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純粋なアウトプット習慣

メモをする習慣

インプットとアウトプットに関する本をいくつか読んだこともあり、最近はアウトプットの重要性を強く感じている。

私が読んで実際に生活を見直すきっかけを作ってくれたのは、こちらの2冊。

学びを結果に変えるアウトプット大全 樺沢紫苑
メモの魔力 前田祐二

「メモの魔力」についてはこちらのnoteに感想を残しているが、メモをする、という行為には魔力と読んでいいほど大きな力が秘められていると、常日頃実感している。

ポケットにスマホではなく、メモ帳

お気に入りのメモ帳がある。
ダイゴーのJetAceすぐメモ!である。

どちらもスマートフォンよりはるかに小さく、ミニサイズの鉛筆がついている。
そのため、これをポケットに入れておけばいつでもその場でメモができるのである。

ミニ鉛筆専用の鉛筆削も存在するし、すぐメモ!はリフィルも販売されている。

ふと思いついたアイディアからストック切れした調味料のメモまで、とにかく「あっ」と気づいたこと、忘れたくないことをさっと書いておける。
書き留めておくことで「あ、忘れてた」といううっかりを無くすことができる。

そんなの当たり前だろうと思われるかもしれないが、一瞬思いついたことをずっと覚えておくことは不可能に近い。
「何か忘れているような?」「何を買いに来たんだっけ?」を何度も繰り返すのは時間の無駄だし、小さなストレスとなる。
思い出した時にすぐ書いておく、ただそれだけで日常の小さなストレスが驚くほど消えていく。

洗濯物を干している最中に「そういえば今週から金曜ロードショーでフライデーおじさん復活&ジブリの放送だ」と思い出し”ナウシカ”とメモしておいたり、新聞に見慣れない単語を見かけた時や気になる記事のキーワードを書き留めておいたり。
小さいメモ帳が「もう一つの脳の記憶領域」として大いに役に立ってくれている。

スマホのメモアプリでもいいじゃないか、と言われるかもしれないが、解決したことを斜線で消したり、「あの辺に書いた気がする」と思い出しながらページをめくったり、メモ帳の中身が鉛筆で書いた文字で埋まっていく手書きでしか得られない実感が、私は好きなのである。

何より、メモ帳であればアウトプット行為から逸脱することがない

スマホは「なんとなく」続けて使ってしまったり、メモアプリを起動する前にSNSのアイコンに心を奪われて書く内容を忘れてしまう可能性が高い。

純粋なアウトプット習慣

スマートフォンは便利だし、いつも後歩くものだし、メモアプリも充実している。
時間になると音や振動、画面上などで通知してくれるリマインダー機能などは、手書きにはない素晴らしい機能だ。
それらを使うこともあるけれど、基本はメモ帳に書いてからスマートフォンに打ち込むようにしている。

また、家の中ではメモ帳をポケットに入れ、スマートフォンは所定の位置に置いておくことが常だ。

ハッと思いついたことを、忘れる前に確実にメモしておきたい。
思考を邪魔されることなく、書き出したい。

そんな「純粋なアウトプット」をする習慣づくりに、手書きのメモはおすすめである。

後で日記に書きたいと思ったことや感じたことを書き留めることもあるし、「今週3回も気付いたのにまたトイレットペーパーを買い忘れた」というような小さなストレスも減らしていける。

たかがメモ、されどメモ。
小さなメモ帳は生活に「純粋なアウトプット」という大きな充実感を与えてくれる。


仕事にすぐ効く 魔法の文房具 土橋正

こちらの本、出版されたのは10年前なのだが、素敵な文房具情報が満載で何度も読んでしまう素敵な本である。
私が紹介した小さなメモ帳も、こちらの本で紹介されている。

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