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励ましのサイエンス 其の7 山口周さんの場合
山口 周さん
独立研究者・著作家・パブリックスピーカー
大学を卒業して電通に入社しましたが、とにかく出来の悪い社員でした。新人なのでチームの下っ端として見積を作成したりFAXを送ったりするのですが、数字は間違えるわ、言われたことは忘れるわ。
担当していたキャンペーンの初日に出社すると、デスクが電話メモで溢れ返っている。「ポスターが店に届いていない」「至急折り返し電話ください」という伝言で、デス
答えよりも選択肢を。
先日に、別の場所でもお話ししたことだけれど。
子どものころ、ぼくはプロレスラーになりたかった。それが駄目なら漫画家になりたかった。理由はとてもシンプルで、プロレスと漫画が好きだったからだ。まわりの友だちはどうだったんだろう。プロ野球選手にあこがれるヤツもいたし、宇宙飛行士にあこがれるヤツもいた。「しょうらいの夢」を言わされる時間には、スパイや探偵も人気だったと記憶している。
いまになって思うの
子の未来のためにできること
昨年5月に息子が生まれて、それ以来、毎日のように泣いている。なんでって、子が暴力的だから。もちろん腕力のことじゃなくて、かわいさが暴力的。キュンの瞬間風速があまりにも凄まじく、ガツーンとした衝撃が毎分、私に襲いかかって、痛い。うぐっ、かわいい……、なんで、なんでこんなにかわいいのかよ……っと、孫でもないのに口ずさんでしまい、そのワンフレーズがあまりに頻繁によぎるものだから、もはや脳内は『孫』の輪唱
もっとみる【対談・さとゆみ×シャープさん】 「書くこと」は、本当は選べたはずの可能性を殺していくこと。それでも、書き続ける理由
他人の言葉を捻じ曲げる罪悪感が今でも強く残っている
さとゆみ:
シャープさんはSHARP公式Twitterの中の人であるとともに、ご自身で文章を書くことも長くやってきていますよね。そんなシャープさんが今書くこととどう向き合っているのかなって、すごく興味があって聞いてみたかったんですよね。
シャープさん:
僕はまず、言葉を扱うことに対して人よりも少し敏感になっているかなと思います。特に言葉を削る
世間の判定から、真実はこぼれおちていく
人の行動の理由は、本人にしかわからない。傍から見たら非合理にしか見えない選択も、世の中から批判を浴びるような言動も、その人なりの「理由」が積み重なった結果だ。
他人の行動原理が理解できないのと同じく、他人に自らの行動原理を理解してもらうのは難しい。人は自分の認識の中でしか判断できない。認識の範囲外を補填する想像力も、経験や知識をベースにしているのでバックグラウンドが異なる人のことを正確に想像する
暮らしの真ん中で、仕事もできるテーブルをつくった話。
もう、原稿が書けない。どうしようもない。仕事として任せられてるんじゃない、でも書きたい原稿が、ちっとも進まない。家に帰ると、進まないし寝てしまう。ダメだ。
もう、テーブルをつくらないと、ダメだ!
ということでテーブルをつくりました。というか親方につくってもらいました。完成に至るまでのあれこれをお届けします。とっても長いです。
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こんにちは、こんばんは。ライターの栗田真希です。デ
「ホワイト企業ならどこでもいい」就活で爆死した私が「書く仕事」で食べられるようになるまで
新生活ということで、新社会人や就活生に何か伝えられることはあるかなぁと筆を取ってみます。
わたしが伝えたいのはただひとつ。道を間違えたと感じたとしても、あとからどうにでもなるということです。
ここに堂々と晒すのも恥ずかしい話なのですが、私はかなりクソオブクソな大学生活を送っていたと思います。
中高と4年間アメリカの学校に通い、車通学のもと、親の監視下で比較的真面目に過ごしてきたこともあり、ひ
「人のキャリアを支援する」ことについて考えた
こんにちは。キャリアアドバイザーの江﨑麻里奈です。
現在は育休中ですが、個人で転職活動をサポートするコミュニティを運営したりキャリア相談のサービスをしています。
先日こんなツイートをしたら沢山の反響をいただきました。
最近は「キャリアアドバイザー」「キャリアコンサルタント」「コーチ」に類似する仕事をする人が増えましたよね。気軽に相談できるサービスやプロダクトが増えること、業界が盛り上がること