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【きまぐれ更新】Leony letter

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こんにちは、親愛なるnote住人のみなさん。 きまぐれ更新のLeony letterです。 宛名のないお手紙を書くような気持ちで書いています。よかったら覗いてみてくださいね。
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2022年4月の記事一覧

新年度の誓い:そこがいいんじゃない!と唱えながら

新年度の誓い:そこがいいんじゃない!と唱えながら

<はじめに🌸>
このところ更新が滞ってしまいすみませんでした。
3月後半はかなりバタバタしており...。家に帰ってもバタンキューな毎日を過ごしていました。からだは元気です。
4月に入ってやっと落ち着いたので、今日からまいにち更新を再開します。あ、アイコンも変えました。



社会人になった。

当然のことながら、実感が湧かない。見た目も変わらないし、私の場合は先月と住んでいたところも変わらず、

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一髪二姿

一髪二姿

シャンプーブランド「いち髪」が、はじめて発売されたときの新鮮な気持ちを今でも覚えている。海外風の甘ったるい香りのシャンプーが多い中、「山桜の香り」という和風ものが出てきたときのワクワク感は幼いながらに衝撃だった。誰が匂っても良い匂いのするあのやさしい香りが好きで、私は女性として髪を長く伸ばし、いつでもこの匂いを嗅げることにちょっとした優越感を持ったものだ。今は別のものを使っているけれど。

そんな

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日本に生まれてよかった:牛丼

日本に生まれてよかった:牛丼

「日本に生まれてよかった」という感覚が、本当にそうなのかは誰にも知るよしがない。細かくみていけばこの国はどちらかというと絶望的だと思うし、どんどん貧相な国になっていっているとは思うが、そんなことを言っていたら他の国もキリがないだろう。よかったもなにも、私は日本でしか生まれ育っていないのだから、ちがいがわからない。

例えば自由の国フランスに生まれたかったかといっても、あちらはあちらで移民問題で大変

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1周回って、私たちには大人が必要

1周回って、私たちには大人が必要

...という舐め腐った悟りを最近獲得しました。ごめんなさい。
でも最近本当に思います、若いからこそ、年上の経験値のある大人の知見が必要で、そういう人たちの直接の手解きが結局一番の近道になると。

今日も、久しぶりに中高の同級生と会ってそんな話になった。
彼女は新卒1年目にして会社史上トップの営業の成績を叩き出したスターだ。中高で同じ部活で一緒に過ごした感じから言うと、その好成績もかなり納得がいった

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1周回って、韓ドラに求めるもの

1周回って、韓ドラに求めるもの

1周回って〜シリーズ。今日は韓ドラに求めているものを書きたい。

ネトフリで配信されている今季の韓ドラが、いま続々と最終話を迎えている。

韓ドラは言葉のちがう自分と似たような見た目の俳優が演じていると言うこともあってか、日本の作品よりも俯瞰してみれる気がしている。
今季のドラマをみて感じたことをいくつか軽くまとめたいと思う。

......韓ドラを全く見ないひとからすれば何がなんだか、という感じ

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今日も今日とて、つまらぬものを

今日も今日とて、つまらぬものを

毎日だ。

毎日、別に書かなくてもいいこと、つまらないことを書いている。ここ最近は特にひどいと自分でも思う。駄作にも程があるだろう。こんな内容を書いていて、もしやお前は暇なのかと自分で自分にツッコんでいる。「よくぞこんなにつまらない内容を堂々を数千字も書けるよな」と。言っておくがこれは卑下でも隠しきれてない自惚れでもなんでもない。菓子折りを手渡される時に言われるアレでもなく、私のこれは心の底からつ

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茨木のり子の 『六月』が探しているもの

茨木のり子の 『六月』が探しているもの

どこかに美しい村はないか
一日の終りには一杯の黒麦酒
鍬(くわ)を立てかけ 籠をおき
男も女も大きなジョッキをかたむける

(略)

どこかに美しい人と人との力はないか
同じ時代をともに生きる
したしさとおかしさとそうして怒りが
鋭い力となって たちあらわれる

昨日、寝る前にふとこの詩が頭をよぎった。理由はよくわからない。

茨木のり子の頭の中にあった「美しい村」は、どんな光景だっただろう。

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インスタを引退して1週間。みんな元気してる?

インスタを引退して1週間。みんな元気してる?

4月1日づけでインスタのアカウントを抹消した。

抹消した理由は「社会人になるから」「承認欲求に振り回されるのはもう懲り懲りだ」「物欲や隣の芝生の青さにかき乱されたくない」というものだった。私にとってはなくてもいいSNSだった。

実際、それは事実だった。別にのぞんでもいないのにきらびやかな画像を毎回見せられ、物欲を駆りたたせられ、自らの心身にネガティブな感情を巻き起こす。なんだかんだ言ってインス

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お母さん、お父さん。私もラーメンが食べれるようになりました

お母さん、お父さん。私もラーメンが食べれるようになりました

人生ではじめて「ラーメン」というものに出会ったのは小学校3年生くらいだったと思う。はっきり覚えている。クリスマスイブの12月24日。
広島市内の「100m道路」に飾られたイルミネーションを、家族で観に行った日のことだった。

広島市内周辺に住んでいる人たちのクリスマスといえば、この100m道路に飾られた「ドリミネーション」を凍えながらみる、というのが恒例行事だった。なぜ「イル」ミネーションではなく

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ゆけ、ゆけ、どこまでも

ゆけ、ゆけ、どこまでも

乗っていてたのしいのは、都心からまっすぐ郊外へと伸びていく路線だと思う。
有名なところで言えば中央線、総武線。あとは京葉線や東急東横線(みなとみらい線)も好きだ。
高いビルや密集地帯をかき分け、ひたすらにまっすぐ突き進んでいるだけ。それなのに、電車は気づけば都会を離れ、どこにでもある普通の街へと連れて行ってくれる。

今日は天気がよかった。多くの家のベランダで、真っ白に光ったシーツが乾かされていた

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オムニバス:最近のあれこれ

オムニバス:最近のあれこれ

今日はオムニバス形式。

言葉を軽んじるやつがきらいだ本題に入る前に。
これはあくまでも例だけど、たとえば「言葉を軽んじるやつがきらいだ」と言い切ると、すぐに「そうやって人をひとくくりに嫌いって言うのはどうかと思いますよ」とか「人のことをやつとか言っていいんですか」とか、いちいち(自主的な)倫理警察が入ってくる時代になったよなあと思うなど。なんか、あらゆることに潔癖になってるよね。言い切ることや、

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〆の一杯

〆の一杯

お酒を飲んだ帰り道、必ずと言っていいほど〆の一杯を食べている。
たいていは麺か牛丼だ。

そんなにお腹もペコペこではないのに、帰り道にふらっとひとりでお店に入って〆の一杯を胃にかきいれる。お酒がかなり回っている時はどう注文してどう完食したのか全く覚えていないほど危ういのだが、だいたい飲んだ日の帰り道は必ず炭水化物をひとりで静かに摂取するようにしている。

私にとってこの行為はある種の儀式に近い。

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ただしく怒ることの難しさ

ただしく怒ることの難しさ

ただしく怒ることは多分、めちゃくちゃに難しい。スキルのいる行為だからだ。
怒り方の理解が貧しい。
「怒る」という行為が、まだまだ人間の中で、というよりは日本人の中で、発展途上だと思っている。あくまでも、私の妄想だけど。

奇奇怪怪明解事典のウィルスミスの回を聴いていた。

奇奇怪怪は私の大好きなpodcasterだ。DosMonosのラッパー・Taitanと前もここで紹介したMONO NO AWA

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月を経る

月を経る

今日はおひさしぶりにドえらい痛みの生理痛が来た。
いつもは大したことのない、無視して過ごせる程度の鈍い痛みなのに。何か変なもの食べたっけ?酒の飲み過ぎ?体が冷えてる?鉄分不足?最近焼き鳥屋に行ったら必ずレバーも食べてたのに???

しかし痛みに悶えている最中はそんな呑気なことを考える余裕もなく、今日は腰をかがめて歩く1日を過ごした。顔も歪み、冷や汗も出てくる。何もできない。ソファにうずくまったまま

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