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アートの現場から

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経験したアートプロジェクトや芸術祭の現場から感じたこと、考えたことを記録したマガジンです。
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わくわく!笑顔が連鎖した不思議体験「第5回ハッピーフェスタきたまち360」レポート

わくわく!笑顔が連鎖した不思議体験「第5回ハッピーフェスタきたまち360」レポート

【現場レポート】

「第5回ハッピーフェスタきたまち360」に参加しました。さいたま市北区で10/1に行われた「第5回ハッピーフェスタきたまち360」は2年ぶりの開催!私は第3回(2018年)、第4回(2019年)と今年で、3回目の参加です。

「ハッピーフェスタきたまち360」は、北区民まつり応援イベントとして実施され、「360」は、富士重工業(現・SUBARU)が開発した軽自動車が由来。この場

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解体前の旧中央消防署で行われた熱い2日間のアートプログラム「燃えろ!アートのパワー!さいたまアートパーク 2022-SUMMER-」レポート

解体前の旧中央消防署で行われた熱い2日間のアートプログラム「燃えろ!アートのパワー!さいたまアートパーク 2022-SUMMER-」レポート

【SACP2022】

さいたま国際芸術祭レガシー事業「さいたまアーツセンタープロジェクト2022」、7/23-24に開催した2日間のスペシャルプログラム「燃えろ!アートのパワー!さいたまアートパーク 2022-SUMMER-」が無事終了しました!

会場となった旧中央消防署は1965-2022年の57年間、地域の安全・安心をつくってきた場所。その場所の解体を前に、「場所へのありがとう!お疲れ様!

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身近な輸入食材で国旗を描く!「食の万国旗-Food Flag of all over the world」を旧中央消防署(@さいたま市)で展示します!

身近な輸入食材で国旗を描く!「食の万国旗-Food Flag of all over the world」を旧中央消防署(@さいたま市)で展示します!

去る2018年5/6の1日限定で「食の万国旗」を大宮ソニックシティの掲揚塔に展示し、様々な輸入食材の影で描いた日の丸の旗がはためきました。

この展示は「埼玉アートフェスティバル2018」の企画の中で実現したものです。普段35本の掲揚塔に作品をはためかせる機会はそうそうないので1日限りの展示でしたが、青い旗が並ぶ空間は壮観でした。

この1日限定で展示した作品が、「さいたま国際芸術祭レガシー事業:

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【御礼】2020年もありがとうございました!忘れたくない3つの経験。

【御礼】2020年もありがとうございました!忘れたくない3つの経験。

2020年。この年は本当に忘れることができない1年となりました。

制作、活動の場で共に関わり、支えてくれた人たちに深く御礼申し上げます。

1:「さいたま国際芸術祭2020」について

今年を振り返り一番のトピックはやはり「さいたま国際芸術祭2020」

2018年より準備してきた、「さいたま国際芸術祭2020」が、3月開幕直前で延期となり、様々な困難を乗り越えて、10月から11月に再開となりま

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「現在の青図-記憶の窓・Sightama 2020-」日常空間の公園で、市民と制作した作品を通して、文化芸術の役割を実感する。

「現在の青図-記憶の窓・Sightama 2020-」日常空間の公園で、市民と制作した作品を通して、文化芸術の役割を実感する。

【さいたま国際芸術祭:美術と街巡り事業】

「現在の青図-記憶の窓・Sightama 2020-」開催中!

別所沼公園に静かに佇む「ヒアシンスハウス」で、詩人 立原道造の草稿「鉛筆・ネクタイ・窓」の一文「僕は、窓がひとつ欲しい。」から着想を得て制作した作品を展示しています。

この作品は、さいたま国際芸術祭2020・美術と街巡り事業「桜の季節編」のプログラムとして実施し、制作希望者を公募して集っ

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【さいたま国際芸術祭2020】 窓を開けよう!ヒアシンスハウスに「記憶の窓」が並びます!

【さいたま国際芸術祭2020】 窓を開けよう!ヒアシンスハウスに「記憶の窓」が並びます!

「現在の青図-記憶の窓・Sightama 2020-」

会期:2020.3/28-4/5 
時間:13:00-17:00
場所:ヒヤシンスハウス
さいたま市南区別所4丁目地内(別所沼公園内)

別所沼公園に静かに佇む「ヒアシンスハウス」で、詩人 立原道造の草稿「鉛筆・ネクタイ・窓」の一文「僕は、窓がひとつ欲しい。」から着想を得て制作した作品を展示します。

この作品は、さいたま国際芸術祭202

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「さいたま国際芸術祭2020」 別所沼公園 ヒアシンスハウスで「時間と記憶」を影で焼き付けるアートを制作!

「さいたま国際芸術祭2020」 別所沼公園 ヒアシンスハウスで「時間と記憶」を影で焼き付けるアートを制作!

【さいたま国際芸術祭2020】

さいたま国際芸術祭を機会に自分の思い出の品や記憶の品を焼き付けるフォトグラムを制作する「現在の青図-Sightama 2020-」

別所沼公園、ヒアシンスハウスで公募により集まった方と共に作品制作。2/11・3/1共に陽差に恵まれ鮮やかな青のフォトグラム作品が生まれました。

フォトグラム(photogram)とは、感光紙の上に、直接物体を置き、光を当てて撮影す

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「さいたま国際芸術祭2020」立原道造ゆかりのヒアシンスハウスで一緒に作品をつくりませんか?

「さいたま国際芸術祭2020」立原道造ゆかりのヒアシンスハウスで一緒に作品をつくりませんか?

【さいたま国際芸術祭2020】

ヒアシンスハウスで一緒に作品つくりませんか?

別所沼公園に静かに佇む「詩人 立原道造所縁のヒアシンスハウス」で、あなたの大切なもの・記憶の品を焼き付ける写真作品(フォトグラム)を制作しませんか?

【さいたま国際芸術祭2020 美術と街巡り事業「桜の季節編」】のプログラムとして実施し、3/14-4/5あなたの制作したフォトグラム作品が展示されます。

追記(20

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現在の小学生・中学生 約200人が描く青写真とは?「現在の青図-中之条 2019-」@中之条ビエンナーレ2019

現在の小学生・中学生 約200人が描く青写真とは?「現在の青図-中之条 2019-」@中之条ビエンナーレ2019

【中之条ビエンナーレ2019】

群馬県中之条町で8/24より開催されている「中之条ビエンナーレ2019」にエデュケーショナルプログラムアーティストとして参加しています。

展示している作品は「現在の青図-中之条2019-」

(現在の青図-中之条 2019- Cyanotype 2548mm×7725mm ©Shunya.Asami)

中之条小・中学生約200人と制作した作品と、前回2017年

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「芸術祭」と「学校現場」の連携について考える

「芸術祭」と「学校現場」の連携について考える

【制作の現場】

日々、芸術祭と学校現場の連携について考えています。
今年は、中之条ビエンナーレ2019でも学校現場と連携して作品制作を行います。

学校現場は学校教育法の下、学習指導要領があり、年間指導計画が組まれ、毎日の授業が行われています。

その中で、外部連携するにはこうした学校の制度を理解し、活動の内容を現場の先生方と練っていく必要があります。

授業内で行うのか、課外活動で行うのか、学

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