栗田真希

編集者/ライター。2019年からほぼ毎日30分でnoteを書いて1000日以上になりま…

栗田真希

編集者/ライター。2019年からほぼ毎日30分でnoteを書いて1000日以上になりましたが最近さぼり気味です。 2020年から2年半、長崎にある焼きものの生産地、波佐見町で暮らしていました。

マガジン

  • 明らかに30分をあふれて書いてるものたち

  • 佳日のほとり

    毎週、そのときわたしにとって「よき日々をもたらしてくれる」ものを紹介します。ちょっとずつ暮らしが満ちていく、そんなマガジンになりますように。

  • 30minutes

    900日以上、ほぼ毎日ずうっと30分で書いています。途中から平日のみになりましたが、これからも書くつもりです。とくにテーマもなにもなく、思いついたことを並べています。

  • 食べるマガジン【KUKUMU】

    • 38本

    「ひとくち、ひとやすみ。」がコンセプトの食べるnoteマガジン、KUKUMUです。4人のライターと、ひとりの編集者でお届けしています。毎週水曜日、夜21時ごろ更新予定。現在はお試しの気持ちも込めて無料ですが夏以降は有料にし、収益でzineなどにまとめられたらと思っています。

  • 『KUKUMU』の別腹

    • 22本

    記事を書くライター4人と、マガジンを主宰する編集者1人が、それぞれ『KUKUMU』について書いたnoteです。決意表明だったり、あとがきだったり、考えていることだったり。別腹として、お楽しみください。

最近の記事

人間、カットできないものもある

ついつい睡眠時間をカットしていた。ここひと月くらいだろうか。 そうして、このあいだの土日もついついカットする感じで過ごしていたら、祝日の月曜日、寝過ぎてしまった。一日ほぼ寝ていた。 やっぱり人間、睡眠時間ってカットできないんだなあ。 としみじみ思いながら、引き続きちょっぴり無茶をする。 いまだけだ。ちゃんと慣れたり学んだりして、こんなふうにミスが起きたりしないようにする。それでもきっとあれこれが起きるんだろうけど、いまよりはマシだと思いたい。 時短で働きながら、しっ

    • 打ち合わせを最高にしたい

      作家さんの打ち合わせというものを、最初はちゃんとしようとしすぎてしまっていたように思う。 なんというか、かっちりまとめようとしてしまっていたというか。真面目が勝ってた。 たくさん準備して話すことも大事なんだけど、相手にその場を楽しんでもらえるようにしたい。じゃないと真面目に「あなたの作品が! 好きです!! 一緒につくりたいです!!!」と告白するだけ人間になる。そんな打ち合わせもしました……というかしてます……。 真面目も大事なのだけれど、理路整然とネームやプロットが生ま

      • コモノな自分との戦いの中で生きてる

        毎日毎日、事件が起きる人生なのかもしれない。 あのチェーン店の、おいしいうどん屋さんでごはんにしたんです。それだけなんです。 まずお盆を取って、かけうどん並を頼み、受け取ったら前へ進んで、かしわ天(鶏の天ぷら)をトングで取って、レジへ。 ……レジが進まない。 なにやらレジの機械にエラーが出てしまったらしい。ぼーっとうどんを眺めながら待つ。しばらくして、店員さんが私を含めたレジ待ちの3人にこう言った。 「すみません、こちらにお並びの3名さま、レジの不具合でお会計をして

        • 誰もいない思い出の場所

          なんだか今日は何をどう書いても愚痴っぽくなってしまいそうで、必死で25時過ぎの頭を働かせている。 こういうときに知性が試されるのだ、ということにしたい。 うーん。 そう、カメラのレンズを買おうとしている。やっぱり単焦点だよな、と。単焦点レンズも持ってはいるのだけれど、フォクトレンダーのオールドレンズやらで、ピントがマニュアルのしかない。それはそれでよくて大好きなんだけども、人を撮るのには待たせすぎてしまうところがある。 だけど、いいなと思うものはなかなか手が届かない。

        人間、カットできないものもある

        マガジン

        • 明らかに30分をあふれて書いてるものたち
          35本
        • 佳日のほとり
          6本
        • 30minutes
          1,019本
        • 食べるマガジン【KUKUMU】
          38本
        • 『KUKUMU』の別腹
          22本
        • バトンズの学校あれこれ
          126本

        記事

          スペースの練習をしてわかったことまとめ

          22時から、友だちの稲田万里ちゃんとTwitterでスペースをした(まだえっくすとは言いたくない)。音声をリアルタイムで発信する機能で、録音しておくこともできる。 タイトルは「稲田万里、最近どうしてる?」で、東京から博多へ移り住み、最近結婚して新潟に引っ越した万里ちゃんの波瀾万丈な近況をインタビューする会。 とっても楽しかったー! ふだん電話してるときも楽しいけど、また違う楽しみがあった。新天地で、パートナーと仲良く暮らしてほしい。小説も書いてほしい。 今回、万里ちゃん

          スペースの練習をしてわかったことまとめ

          毎日の失敗のなかで輝くもの

          働きながら、ほんとに毎日失敗している。大小はあるけれど、失敗が続く。でもまあ失敗が前提というか、そんな最初からうまくやれると思ってないから、とにかくやる。 たまにうれしいなってことがあって、きらきら光るから、いい。 失敗なんてのは、どんな仕事でもあるよなと思う。 失敗したりピンチに追い込まれたりしたときに、すごく痛いけど学びがある。 このあいだの学びは、うまくいかないときにすごい人が何を考えているのか、知れたこと。 諦めないで、他人に期待している。しかも、おもしろが

          毎日の失敗のなかで輝くもの

          自分が周りの人間からどう思われているか?

          自分が周りからどんなふうに見えているか、人間はどのくらいわかっているものなんでしょう。 わたしは最近はまるで書けていないですが1000日以上徒然に書いてきたnoteをこうして世間様に垂れ流しにしているわけでして。それなりに情報開示している人間なんだろうと思うんですが、筋トレのためにnoteを書いているので、ときどき見られているという申告にうろたえて、わたわたしています。 自分では自分のことを、不器用でお調子者だけど運がいい、と見てます。 こないだ、素敵な女性からこんなメ

          自分が周りの人間からどう思われているか?

          本の編集はインタビューに似てて花火。

          ライターとして、インタビューをいろいろしてきた。人の話を聞くのは楽しい。 本の編集をしていて、最近「これってインタビューのときと似てるな」と思った。やっている行為は、インタビューと違う。もちろん書籍でも話を聞くということはあるんだけど。編集はあらゆることをやるんだなあと感じている。 似ているのは、「そのとき、人と人が会って、その場でしか生まれないものがある」ということ。 たとえば、すでにいろんなメディアでインタビューを受けている人にインタビューしに行く。まずは既出の記事

          本の編集はインタビューに似てて花火。

          きれいな靴下があと一足しかない

          とあるすごい先輩編集者から聞いたんですけども、MAXでひと月に8冊担当した本を出したことがあったそうです。すごい、 わたしは9〜11月の3ヶ月で6冊を担当することになってまして、恥ずかしながらもうすでにパンク気味です。 でも、どの本も完成がとても楽しみです。 ありとあらゆることが間に合っておらず、今日ついに洗濯してあるきれいな靴下があと一足ぶんしかないという状態に陥りました。 いまさっき、ファミマで、ファミマの柄の靴下を買いました。 これで明後日までは大丈夫。どうに

          きれいな靴下があと一足しかない

          電車を間違えてコピーを思い出す

          いま電車の中でこの文章を書いています。 ライターとして原稿をスマホで書くことはないけど、noteは書けるので、ほんとはその垣根なんてないのかもしれないけれど、やっぱり原稿はパソコンで書きたいものです。 単純に、本の文章量になると、無理だし。 打ち合わせが終わって、ほっとしながら会社に戻るところです。電車に乗り間違えましたが、なんとか大丈夫、まだ20時台。 ふと、あるコピーを思い出しました。 近道なんか、なかったぜ。 サントリーオールドの、小野田隆雄さんのコピー。生

          電車を間違えてコピーを思い出す

          ひとり暮らし同士でも全然違う

          いろいろとあって、横浜の実家に戻ってきた。あれこれ済ませて、仕事をしながら、家事をする。 実家に住まうのが父ひとりにもかかわらず、実家はいつも片付いている。すごい。だからわたしのいちばんの役割は食事を用意すること。 作り置きを含め、あれこれつくる。これで数日は大丈夫だろう。今回はできるだけ食欲がなくても食べれるようなものを選んだ。 父とわたしは、ひとり暮らし同士になっている。でも、それぞれ得意なことも暮らし方も違う。父は献立を考えることもおっくうだと言う。 わたしは、

          ひとり暮らし同士でも全然違う

          毎日が事件だったらどう生きればいいっていうのかこの仕事は

          一難去ってまた一難、綱渡りの日々。世の中のお盆休みなるものを睨みつつ、スケジュールを組んでいく。 書籍編集者の工数管理はSEのと若干似てるかもしれない、長期プランが必要で細かくプランニングしてもデスマーチに突入する可能性がある。机上の空論も机上では「論」足りうる何かだったのだ。どちらも神秘的な欠落、属人的であるがゆえの弊害を孕みながら進行してゆく。 ものすごく賢い人の書くコードはきれいだ。流れが簡潔で美しい。こちとら、無駄のない端正なプログラミングができないままで生きてい

          毎日が事件だったらどう生きればいいっていうのかこの仕事は

          都民の自覚

          夜、打ち合わせに行ってきた。夜の都庁らしきビルの先端が光り、今年の梅雨の終わりの雨雲に突き刺さっていた。 都知事選のことを思い出した。もうしばらく前のことのような気がしてくる。 打ち合わせ中、軽い地震があった。都庁のことを思った。都知事は、あのビルのどこらへんで働いているんだろう。もしも32階とかにいたら、避難するのが大変そうな気がする。 高いビルというのが、不思議だ。次々に建設されているけれど、壊すときはどうするんだろう。莫大なお金がかかっちゃうんじゃないのか。地震大

          都民の自覚

          10万字とかの原稿整理をどうしているか

          単行本や新書なんかは、だいたい10万字くらいになる。 web記事が3000文字でも読まれないという時代に、10万字。どちらも求められるものが違うし、簡単には比べられないけれど。 本の原稿を確認するとき、時間がない場合が多いということもあるけれど、日をまたいで区切らず、すべてに目を通す。 じゃないと、このたとえが合ってるのかわからないけれど、頭の中でシナプスがつながらないような、すべてが合わさって煮込まれていないような、そんな感じがしてしまう。 まずは一回、読者と同じよう

          10万字とかの原稿整理をどうしているか

          いまの自分が書き続ける難しさ

          「ちゃんと毎日note書かないと! それをバロメーターにして栗田さんが大丈夫か見てるんだから!」と叱咤激励された。おいしいお肉をごちそうになったあとだったので、もう頷くしか道はなかったが、たとえ肉がなくてもほんとうにその通りだ。 今日からまたリセットした気持ちでnoteを書こうと思う。 なんで書けてないのか、理由(言い訳)をこれから並べるところからはじめよう。 まず、わたしは2019年から500日くらいまでは連続で書いていた。それから土日を休みにしたりしつつ、なんだかん

          いまの自分が書き続ける難しさ

          ユーカリ読書会、メンバー決まりました

          今日、メールを出し終わりました。応募してくださったみなさま、ありがとうございました。 こじんまりした会ですのでお断りする方々も出てしまいました、申し訳ありません。初めての試みに集まってくださった全員に感謝しています。ほんとうにありがとうございます。 いよいよ来月からはじまります。 楽しみです。すっごく楽しみ! リアルで会う。本を読んできて、語り合う。なんてまぶしいのかしら。 今回、当初の想定通りふたつのチームをつくりました。ただ、すこし想定とは違う分け方です。 ひと

          ユーカリ読書会、メンバー決まりました