゃんが、

「えー、じゃあ、ピンクかな。濃いめで」

 と応える。
 娘は「いいねぇ」

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何を用いて読書ノートをやろうか考えすぎてわからなくなってきたときに現れる農夫

何を用いて読書ノートをやろうか考えすぎてわからなくなってきたときに現れる農夫

読書ノートを付けようと思う 本はたまに読むけど、内容全然覚えてない。もったいない。読書ノートを付ければ、記憶にも残りそうだし、振り返りやすくて良いと思う。

 そのために、フィルム付箋を買った。本の気になる一文をマークするためだ。

 いまチャールズ・ブコウスキーの『勝手にいきろ!』を読んでるので試しに「おっ」と思う箇所に付箋を貼るようにしたら、ほぼ毎ページ貼っちゃう。
 すぐ付箋だらけになって、

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おうち焼き鳥でたやすくワーイとなる我

おうち焼き鳥でたやすくワーイとなる我

 奧さんが焼き鳥を作ってくれました。
 部位は、奧さんが好きな砂ずりと、ぼくが好きなもも。
 買ってきた鶏肉をさばいて串打ちして焼いたのだと。
 塩焼きと味噌だれ焼きがある。味噌だれは、いぜん神戸の《餃子苑》で食べたみそだれを摸して奧さんが作ってくれたものであり、餃子以外の料理にも合う。

 この日は休み前だったということもあり、おつまみ重点の献立がうれしかった。
 いつもおいしい晩酌タイムをあり

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ホットドッグ感覚

ホットドッグ感覚

 義母からジョンソンヴィルのソーセージをいただき、IKEAでホットドッグ用のパンを買ったため、ホットドッグが成った。
 奧さんが作ってくれた。シンプルに、炒めたキャベツとソーセージのみ。これが一番おいしい。
(たぶん、ピクルスやチーズやスパイス盛り盛りの趣向を凝らしたタイプを食べても同じこと言うと思いますが)

 ここからホットドッグの魅力ってなんだろうか、みたいなことを書こうかと思ったが、とくに

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満たされたひとりきりの打ち上げ

満たされたひとりきりの打ち上げ

 打ち上げは最高である。打ち上げをするためにがんばるし、打ち上げをするために生きている。つまり美味い生ビールの美味さを最大化して我がのどに叩きつけるおこないは、命の存在証明であるということだ。

 先日、天満ナチュラルマーケットvol.111なるマルシェイベントでコーヒーを淹れてきた。
 コーヒーだけでなく、アメリカとかのセレブがマインドフルネスに至る行としてSNSで紹介してるんじゃないかというく

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奧さんが買ってきてくれたお酒が結局一番うまい

奧さんが買ってきてくれたお酒が結局一番うまい

 居酒屋には良くいくし、常に金麦などは家に常備しているのだけど、スーパーの買い物がてら奧さんが買ってきてくれるチューハイとかが一番うまい。

 お酒のうまさは「報い」のうまさだと思う。
 仕事がしんどかった日はちょっといいビール(地ビールとか)買って飲むと気分がアガる。そういうやつ。
 ただ基本的にそれは内燃機関でまかなってる感じだ。つまり自分の負荷を自分で悦楽に変換している感じ。
 うまさってエ

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芸術鑑賞する場所、H・A・I・S・Y・A

芸術鑑賞する場所、H・A・I・S・Y・A

 歯の詰め物がとれたので、6~7年ぶりくらいに歯医者さんに行ったら、
「詰め物の下で歯の神経ダメになってますね」
 と言われたので久々に歯医者さん通いをしている。

 歯医者さんに行くのはきらいじゃない。
 行く原因は虫歯というマイナスなことだし、施術内容によってはちょっと痛いし、治療費もけっこうかかるけど、嫌いじゃない。

 むかし通っていた歯医者さんには絵画が飾ってあった。
 あるひとつの歯医

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GWのシメに大阪メトロ×鬼滅の刃のスタンプラリーは最高

GWのシメに大阪メトロ×鬼滅の刃のスタンプラリーは最高

 GW最終日、大阪は呆れるほど雨。となるとやることはひとつしかない。
 奥さんと娘(3歳)と、大阪メトロ×鬼滅の刃のコラボ謎解きスタンプラリー『地下鉄潜入すごろく大作戦』をやるしかないのである。

 舞台はほぼ地下鉄の駅構内なので、天気関係ナシ!!
 チェックポイントとなる各駅の謎解きスポットの位置的に、駅構内をけっこうウロウロするので、ダンジョン探索みがあり楽しい(本町駅まじダンジョン)。
 娘

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グミの先に居る

グミの先に居る

 テレワークとお菓子。
 それは切っても切り離せない。
 なんか手の届くとこにお菓子がないと落ち着かない。
 リフレッシュ、脳の栄養補給、ひとときの怠惰。
 テレワークのホームオフィスには、手の届く場所に、水筒、ハンカチ、お菓子だ。

 さて、どんなお菓子が最高だろう?

グミだ。 お菓子売り場四天王の一角、《魔性の弾性》、グミ。
 脳にクる噛みごたえ、歯で破断する瞬間のカタルシス、長い口腔滞在時

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「こういう事なのではないだろうか」もなんもねぇリアル

「こういう事なのではないだろうか」もなんもねぇリアル

 主にエッセイ的なものを書いてるので、

できごと

思ったこと

それはこういうことではないだろうか?

シメ

 みたいな構成で書くことが多い。
 けど、子どものことを書くってなると、いつも「3」いるか? と思う。

 note書くとき最近は、子どものとてつもなく可愛いムーブがあって、それを脳内に留めておくと爆発しそうなのでポンッと出して周囲を巻き込んでやれ! と思って書く。
 初期衝動だけで

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おもんぱかりが足りないかわりに遊んでる

おもんぱかりが足りないかわりに遊んでる

 仕事でもプライベートでも、伝わるかわからんけど多分伝わるだろうし伝わらないならそれはそれで良いみたいなラインをついた言葉選びをするのが好きだ。

 仕事で、部署内への周知文書を作る機会があり、
《より顧客をおもんぱかった○○を〜〉
 みたいなタイトルにした。

 同僚から「おもんぱっかったって何? 誤字??」と笑われたが「誤字じゃないよ。相手のことを考え思いを巡らせるって意味の言葉だよ」と説明し

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暴れ好奇心娘をつなぎとめる絶技

暴れ好奇心娘をつなぎとめる絶技

 大阪城公園でやっていた大道芸を、2歳の娘といっしょに観た。

 通りがかりにパフォーマーの口上が聴こえてきていたが、もりもり歩きたい盛りの娘だからそのまま通り過ぎるのかと思ったら、足を止めて「なにがはじまるんだろう?」という顔でじっと見ていた。
 これは本気で興味を示しているな、と思ったので、ぼくも娘といっしょに観ることにした。

 どうやら大道芸のパフォーマンスのようだった。
 BGMと口上に

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【お散歩】空中にあるハシゴみると上キー押しながらジャンプしたくなる

【お散歩】空中にあるハシゴみると上キー押しながらジャンプしたくなる

 余暇が出来たので、散歩をした。貴重な時間だけど、目的を決めると達成度とかの「良し悪し」が生まれてしまうので、あえてただの散歩がさいこうだ。
 でも近所の散歩よりちょっとスパイスが欲しいので、あまり知らない町を散策した。

 町はひとがたくさん生きてる生活感がまじりあって合体したりゆがんだり変化したりして出来てるため、なんかそういうアート作品を見て回るみたいな楽しさがある。
 いろんな家やマンショ

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正しきコーヒーは良い冬の公園のもとに

正しきコーヒーは良い冬の公園のもとに

 去年は12月だろうが1月だろうが隙あらばピクニックしたり、仕事の昼休憩に公園にでかけてごはん食べたりするくらいぬくかったけど、今冬はしっかり寒い。
 元日にちょっとお散歩しただけでめちゃくちゃ冷えた。

 今冬のど真ん中になっても、いつまでも前回の冬が暖かくてよかったなぁ、というスイートメモリーに侵されており、冬のジャケットにほこりをかぶせたまま、カーディガンで出かけたから、そら冷えるに決まって

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