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セカイの日常

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セカイの日常。
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#書くこと

誰でもライターになれるけれど、誰でも文章が書けるわけじゃない。

誰でもライターになれるけれど、誰でも文章が書けるわけじゃない。

この間、敬愛するエッセイストの塩谷舞さんが、Xでこんなポストをしていた。

日本で生まれたわたしたちは、幼い頃から日本語を学び、国語を学び、文章を書いて生きてきた。最低限の言葉の扱い方が分かるからこそ、誰だって"ライター"になることができる。

学生だから、社会人だから、なんて年齢も関係ないし、ライターという仕事は未経験だから、なんて経験値もまるで関係がない。やれば誰だってなれるのがライターだと、

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ライティングでご飯を食べるようになって2年。やっと豊かになってきた。

ライティングでご飯を食べるようになって2年。やっと豊かになってきた。

小さい頃、よく折り紙で遊んでいた。

『かんたん!おりがみブック!』みたいな、1.5cm程は厚みのある折り紙のレシピが詰まった本を開いて、そこに描かれた花や動物を表現することに"憧れた"。

あくまでも"憧れていた"というのは、わたしは本の中で活き活きと芽吹く植物も、今にも動き出しそうな動物も、再現することができなかったからだ。

折り紙の基本は「やまおり」と「たにおり」を知るところからはじまる(

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表現する仕事をずっと好きでいたいから、独立する。

表現する仕事をずっと好きでいたいから、独立する。

わたしは普段、フリーライターとして活動しているのだけれど、まさか大人になってから、諦めていた学生時代の夢を叶えられるとは微塵にも思っていなかった。

ダンスサークルに明け暮れていた大学時代。わたしの活動時間は専ら深夜だった。日本のストリートダンス文化なのか、練習やイベント(ショーやダンスバトル)は深夜に行われる機会が多かった。

六本木の小さな箱で開かれた「SOUL STREET」、ショーにバトル

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