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作家売買

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2017年6月の記事一覧

創作物の「現実」ってなんでしょね? ~作家売買~

たまに、「この作品ってリアリティ(reality)がないんだよね~。」って感想を聞いたり、言われたりします。

なんなら詳細に、現実とリンクさせ「ここがオカシイ!」とレポートを書き出している読者の方もいらっしゃる。

創作物なので、リアルじゃないのは当たり前なんです。ノンフィクションやルポ、ニュース記事のような現実の話は書いてないんですよ。

だから、リアリティがないって言うのは「そうだね。」とし

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システムを使って働く人。システムに使われて働く人。 ~作家売買~

新しいこと始めるの、すっごく不安ですよね。

だったら、多少、経年劣化してきてても今まで通りの慣れたシステムを利用して、「人間側が、昔からあるシステムに合わせればいい」って思っている会社って、まだあるんだな~ってバイト先で感じました。

そりゃ、そうゆう方々はAIに怯えますよね。

システムに慣れて、システムに合わせて働く(システムに使われて働く人)っていうのが今までの仕事だったんですから。
逆に

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「重い話」は「思い話」なんですよ。 ~作家売買~

たまに自分で経験がないキャパオーバーな話を聞くと「そ~ゆ~重い話って苦手なんだよね。」って拒否反応を示す方がいます。

例えば、

大切な人が亡くなった話。

困窮した生活苦の話。

壮絶な介護話。

震災体験話。

戦争体験話。

色々とありますけど、確かに類似経験がないと

「なんて返事を返せばいいかわからない。下手に返事を返せば、大変な思いをした相手を、より傷つけてしまうかもしれない。」

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「逃げる戦い方」もありますよ。 ~作家売買~

逃げずに戦い続けられる人っていて「すごいな~」って思います。

でも、そうじゃない人もたくさんいます。同じ人なんて、この世に一人もいないんですから。

さて、皆さん、ヤバい時の「逃げ方」って用意していますか?

1つの事を続け、戦い続け、成し遂げることだけが美徳とされ、逆に辛くなったら「逃げる」って悪いことだ!ってだけ思う人が多いな~って感じます。

よくあるシーンとかでも、相手を煽る為に「逃げる

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登場人物と作家キャラの別人性。 ~作家売買~

創作物を書いていると色々な登場人物が出てくる。

その中で、「善い人」だったり「悪い人」も出てくる。

見るに堪えない極悪人も出てくる。

たまに「この人物って作者の人間性が出てるよね。」って言われます。

確かに、乳児から高齢者、はては幽霊や神など見たことない存在まで全部自分一人で考えているんですから「作家の人間味」って随所で出てしまいます。

けど、極悪人ばっかり出てくる作品を書いたら、「あん

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「常識」=「自分がいる世界で経験したこと」っていうワナ。 ~作家売買~

以前、どっかの何かで「私は私立幼稚舎からエスカレーターで小学校、中学校、高校、大学。学閥のある良い職場へ就職という恵まれた環境で育ってきた。」という人が書いた記事を読んだ。

その方は『「高卒で社会に出る人」もいると知識として知っていた。そして、社会に出て、実際に高卒の人がいて驚いた。私の常識では最低でも大学へ行くのは当たり前だったからだ。』というようなことを書いていた。

そして、「違う価値観の

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「自分で選んだ楽しい時間」 メディアとの距離感1 ~作家売買~

豊かな生活って具体的にイメージできますか?

私は昔は「金さえあれば、豊かな生活ができる!!」って妄信してました。

「高級住宅街の邸宅に住んで、高級レストランで食事をして、高級な服を着て、、、」

一先ず、「高級」ってついてるモノを買い漁れば「豊かな生活」だって思っていました。

全てをそろえられませんでしたが、それでも働いて、たま~に「高級」ってモノに手を出しては、ニヤニヤと自己満足に浸ってい

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「自分で選んだ楽しい時間」 メディアとの距離感2 ~作家売買~

みなさんは「自分が思う豊かな生活」って説明できますか?

私なりに言葉にすれば「自分で選んだ楽しい時間を持っている人」だと思います。

読書が好きなら読書ですし、旅、スポーツ、グルメ等々、自分が「楽しい」と感じる時間。

ただし、その時間は「自分で選んでいる」時間でなければ長続きはしないんです。

例えば、「スポーツするのが楽しいよ!」って誘われて始めたとします。

最初は「スポーツするが楽しい」

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「だと思う。」を連発しだしたら要危険だと思う。 ~作家売買~

起業して、「経営者として」色々と決済をする。決断をする。

増えてきました。

けど、そんな時にデータを元に決める時があります。

「過去のデータから、これなら収益がでる。」

「この情報を元に、アレしてコレすれば大丈夫。」

と、言い切れる時は思考がしっかりしてるんです。

成功すれば思惑通りだった。次も頑張ろうってなります。

けど、失敗もします。誰しも!

で、失敗原因を1つだけにしてしまう

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「慣れ」あって生活をしている私たち ~作家売買~

生活って「慣れ」なんだな~というお話です。
 
 私が子供の頃は「書く」と言えば、手書きが当たり前でした。パソコンどころかワープロさえもない時代です。

 個人の記憶ですが「手書き」なんて単語も使わずに、「書く=自分の手を動かして文字を書く」という意味でした。

 それが今は、仕事だとパソコンを使って書くのが主流です。手書きだとくせ字が酷くて読みづらいって感じるようになりました。
今は「書く=パソ

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『わからない』ことを認めると『わかる』ことがあるんです。 ~作家売買~

歳を食えば、喰う程、ムダなプライドが多くなってきて「わからない」ってことを認めるのに勇気がいるんですよ。

とくに若者と一緒の時は「中年のよいとこ見せよう!」って意気込んぢゃいます!!

けど、情報は日々、新しく塗り替えられて、モノは作られ続け、価値は変動する。

為替とかみてると面白いですよね。毎分、お金の価値がドンドンと変わっていくのをグラフで見れますからね。

だから、歳とってようが、若かろ

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『言い切る』ことの大切さ。言葉は現実を現している。 ~作家売買~

ファッション誌を、最近じっくり見ていて思ったんですが「言い切り」をしてるんですよね。

「夏は○○で決まり!」

「このアイテムが来る!!」

上記、二つは私が、今、テキトーに考えた「ファッション誌にありそうな文言」なので、いかんせん古びた言い回しですが、

それでも「夏は多分、○○が良いと思う」とか「このアイテムが来るらしい」なんて曖昧な書き方はしてないんですよ。

それは、なんでなんでしょうね

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失敗をしたくなるお年頃:中年 ~作家売買~

「失敗博物館」に殿堂入りした日本製品

https://www.businessinsider.jp/post-34384

TECH INSIDER より

失敗って大事だよな~って、年を食えば喰う程、思うんです。

確かに、挫折感やら焦燥感、立ち直るまでは本当、地獄を裸足で歩いてるような気分になるんですけどね。

けど、失敗してない人の話って、本当、ツマンねんすよ。

行動したモノだけが手にで

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『黒電話』発見。生活が文化になって、時代として展示される。 ~作家売買~

『黒電話』が博物館に展示されていたんです。

ご存じない方は、黒電話で画像検索をかけると出てきます。

数十年前のケータイがない時代、どこの家庭も固定電話を持っていました。その普及はじめ頃の電話機です。

私が子供の時に、ふつうに自宅で使っていましたし、友人たちの家庭にも置いてあるのが当たり前でした。

当時は、文化でもなんでもない生活必需品が、近所の小さな市民博物館のような所に「展示」されていま

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