甘野充プロデュースの共同運営マガジン「エンターテイナー・ストリート」です。 共同運営マガジンは、みんなで作るマガジンです。 小説、詩、絵、音楽、動画など、想像力と創造力あふれるアートやエンターテイメント作品をnoteで公開している人たちが集まって、作品を披露する場となります。 参加すると、自分の記事を共同運営マガジンに追加することができるようになります。 たくさんの人に自分の作品を読んでもらえるチャンスです。 参加費は無料です。 参加希望の方はトップ記事へコメントお願いします。 ルールは以下です。 ・投稿は自分の記事だけにしてください。 ・投稿は当日投稿の記事のみにしてください。 (過去記事は投稿しないでください) ・タイトル、タイトル画像、説明文は変更しないでください。 ※ 創作と関係のない記事は削除しますのでご了承のほどお願いします。 甘野充
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京都、大阪に住んでいた頃を思い出したい時に見るマガジンです。京都、大阪にまつわる写真や文章でいいなと思った記事をまとめました。
ここでは詩のなかでも歌詞っぽいものをまとめています。
君はただ浮かぶ月 とても繊細な仕草が 僕は好きだよ ねぇ、もっとそばで 眺めていたいな どうして?そんな風に 誰が笑うというのだろう だから恥ずかしがらないで さぁ宙…
埋め込まれた宝石は とぼけた輝きを放つ 力なく笑った君の心臓は 鼓動一つも鳴らせないまま 冷えていく青月の夜 真白な息を見つめるたびに 揺れている蒼い炎 固く閉ざされ…
春が来ると思い出す 翼の生えた三毛猫のタトゥー ブロンドの長い髪 古びた木の匂いがする書店 売れそうにない本を片手に 机に足を乗せていた 神を恐れない僕の 憧れのマリ…
二度とは戻れない青春 黄金色の扉から見える 夕陽に照らされた教室と 黒板に描かれた相合傘 グラウンドの隅で咲く花 誰にも気に留められずに きっと私もあの花と同じね あ…
ねぇ、様子はどうだい? 担ぎ上げられた空よりも 自由でいられるのは とても幸せな時間だろう? ねぇ、燻ったこの胸の想いも 今なら嫌でも許されそうだよ 君と同じ泣き虫…
永遠に焼かれる業火の中で 高らかに笑う誰かがいる 燃える身体など気に留めず 素顔を覆い隠している 炎に焦げる痛みすら 楽しんでいるかのよう 優雅に飛び廻る 赤銅のマス…
あの頃、君はずっと 流れる川を見つめていたね 白い水飛沫が跳ねるたび 怯えながら覗き込んでいた 気まぐれに沈む木の葉に きっと君は嫉妬してた せせらぎの音に 耳を澄ま…
視界の悪い雨の夜は 頭痛が止まりません 虫の知らせを無視できません 現場検証ゾーンは立入禁止区域 黄色いテープは縄張りの証です 何人たりとも通さない その鉄壁の精神…
昨日の雪が溶けかけて 霜柱にならずに凍りついた地面 今なら簡単だねと キミは息を弾ませた モラトリアム最中の 僕らの花は短い パステルカラーの思い出に 塗りつぶされな…
真夜中の駅の改札の前 ポツンとベンチに座る 静まり返った改札口から やってくるはずのない まぼろしを待ち続けている ずっと変わらない心で 何気ない会話で満たされたい…
前略、旅行手記 前略、父さん、母さん 僕は旅に出る事に決めました 行き先は未定、終わりも未定の あてのない旅行となりそうです 自動車は維持費が大変ですから 移動は自…
【文学フリマ京都8に出店します!】 🗓1/14(日) 11:00〜16:00開催! 📍京都市勧業館「みやこめっせ」1F 第二展示場ABCD面 ✅入場無料 📘文学フリマとは?→bunfree.net/att…
「真っ暗な闇よ どうかアタシの話を 聞いておくれ」 嗚呼、あの人だ、今日もまた 同じ言葉を繰り返してる 「張り裂けそうな心を 繋ぎ止めていた小さな命 その命さえ奪う権…
これは自分の父親から聞かされた話。 自分の祖父は昔から色々な商売に首を突っ込む癖があり、その頃は金持ち相手に錦鯉を仕入れて販売するんだと息巻いて、商売をしていた…
上司がタイのプーケット島へ旅行へ行ったときに、ツアーガイドのプラヤさん(仮名)という方に案内してもらった。 プラヤさんは昼はツアーガイドとして8時から20時まで働き…
常夏の太陽が支配するこの街は ギラつく視線で客を取る 新宿二丁目のネオン街よりも 渦巻く欲望はタチが悪い ありのまま生きていれば 根こそぎ奪われ、捨てられる 淡い感…
2023年4月14日 09:07
君はただ浮かぶ月とても繊細な仕草が僕は好きだよねぇ、もっとそばで眺めていたいなどうして?そんな風に誰が笑うというのだろうだから恥ずかしがらないでさぁ宙に舞うよ、僕らは腕時計しか動かせないけどそれでも一度だって不幸だなんて思わなかったさぁ宙に舞うよ、僕らは躊躇う時間が長くても大丈夫、いつまでも涙ばかりじゃないから荒波にさらわれてもずっと泳いでいたいなそんな
2024年5月21日 07:41
埋め込まれた宝石はとぼけた輝きを放つ力なく笑った君の心臓は鼓動一つも鳴らせないまま冷えていく青月の夜真白な息を見つめるたびに揺れている蒼い炎固く閉ざされた運命の扉ごと燃やしてくれないだろうか?古びた家の隙間に煤けて残った憂鬱静かにしてくれれば何も起こらないのに獅子の眠りを忘れて彷徨い歩く、人間の性熱くなる、青月の夜薄い光と共鳴するサファイア過ぎていく音を超え
2024年4月14日 17:50
春が来ると思い出す翼の生えた三毛猫のタトゥーブロンドの長い髪古びた木の匂いがする書店売れそうにない本を片手に机に足を乗せていた神を恐れない僕の憧れのマリアシガレットキス黒い人魚のパッケージルージュの跡に込められた想いは人工的な甘苦さシガレットキス背伸びして無理にアンサー洋書の話題なんてまるで頭にないのにさよならの後の静けさが薄明かりの背中と重なる少しだけ湿
2024年4月11日 20:31
二度とは戻れない青春黄金色の扉から見える夕陽に照らされた教室と黒板に描かれた相合傘グラウンドの隅で咲く花誰にも気に留められずにきっと私もあの花と同じねあなたの物語の片隅で名前も忘れられているの孤独との対話の中で失われていったもの一番大事な宝物とあの頃、呼んでいたもの沢山、恋はしたけれどどれも夢中にはなれなかった後悔ばかりを経験したから?傷つく心を恐れていた
2024年4月5日 12:32
ねぇ、様子はどうだい?担ぎ上げられた空よりも自由でいられるのはとても幸せな時間だろう?ねぇ、燻ったこの胸の想いも今なら嫌でも許されそうだよ君と同じ泣き虫の空ならヒヤシンスが枯れる頃に君に会いに行くよ正しさばかりが勝つ世界はとても息が詰まるから黒い翼をはためかせて深く潜っていくんだステレオタイプのユートピアにさよならを告げたら不敵な笑みを浮かべて悪い夢を見せて
2024年3月23日 16:57
永遠に焼かれる業火の中で高らかに笑う誰かがいる燃える身体など気に留めず素顔を覆い隠している炎に焦げる痛みすら楽しんでいるかのよう優雅に飛び廻る赤銅のマスカレイド記憶を失い、這い上がる術を忘れても煤けた心を躍らせる狂おしいほどのカリスママスカレイド…両手を広げ、物憂げに俯き口ずさむ天使のメロディー彼を知る者はいない嗚呼、マスカレイド…埃積もった開かずの部屋
2024年3月7日 08:10
あの頃、君はずっと流れる川を見つめていたね白い水飛沫が跳ねるたび怯えながら覗き込んでいた気まぐれに沈む木の葉にきっと君は嫉妬してたせせらぎの音に耳を澄ましては泡沫に憧れていたんだねいつだったか、君は川の水面を指差して口癖のように、呟いていたね本当に怖かったんだ本当に、本当に石を探すふりをしていた僕も本当は透明な水になりたかった月を映す鏡のような形のないものに
2024年2月10日 12:40
視界の悪い雨の夜は頭痛が止まりません虫の知らせを無視できません現場検証ゾーンは立入禁止区域黄色いテープは縄張りの証です何人たりとも通さないその鉄壁の精神 ご立派ですが、誰が中にいるか、もう知っているのです嗚呼、あの日、さよならを告げたあなたの横顔を思い出せないで、いま、もがいているのです握りしめていた綻びの種ランタンの火に焚べたらすぐに消えてしまいそうです
2024年1月29日 19:45
昨日の雪が溶けかけて霜柱にならずに凍りついた地面今なら簡単だねとキミは息を弾ませたモラトリアム最中の僕らの花は短いパステルカラーの思い出に塗りつぶされないように鼻を膨らませるあっけなく、忍び込んだ冬の校舎は白い息が邪魔になるけど響いている僕らの音その一瞬だけでも切り取りたいよ非常口の緑の下安心するねとキミは言う若者は大志を抱けだの恋をせよと言うけれど今は
2024年1月25日 07:32
真夜中の駅の改札の前ポツンとベンチに座る静まり返った改札口からやってくるはずのないまぼろしを待ち続けているずっと変わらない心で何気ない会話で満たされたいの震える唇を噛み締めて悴んだ手を温めているあなたはシャボン玉知らない間に弾けて消えたあなたはシャボン玉束の間の空に浮かぶあどけなさがどこか似てるコンビニの前で集まる若者たちの笑い声がらんとした空洞の中では自分
2024年1月20日 11:03
前略、旅行手記前略、父さん、母さん僕は旅に出る事に決めました行き先は未定、終わりも未定のあてのない旅行となりそうです自動車は維持費が大変ですから移動は自転車ですバイクはバッテリーが上がってました嗚呼、幸先が悪いなんて言わないでこれでも僕は真面目に生きてきたのです湯の花があちこちに咲いています硫黄の匂いにつられて買った卵はとても香ばしい香りです地元ではこれくらいしか売
2024年1月11日 20:41
【文学フリマ京都8に出店します!】🗓1/14(日) 11:00〜16:00開催!📍京都市勧業館「みやこめっせ」1F 第二展示場ABCD面✅入場無料📘文学フリマとは?→bunfree.net/attend/📕イベント詳細→ bunfree.net/event/kyoto08/ #文学フリマ京都 一応こんなイベントが京都であるよってことで、興味のある方は来てみてはいかがでしょうか?
2023年12月14日 18:48
「真っ暗な闇よどうかアタシの話を聞いておくれ」嗚呼、あの人だ、今日もまた同じ言葉を繰り返してる「張り裂けそうな心を繋ぎ止めていた小さな命その命さえ奪う権利は神様にあるのかい?」亡骸を背負い歩き石段をゆっくりと上がる重くなりすぎた足取りは静かに立ち止まるあの人は社の前で強張る体にムチを打ち頭から冷たい水をあたり一面に広がる悲しみを身にまとう「誰かこの手に救
2023年12月6日 13:11
これは自分の父親から聞かされた話。自分の祖父は昔から色々な商売に首を突っ込む癖があり、その頃は金持ち相手に錦鯉を仕入れて販売するんだと息巻いて、商売をしていたそう。そんなある日、神奈川県全域で大雨が降り、近所にあった鶴見川が氾濫し、辺り一体が水で埋まったそうな。最近だと鬼怒川の氾濫をイメージしたら分かりやすいかもしれない。今でこそ大人しい川の代表格みたいな顔をしている鶴見川だが、そ
2023年11月26日 12:31
上司がタイのプーケット島へ旅行へ行ったときに、ツアーガイドのプラヤさん(仮名)という方に案内してもらった。プラヤさんは昼はツアーガイドとして8時から20時まで働き、その後はタクシー運転手として21時から5時まで働いていると言う。睡眠時間は実質2時間ぐらい。上司はそんな生活で大丈夫なのか?と心配するが、プラヤさんは今のこの生活が楽しいから平気だと笑う。家族のために頑張って稼ぐと熱く語る彼
2023年11月21日 00:40
常夏の太陽が支配するこの街はギラつく視線で客を取る新宿二丁目のネオン街よりも渦巻く欲望はタチが悪いありのまま生きていれば根こそぎ奪われ、捨てられる淡い感情の成れの果てをこの目で見てきた、まるで鳥獣戯画ショッキングピンクなルージュに導かれていく僕はしがない夏の虫パッション溢れた楽園に現実逃避かまして嗚呼…アバンチュール株が暴落しても虹色の雨が降ろうとここだけは