坂奈欧祐

さかなです。親子支援とシステム屋の、交わらない界隈に生息しています。好きな漢字は「這々…

坂奈欧祐

さかなです。親子支援とシステム屋の、交わらない界隈に生息しています。好きな漢字は「這々の体」です。 2年くらいだけ書き散らして続かなかったものが、ここに置いてあります。 https://twitter.com/sakana_ohsuke

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    まとまりきれてない考えごとを置いていきます。

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記事一覧

ゆく命、くる命

あいかわらず継続的に書けない。 理由といえば、他にやるべきことがあるからだと言わざるをえない。 それは何かと問われれば「休息」としか答えようがないのだけれど。 …

坂奈欧祐
3年前
10

青ざめてない私から

今日は、ちょっと過去の自分に向けて、お手紙スタイルで書いてみたいと思うのです。 いや正確には、手紙の<返事>を書いてみたいと思うのです。 昨年、離婚をして数日後…

坂奈欧祐
3年前
9

緊急事態な日々⑦-おまけの6月

このマガジンでは、まとまりきれてない考えごとの断片をおいていきます。 ----- 歴史に大きく記述されることになるであろうこのたびの緊急事態宣言期間、のちに振り返っ…

坂奈欧祐
3年前
1

緊急事態な日々⑥-手抜きで腑抜けな5月

このマガジンでは、まとまりきれてない考えごとの断片をおいていきます。 ----- 前回に続いて手抜きで振り返る「あのとき」の「断片」たち。 5月。 法的拘束力やいわゆ…

坂奈欧祐
3年前
2

緊急事態な日々⑤-ようやく本題なのに手抜きの4月

このマガジンでは、まとまりきれてない考えごとの断片を置いていきます。 ----- また更新が滞る間に、発表される1日あたり感染者数が「あのとき」を超える状態になってし…

坂奈欧祐
3年前
3

緊急事態な日々④-まだまだ序章の3月

このマガジンでは、まとまりきれてない考えごとの断片を置いていきます。 ----- 更新が滞っている間に「緊急事態」は明けてしまいました。 歴史に大きく記述されることに…

坂奈欧祐
3年前
7

緊急事態な日々③-まだ序章の3月

このマガジンでは、まとまりきれてない考えごとの断片を置いていきます。 ----- 歴史に大きく記述されることになるだろう緊急事態。 のちに振り返ってあのとき自分はどん…

坂奈欧祐
4年前
6

緊急事態な日々②ー序章としての2月

このマガジンでは、まとまりきれてない考えごとの断片を置いていきます。 ----- 歴史に大きく記述されることになるだろう緊急事態。 のちに振り返ってあのとき自分はどん…

坂奈欧祐
4年前
3

緊急事態な日々①

このマガジンでは、まとまりきれてない考えごとの断片を置いていきます。 ----- 前回投稿から2カ月以上ですか。 なんか結局こうなってしまいますね。 身軽に「書く」こと…

坂奈欧祐
4年前
2

働き方に効くブリーチありますか

このマガジンでは、まとまりきれてない考えごとの断片を置いていきます。 ----- 「セルフブラック」という働き方を知っていますか? それぞれはごくホワイトな勤め先であ…

坂奈欧祐
4年前
8

勝敗はきかないでー2019

謹賀新年。 ご無沙汰している間に年が明けてしまいました。 前回投稿が10月12日。 あの台風19号が東京に上陸した日に、仕事が休みになった隙をついて『読みたいことを、…

坂奈欧祐
4年前
5

20冊目―田中泰延『読みたいことを、書けばいい。』

台風19号が上陸、いよいよ本格的な台風模様になってきた東京郊外です。 南の島の「台風銀座」といわれるエリアの育ちであるので、台風は子どものころから慣れたところであ…

坂奈欧祐
4年前
9

オリエンタリズムは関係ない

こないだ、とある人から、その人の子ども時代について話を聴く時間があって。 それは、幼少期からとても過酷な状況を生き抜いてきたといった内容で、あえて具体的には書か…

坂奈欧祐
4年前
4

青ざめるあなたへ

今日は、ちょっと未来の自分に向けて、いま考えていることを書いてみたいと思うのです。 「誰に向けて書くか」という話は、たとえば「ターゲットを想定する」というような…

坂奈欧祐
4年前
8

19冊目-津村記久子『ポトスライムの舟』

父の実家は造園業をやっていたのだけれど、僕はといえば植物のことにはとんと疎いままこの歳になってしまって。 この本のタイトルになっているポトスライムも実は読むまで…

坂奈欧祐
4年前
12

1年の長さ 夏

暑い。 8月になるとぐんぐんと暑さ厳しくなるのは毎年のような気がするのだけれど、「夏ってばこんなに暑かったっけか…」とぐったりするのもまた、毎年のことのような気…

坂奈欧祐
4年前
2
ゆく命、くる命

ゆく命、くる命

あいかわらず継続的に書けない。

理由といえば、他にやるべきことがあるからだと言わざるをえない。

それは何かと問われれば「休息」としか答えようがないのだけれど。

体力ねえなあオレは…
タバコは吸わなかったんだけどな…

って言う三井寿が仕事の最中にも何度降りてきたかわからない。

この間に年は暮れて、明けて、また緊急事態宣言が出されて、延長されて、そろそろ解除か?いや、まだか?となってる今であ

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青ざめてない私から

青ざめてない私から

今日は、ちょっと過去の自分に向けて、お手紙スタイルで書いてみたいと思うのです。

いや正確には、手紙の<返事>を書いてみたいと思うのです。

昨年、離婚をして数日後に書いた記事の、

最後のとこでこんなことを書いていたのを思い出しました。

願わくは1年後あたりのあなたが、冷静にこれを読んでこのエモさに青ざめるくらい健康で穏やかに生きていてくれたら、これを書いた甲斐もあったものだと思うことにします

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緊急事態な日々⑦-おまけの6月

緊急事態な日々⑦-おまけの6月

このマガジンでは、まとまりきれてない考えごとの断片をおいていきます。

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歴史に大きく記述されることになるであろうこのたびの緊急事態宣言期間、のちに振り返ってあのとき自分はどんなことを考えていたのかってことを思い出すための備忘録として書き残しておくためのこのシリーズも、ひとまず最終回です。

あいかわらずツイッターの切り貼りっていう手抜きではありますが。

6月です。

白状しなければ

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緊急事態な日々⑥-手抜きで腑抜けな5月

緊急事態な日々⑥-手抜きで腑抜けな5月

このマガジンでは、まとまりきれてない考えごとの断片をおいていきます。

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前回に続いて手抜きで振り返る「あのとき」の「断片」たち。

5月。

法的拘束力やいわゆるロックダウンを伴わない、いわば「ゆるい」緊急事態宣言が出されてから1ヶ月が過ぎていくころでしたが。

こんなツイートから。

5月3日の憲法記念日にこんなタグが流れてました。

起草者たちの日本語に対する誠実さが感じられて、

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緊急事態な日々⑤-ようやく本題なのに手抜きの4月

緊急事態な日々⑤-ようやく本題なのに手抜きの4月

このマガジンでは、まとまりきれてない考えごとの断片を置いていきます。
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また更新が滞る間に、発表される1日あたり感染者数が「あのとき」を超える状態になってしまいました。

思えばこのマガジンも気軽に更新するために「断片」と名付けたにもかかわらず、前回のなんかもとても重くて、仕事の休みの日にしか書けないというのにさらに脳疲労を自分に強いる、救いようのないマゾヒスティックな行動様式。

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緊急事態な日々④-まだまだ序章の3月

緊急事態な日々④-まだまだ序章の3月

このマガジンでは、まとまりきれてない考えごとの断片を置いていきます。
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更新が滞っている間に「緊急事態」は明けてしまいました。

歴史に大きく記述されることになるであろうこの期間、のちに振り返ってあのとき自分はどんなことを考えていたのかってことを思い出すための備忘録として「いま」を書き残しておきたいと思っていたのに、話はまだ3月、「宣言」の前で止まっているという体たらく。

しかし別に

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緊急事態な日々③-まだ序章の3月

緊急事態な日々③-まだ序章の3月

このマガジンでは、まとまりきれてない考えごとの断片を置いていきます。
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歴史に大きく記述されることになるだろう緊急事態。
のちに振り返ってあのとき自分はどんなことを考えていたのかってことを思い出すための備忘録として、また「この世界の片隅に」生きる一人の個人の記録として、「いま」を書き残しておきたい3本目です。

感染拡大が先行する各国のようすを傍目に、これといった策も出ないまま空費され

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緊急事態な日々②ー序章としての2月

緊急事態な日々②ー序章としての2月

このマガジンでは、まとまりきれてない考えごとの断片を置いていきます。
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歴史に大きく記述されることになるだろう緊急事態。
のちに振り返ってあのとき自分はどんなことを考えていたのかってことを思い出すための備忘録として、また「この世界の片隅に」生きる一人の個人の記録として、「いま」を書き残しておきたい2本目です。

国内での新型コロナウイルス感染のきっかけになったといって差し支えないであろ

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緊急事態な日々①

緊急事態な日々①

このマガジンでは、まとまりきれてない考えごとの断片を置いていきます。
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前回投稿から2カ月以上ですか。
なんか結局こうなってしまいますね。

身軽に「書く」ことのできる日は一体いつになったらやってくるのか。

「やらないのは本気じゃないだけ」って自分の中のイケハヤさんあたりにオラオラ煽られそうなので深追いはしたくないのだけれど、「口数」の多い人を羨ましくも思ったりするところはあって。

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働き方に効くブリーチありますか

働き方に効くブリーチありますか

このマガジンでは、まとまりきれてない考えごとの断片を置いていきます。
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「セルフブラック」という働き方を知っていますか?

それぞれはごくホワイトな勤め先であるにもかかわらず
それを3つも4つも組み合わせることによって
自らに長時間労働を課してしまうという、

2020年にその存在がまことしやかに語られ始めた、

サンプル数は私1件の、

新しい社会現象です。

1月3日の仕事初めから

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勝敗はきかないでー2019

勝敗はきかないでー2019

謹賀新年。

ご無沙汰している間に年が明けてしまいました。

前回投稿が10月12日。
あの台風19号が東京に上陸した日に、仕事が休みになった隙をついて『読みたいことを、書けばいい。』について書いたのが2019年の最後になっていたんですね。

つまりあのころを境に本格的に余裕がなくなっていったということで。

年末は30日まで仕事して、大晦日と元日で滞ってた家のことや各方面への連絡なんかのToDo

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20冊目―田中泰延『読みたいことを、書けばいい。』

20冊目―田中泰延『読みたいことを、書けばいい。』

台風19号が上陸、いよいよ本格的な台風模様になってきた東京郊外です。

南の島の「台風銀座」といわれるエリアの育ちであるので、台風は子どものころから慣れたところであって、安全確保のための島民の知恵―「外に出ない」は金科玉条として身に染みているところでもあるけれども、気圧950を切るっていうのはなかなかの勢力であるのでなんとなく緊張感もわいてきたところであって。

一方で予定外に仕事が休みになって明

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オリエンタリズムは関係ない

オリエンタリズムは関係ない

こないだ、とある人から、その人の子ども時代について話を聴く時間があって。

それは、幼少期からとても過酷な状況を生き抜いてきたといった内容で、あえて具体的には書かないけれども、思春期のころには身体にも異常が現れ、その後もう10年以上もその身体と付き合っていることになるという話。

今その人は具合が低調で病院にもかかっていて、そのことで<現在>の状況についてはここのところ何度か話をする時間をとってい

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青ざめるあなたへ

青ざめるあなたへ

今日は、ちょっと未来の自分に向けて、いま考えていることを書いてみたいと思うのです。

「誰に向けて書くか」という話は、たとえば「ターゲットを想定する」というような言い方で、物を書くうえでの基本のように語られることもあるけれども、そういう職業ハウツー的な話だけではなくて、たとえば研究者が、かつての恩師を思いながら「先生ならどう言うだろうか」と背中に視線を感じながら物を書くように、たとえば絵本作家が、

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19冊目-津村記久子『ポトスライムの舟』

19冊目-津村記久子『ポトスライムの舟』

父の実家は造園業をやっていたのだけれど、僕はといえば植物のことにはとんと疎いままこの歳になってしまって。

この本のタイトルになっているポトスライムも実は読むまで「スライム」が語幹なのだと思っていたような具合であって、ああそうかライムか、そりゃそうか、アホなオレ、と思ったりもするのだけれど、「あは、スライムか、それもええなあ」という津村さんのやさしい声が聞こえてきそうな、そんな静かな、小さな、ゆる

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1年の長さ 夏

1年の長さ 夏

暑い。

8月になるとぐんぐんと暑さ厳しくなるのは毎年のような気がするのだけれど、「夏ってばこんなに暑かったっけか…」とぐったりするのもまた、毎年のことのような気がするもので。

1年という時間は大人になってからはとくにあっという間ではあるけれど、夏の暑さを身体が忘れる程度には十分な長さなのであって、人間にとって実に「ちょうどいい」時間単位なんじゃなかろうかと思うこれもまた、毎年のこと。

…とい

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