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神社仏閣関連の話

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神社仏閣関連の話題を集めています。
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記事一覧

勇気が湧く2年間の「おみくじ」

勇気が湧く2年間の「おみくじ」

昨年10月に初めて参拝した九頭竜大社という神社。

若い頃に神仏を信じなかったというNIDEC(旧社名:日本電産、2022年度売上2.2兆円)永守会長が、不思議な体験により日本電産創業前の43年前から霊験を信じて毎月欠かさず参拝していると自身のブログに書くほどの不思議な魅力のある神社。

(九頭竜大社について関心のある方は過去記事をご覧ください。)

わたしは九頭竜大社にお参りするとおみくじを引く

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「玉の輿伝説」発祥の地⁉

「玉の輿伝説」発祥の地⁉

「玉の輿」という言葉、もう死語なのかなと思うけど、この「玉の輿」の名の由来の地にわたしは偶然足を運んでいたんです。

そこは、京都西山に建つ「善峯寺」。
先日、京都東山に建つ「清水寺」に朝早く参拝して静寂の時間を味わえたことに気を好くして、「善峯寺」にも朝早くお参り。

土曜日にもかかわらず参拝者は本堂近くに数人ほどしかいない。
境内3万坪の回遊式庭園なだけに、散策している間に何人の参拝者に出会う

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早起きは三文の徳⁉

早起きは三文の徳⁉

今日の京都の気温は、11月に2日連続真夏日というのは83年ぶりだそう。
ほんと、驚きますね。

そんな中、出かけるには気候が良いので、早起きをして778年開創「清水の舞台」で有名な世界遺産の京都音羽山清水寺に行ってきました。

紅葉は来週以降かな?という時期でもあり、朝早くは観光客が少ない。

入口の仁王門にも観光客は少ししかいなかったため、珍しく清水の舞台をゆっくり観ることができるとワクワク。

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わらしべ長者の舞台は「花の御寺 長谷寺」

わらしべ長者の舞台は「花の御寺 長谷寺」

わらしべ長者の舞台とも伝わる奈良県の長谷寺。
長谷寺は「花の御寺」とも呼び、一年中四季折々の美しいお花を楽しめることで有名ですが、今の時期は菊。

広大な境内には、残念ながら今の時期はお花も少なかったけど菊の階段を作ってくれたよう。本堂あたりはお香の香りだけでなく、金木犀の甘い香りも楽しめました。

菊といえば、「らんまん」のなかで物語が大きく展開するきっかけとなった「菊比べ」。
岩崎弥之助が菊千

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「らんまん」、その後の後悔

「らんまん」、その後の後悔

今日で素晴らしい「らんまん」が終わっちゃいましたね。

実は、わたしは偶然2011年秋に「牧野富太郎記念館」の駐車場に車を止めたことがあったんです。

その時の旅の目的は隣にある「竹林寺」で、同じ駐車場。

わたしは「竹林寺」の紅葉が美しく感動して十分満足、隣には「牧野富太郎記念館という広大な敷地の植物園のようなものがあるけど入口には見慣れた草花があるだけなので行かなくてもいい~、入館料ももったい

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絵馬いろいろ

絵馬いろいろ

これまでにスマホで撮った画像を見ていたら、神社の絵馬が時折個性的だと思い、絵馬の画像を集めてみました。

これから神社を参拝する際に絵馬にも興味を持とうと思うほど。

まずは、絵馬発祥の社という京都の貴船神社から始めます。

絵馬発祥の社「貴船神社」古来より京都貴船神社では歴代天皇より旱天(ひでり)には黒馬、霖雨(ながあめ)には白馬または赤馬をその都度献げてご祈願する例になっていたが、時には生馬に

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交通死亡事故ゼロへの思い

交通死亡事故ゼロへの思い

わたしが以前「KINTOと交通安全祈願」という記事に書いた「聖光寺」。

「販売の神さま」と言われたトヨタ自販初代社長の神谷正太郎翁が、これから始まる車社会の発展及び安全を願って昭和45年(1970年)に建てたというお寺。

この聖光寺、先日の「トヨタイムズ」で紹介されていたが、その内容に驚き。

トヨタ自動車グループが設立した安全祈願のお寺であるが、「第二回タテシナ会議※」として2023年7月に

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KINTOと交通安全祈願

KINTOと交通安全祈願

KINTOってご存じでしょうか?

実は、わたしは諸事情があって15年振りに車が必要になったんです。

そこで、あれこれ考えた挙句、KINTO(トヨタ自動車のサブスク)を利用することにしたんです。

購入じゃなく一定期間借りるだけ、それには新車で整備費用や保険など消耗品(ウィンドウウォッシャー液まで)まで全て月々の支払いに含まれているというもの。

だけど、元来のわたしは車は所有以外考えられずトヨ

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神々への信仰のはじまりという大地を訪れて

神々への信仰のはじまりという大地を訪れて

約1500万年前の西日本で起きた地球史上最大級の「熊野カルデラ火山爆発」により今の紀伊半島ができました。

そして、その大噴火によって起きた大地の変化から、わたしたちの祖先は恵みと美と恐怖を併せ持つ神々が宿る大自然への崇拝により自然信仰が生まれたのだと思います。

それ故、紀伊半島にある「紀伊山地の霊場と参詣道」として2004年に世界遺産にも登録された吉野熊野には、古くは神の御座する聖域となり「蟻

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日本三大怨霊の一人を祀る神社は球技の守護神だった

日本三大怨霊の一人を祀る神社は球技の守護神だった

日本三大怨霊として有名な、菅原道真、平将門、崇徳天皇。その悲劇的な生涯の崇徳天皇の霊を祀るために建立した白峯神宮。

蹴鞠・和歌の宗家である公卿飛鳥井家が代々守護神としてお祀りしてきたことが、今では「まりの神さま」として崇敬され、日本サッカー協会はじめ各種球技団体から使用された公式球が奉納されている神社となっています。

白峯神宮境内白峯神宮の鳥居をくぐると、広大な境内が見えてきます。
そこは、明

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