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2024年9月の記事一覧
親の介護で夫婦や兄弟で「もめない」ための話し合いのポイントとは
夫婦の親に対する介護をきっかけに、夫婦に亀裂が入ったり、場合によっては離婚に至ることがあります。
僕のクライアントでも、そのようなケースを多く見ています。
前々回、前回と、そのような状況を避けるための考え方や知っておいてほしいことをまとめました。
備えとしての話し合いの必要性
親が突然要介護状態になるってこと結構多いです。
その結果、子どもがその対応に追われたり、振り回されることがよくありま
あえての「親不幸介護」のススメ
前回親の介護をきっかけに、夫婦不和や離婚に至る場合があること、そして、夫婦で親の介護に向き合うために
子どもは必ずしも直接介護する必要義務はない
施設に入れることはかわいそうなことではない
を理解することが大切であることをご紹介しました。
『親不孝介護~距離を取るからうまくいく』の共著があり、企業で働く人たちの介護相談に応じているNPO法人となりのかいごの川内潤代表理事は、以下のように述べ
親の介護をきっかかけに、夫婦の亀裂が深まることを防ぐ「2つの大切な考え」
50代以降の夫婦にとって、どちらかの親の介護が必要となる可能性が高まります。
その親の介護をきっかけに、夫婦仲が険悪になったり、介護離婚に至るケースがあります。
親の介護をきっかけに夫婦仲が険悪化した事例このような辞退をさけるために、ぜひ知っておいて頂きたい考えを2つご紹介します。
子どもは必ずしも直接介護する必要義務はない
親の介護は扶養義務に含まれており、民法877条第1項で「直系血族及