人が生きていくということ
「人が生きていくことって、どういうことだと思いますか?」
永遠に人類が戦い続けているテーマ。
「どうして生きていくのか?」
あなたも1度は考えたことがあるのでは無いでしょうか?
私は今回、人が生きていくとはどういうことなのかについて、自分なりの意見を述べてみたいと思います。
「そんなん生まれたからだよ」
「人生暇つぶし何だから好きにせぃ」
という声が沢山出てきそうですが、それでは長い人生を生き抜く力にならないと思います。
それで納得できていないから、どんよりと暗く生きている人が多いんだと思います。
ですから、生きていくってどういうことなのかを、私なりに深く考えてみました。
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私は、人生って、自分に無かったものや大きく失っていたものを取り返しにいく物語だと思います。
一回人生で深く傷ついて、そこで失ったものを取り返しに行く物語なんだと思うんです。
母親を早くに亡くしている人は「母親の愛情って何だろう」とか、「私が母親になったらどうなるんだろう」とか。
プライドが高くて周りからずっと孤立していた人は、友情って何だろうとか。
虐められたり、暴力を振るわれていた人達は、人間の醜さだったり。
穏やかに平凡に生きてきた人達だったら、刺激だったり。
人生には序章、本編、終章があって、序章は深く傷ついたり何かを大きく失うまで。
本編はそれをもがきながら取り返しに行くまで。
終章は結局自分の人生をどう捉えて終えるか決めるまで。
私は人生って、こういうものなんじゃないかなと思うんです。
———人生とは、自分が失っていたものを取り返しに行く物語。
世界中どこへ逃げたって、結局自分の一番正面に来ると思うんです。自分が一番深く傷ついた経験や、大きく失っているものって。
だから、人生っていうのは、「戦いの物語」だと思うんです。
「暇つぶし」なんかじゃないと思うんです。
自分の人生でいちばん大きく失ったものを、取り返しに行く物語なんです。
傷つくことが多いこの社会で生きていくということは、自分が失っていたものを一生掛けて取り返しに行く物語なんだと思います。
だから、「どう生きて生きたいのか」を考えるときは、「何を手に入れたいのか」じゃなくて、「自分は何を大きく失っているんだろう?」って考えた方が、最後納得のいく生き方が出来るんじゃないかなと思いました。
人は失い続ける生き物。
私は、深い愛情を持った、家族を守れる父親になりたいと、最近思うようになりました。
父親のことは、嫌いじゃないですし、父親がある問題を起こしたお陰で私は「無条件に」頑張り続けられる人生を送ってきたから。ただ、そろそろ私が取り返しに行かなきゃいけないものが見つかった気がします。
元々幼少期から父親の存在は半分忘れて生きてきたんですが、最近久しぶりに「父親の愛情」みたいなのを間近で見る機会が多くて、
「あぁ、自分が求めていたのはこれかもしれないな」って思ったんです。
私は、ここ数年苦しい思いをしながら、もがく中でやりたいことを見つけて、自分が取り返しに行くべきものもようやく最近見つけたので、これからゆっくりと進んでいきたいと思います。
人が生きていくということは、暇つぶしなんかではなく、「失っていたものを取り返しに行くこと」だというのが、まとめです。
ゆっくり、楽しく、穏やかに生きていきたいですね、、笑
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