マガジンのカバー画像

㌍㌢日記

457
毎日更新するはずです。
運営しているクリエイター

記事一覧

ファーストフルアルバム「Alexithymia」をリリースしました

ファーストフルアルバム「Alexithymia」をリリースしました

まずは、とりあえず完成したものを貼ります。

昨年の9月に、ソロデビューミニアルバム「prime」をリリースし、いろんな配信サービスでの配信を開始した。特にこれといった反響はなかったんだが、ほんのちょっと、数円みたいなレベルで収益が無ではないので、多少お聴きいただけているようではあるし、曲の感想を伝えてくれた方もゼロではなかった。

記事に書かせて頂いたように、私の作曲音楽活動の主な目的は「ストッ

もっとみる
国際デザイン賞審査員長日記・5日目

国際デザイン賞審査員長日記・5日目

この記事が公開される段階では発表されているというか、授賞式で結果が発表されてからこの記事を公開しようと思っているので、つまり既に発表されているわけだが、私が審査員長を務めたデジタル・デザイン部門で最高賞のYellow Pencilを受賞したうちの1つはAppleのVisionOSだ。

Apple Vision Proじゃなくて、OS(オペレーションシステム)が受賞した。しかも、各部門で最高賞を取

もっとみる
国際デザイン賞審査員長日記・4日目

国際デザイン賞審査員長日記・4日目

いつからかそうなってしまったのだが、私は「実家アレルギー」だ。

「実家アレルギー」とは何かというと、そのままの意味で、実家に一定時間以上滞在すると体調が悪くなる。蕁麻疹的なものが出てきたり、目が腫れぼったくなったり、くしゃみが止まらなくなったりする。

ハウスダスト、みたいなことなのか、実家に住んでいた頃から、呼吸が苦しくなるようなことは無くも無かったのだが、実家を出てしばらく時間が経つと、徐々

もっとみる
国際デザイン賞審査員長日記・3日目

国際デザイン賞審査員長日記・3日目

そんなわけで、今日から審査が始まるわけだが、困ったことが発生した。ここ数日、いわゆるイヤホンの着用のし過ぎで外耳道が荒れてしまっていて、左耳が聞こえづらい感じになっていたのが、審査までに治るかなーと思ってたら治ってはきたんだけど完治しなかったのだ。

多少聞こえないのはしょうがないとして、自分の声がどの程度出ているのかの感覚がつかめないのがちょっとまずい。ここまでの日記で書かせて頂いたように、審査

もっとみる
国際デザイン賞審査員長日記・2日目

国際デザイン賞審査員長日記・2日目

そうこうしているうちにロンドンに着いた。時差ボケを調整しないといけないので、審査開始に先駆けて一日調整日を入れさせてもらった。最初の一泊は事務局が用意してくれているホテルがまだ無いので、カムデンの住宅街の民泊に宿泊した。

なにはともあれ、海外出張をするときに、常に困るのが、自分の日課だ。下記に書いているように、私はここ数年、日課に縛られて生きている。タンザニアの村にいようが、ラスベガスにいようが

もっとみる
国際デザイン賞審査員長日記・1日目

国際デザイン賞審査員長日記・1日目

いまこの文章を、東京からロンドンに向かうエコノミークラスの通路側の席で緑茶を飲みながら書いているのだが、なんのためにロンドンなどに行くのかというと、D&AD賞の審査会に参加するためだ。

D&AD賞というのは、60年以上の歴史を誇る世界でも歴史深いデザインアワードだ。過去、結構な数、つくった成果物が受賞させて頂いたのもあり、審査員としてお招き頂くのはこれで三度目だ。三度とも部門はおんなじで、デジタ

もっとみる
「state」を始めて半年経ちました

「state」を始めて半年経ちました

ヒエラルキーが全くないソーシャルネットワークサービス「state」をサービスインしてから、半年以上が経ちました。サービスインした際に書かせて頂いた、サービスの内容や基盤にしている考え方はこちらです。

簡単に表現すると、旧Twitterがなかなかに過ごしづらい場所になってしまった中、代替として提案されたThreadsにしてもBlueskyにしても、今の旧Twitterその他のソーシャルメディアのつ

もっとみる
日課記録と成果発表(2023年度)

日課記録と成果発表(2023年度)

ここ数回に分散して書いてきた、4年間続いている日課レポート。最終回というか、まとめ記事として、ピアノと中国語以外の日課について書いておかなければならない。

3つ目の記事なので、詳細は端折るが、2020年4月に真っ先に新型コロナウィルスに罹患して治った後に、残りの人生悔いが残らんように毎日何か続けよう、ということで超日課おじさんに生まれ変わって、毎年継続の成果をここにレポートしていて、今年が4年目

もっとみる
中国語を始めて4年経ちました

中国語を始めて4年経ちました

前回のピアノに引き続き、私が4年間続けてきた日課のレポートを記録していく。下がこないだのピアノに関する記事。

ピアノを弾き始めたのと同じ日に、中国語の勉強を始めた。これも毎日50分途切れることなくやっていたので1000時間を超えた。

当たり前だが、もはやある程度はしゃべれるしある程度は聴ける。これはたぶん日本人中国語話者あるあるなんじゃないかと思うが、街で見かける漢字を目にしては、心の中で中国

もっとみる
ピアノを始めて4年経ちました

ピアノを始めて4年経ちました

もう4年前ということになるが、2020年の3月末、ニューヨーク在住だった私は、日本人としてはすごく早期に新型コロナウィルスに罹患し、家族全員に伝染し、情報が何も無い中でよくわからない病と闘うことになった。

そのときの様子を記事にして、その「よくわからない病」のあらましをレポートしたところ、全日本的に話題になり、今となっては「私があのときの有名感染者です」なんて自己紹介できるほど、いろんな方に読ん

もっとみる
コミュ障がコミュニケーションの仕事を無理くりやるために必要なこと

コミュ障がコミュニケーションの仕事を無理くりやるために必要なこと

誰が何と言おうと、私は本質的にコミュ障(一般的に、他人との会話が苦手な人、他人に無関心な傾向がある人、ということらしい)だ。大人になってから発達障害(ASD)と診断されて、「あーそうか。やっぱり資質的にもそうだったんだ。」という答え合わせもなされたが、いわゆるそういうのがない一般の方よりも、他人とコミュニケーションするのにエネルギーを使う。

例えば私は、話している相手の感情が直感的にわからない。

もっとみる
ソロデビューミニアルバム「Prime」

ソロデビューミニアルバム「Prime」

ソロデビューミニアルバム「Prime」をリリースしました。正確には、9月の中旬くらいにしていました。していたんですけど、stateの公開とか、ずっと海外を飛び回っていて忙しいとかが重なってあんまり公に言えないでいました。

などと言うと、突然何を言い出すんだと思われるかとは思いますが、まず、なんで「ソロデビュー」なのかというと、メジャーレーベルからデビューはしていないものの、もともと私はトロンボー

もっとみる
二級ボイラー実習日記5「自分自身がボイラーたらねばならない」

二級ボイラー実習日記5「自分自身がボイラーたらねばならない」

ここまで書いてきた通り、二級ボイラー技士となるためには、二級ボイラー技士の資格試験合格と実技実習修了という2つの条件が必要だ(実務経験あったりすると別みたいだが)。

で、私は既に資格試験には合格しているので、免許取得についてはテンパイ状態で、実技実習を修了すればアガリということになる。で、今日が実技実習の最終日なので、今日の実習を最後まで受ければツモ、ということになる。

実は、今日が人生でボイ

もっとみる
二級ボイラー実習日記4「ボイラー講師をAI化する」

二級ボイラー実習日記4「ボイラー講師をAI化する」

さあ今日から実習だ! ボイラー触るぞ! やってやるぞ! と思っていたら、なんと今日も昨日と同じように座学らしい。座学については昨日だいたい書いた気もするので、書くこともない。

だいたい、繰り返しになるが、知っていることの復習だし、試験は受かっているので、なかなかそれを8時間近くぶっ通しでやるのはハードコアだ。形容するならば、ここは、精神と時の部屋だ。

そういえば自分はテクニカルディレクターとい

もっとみる