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赤色巡りを記事にするに当って
最近になって、これまで花街や色街跡を巡ってきた記録が相当な量になっていることに気づき、せっかくなので記事として公開したいと思い始めた。
以前記事にしたことがあるが、私は遊郭には全く個人的・一方通行な思い入れが強い。
こんな「思い入れ」は、実際に性風俗産業に関わる方からすれば笑止千万なのだろうし、私もこの10年以上、こんな垢に塗れた手で関わってもいいものだろうか、とずっと後ろめたさのようなものを
「解離」……感情と記憶の冷凍保存
解離性人格障害、あるいは解離性同一性障害。
最近ではフィクションのテーマなどに多く取り上げられるテーマであり、すっかり人口に膾炙してきた名前だと言えよう。
私がこの障害を診断されたのは10年以上前、21歳の時。
記憶が飛んだり、自分の実体験に対して現実感があやふやになる症状、それに伴ううつ症状や身体機能の低下などに対して、この障害の名前を告げられた。
(私はこの呼び名が嫌いだが)まあ、いわゆる「
防衛本能〜3つのFというらしい
最近では有名になってきた話。
私が初めてカウンセリングを受けた時に聞かされて、目から鱗がたくさん落ちた話。
二十歳頃、"自律神経失調症" という雑多な括りだけ診断を下されたものの、精神薬も運動も病院通いも暖簾に腕押し、多眠も過呼吸もパニックもいっこうに治る気配もなく、息苦しさに死にたい毎日を過ごしていた私に光明が差した。
そのきっかけは、とあるカウンセラーに聞かされた、"3つのF"にまつわる話。