栗田真希

編集者/ライター。ほぼ毎日30分でnoteを書いて1000日以上になります(現在は平日…

栗田真希

編集者/ライター。ほぼ毎日30分でnoteを書いて1000日以上になります(現在は平日のみ)。 2020年から2年半、長崎にある焼きものの生産地、波佐見町で暮らしていました。

マガジン

  • 明らかに30分をあふれて書いてるものたち

  • 佳日のほとり

    毎週、そのときわたしにとって「よき日々をもたらしてくれる」ものを紹介します。ちょっとずつ暮らしが満ちていく、そんなマガジンになりますように。

  • 30minutes

    900日以上、ほぼ毎日ずうっと30分で書いています。途中から平日のみになりましたが、これからも書くつもりです。とくにテーマもなにもなく、思いついたことを並べています。

  • 食べるマガジン【KUKUMU】

    • 38本

    「ひとくち、ひとやすみ。」がコンセプトの食べるnoteマガジン、KUKUMUです。4人のライターと、ひとりの編集者でお届けしています。毎週水曜日、夜21時ごろ更新予定。現在はお試しの気持ちも込めて無料ですが夏以降は有料にし、収益でzineなどにまとめられたらと思っています。

  • 『KUKUMU』の別腹

    • 22本

    記事を書くライター4人と、マガジンを主宰する編集者1人が、それぞれ『KUKUMU』について書いたnoteです。決意表明だったり、あとがきだったり、考えていることだったり。別腹として、お楽しみください。

最近の記事

父がGWに体調を崩して、娘はエアコンを買った。

GW、休んでやろう! と思ってまして、休めた日もあったのですが、父が体調を崩しまして、あたふたしていたら終わりました。 コロナでもインフルでもないのに、ひどく体調を崩してしまったので、まだ心配しています。 心配する気持ちが高まり、このままでは父は夏の暑さでやられてしまうのでは? と考えました。実家のエアコンは20年前のもの。もう寿命を超えてます。 買い替えようよ、と父に話しても「考えとく」と言って数年経っていました。最近、日経新聞を読んでいたら銅やアルミなど金属の値段も

    • 花も散って、もう5月。

      桜が散って、新緑がまぶしい季節になり、4月が終わってしまった。 あっという間だった。 わたしが担当する新書が5月には発売になるし、5/1からは担当する漫画の連載がはじまる。 ずっと準備してきたものが、情報公開されて、うれしい。やっと話せるなあ、という気持ち。 5月はにぎやかになりそうです。

      • ひと段落して決めたこと

        編集をした本が校了してひと区切りついて、それまで滞りがちだったあれこれを動かしている。ほかのことがすごく滞っていた。しかも校了前に長く体調を崩してしまったので余計に。 ちょっとずつ巻き返していきたい。それに、どうしたら校了前でもあたふたせずに、ほかの仕事がスムーズに進められるか、一度振り返りもしたい。 なんて思いつつ、仕事とも遊びともつかない企画を始めようとしている。それの準備を、ちょっとずつ。この企画のことを、尊敬する編集者の大先輩に話したら「いいと思う」と言ってくれた

        • 校了祝いはまた今度。

          さきほど、校了した。5月に2冊、担当した新書が出る。 最後に、あらゆる確認をして、印刷会社にデータを渡す。このあらゆる確認に、たくさん躓いた。 転んで「うわあああ」となるわたしに、DTP(印刷するためのデータをつくり整えてくれるお仕事)の神である紺野さんがぜんぶ付き合って、解決してくれた。無茶振りだったと思う。いくつものメッセージが飛び交う。 紺野さんがあまりに優しくて頼りになるので、会議室にこもって作業をしていて誰にも見られていないので、泣いた。迷惑かけてすみませんの

        父がGWに体調を崩して、娘はエアコンを買った。

        マガジン

        • 明らかに30分をあふれて書いてるものたち
          35本
        • 佳日のほとり
          6本
        • 30minutes
          1,019本
        • 食べるマガジン【KUKUMU】
          38本
        • 『KUKUMU』の別腹
          22本
        • バトンズの学校あれこれ
          126本

        記事

          もうすぐ校了する。

          そうなのです。校了しそうです。校了ってなにかというのは、以前のnoteでも意味を書きました。 いろいろ大変なスケジュール(これは自分の舵取り能力がまだひよこなのであって著者さんのせいではない。そしてアクシデントというのは起きるもの!)。 まだ慣れてない赤字入れ(そろそろ初級編はマスターしたい。赤字を入れて文字数が増えることで行が増える場合には「増える」って赤字も書くのだと今日覚えた)。 担当する本への責任感とか愛情とか入り混じったデカい感情(え、ほんとに終わっちゃうの?

          もうすぐ校了する。

          三つ葉だけを散らしたデカい茶碗蒸し

          引き続き喉を痛めていることもあって(いつまで体調不良やってるんだいって自分でも思う)、固形物よりも液体が好ましい。いまマイブームはポカリのお湯割りです。2倍のお湯でちょうどいい甘さになる。 そんなわけで、茶碗蒸しは食べやすいしあったかくてぷるぷるでおいしくて最高! ということでつくりました。 ちまちまつくるのは、性に合わないし、今日は茶碗蒸しが主食。なのでドーンと、どんぶりで。卵はなんと3個! そこに白だしと醤油と塩ほんのすこし。雑なのと道具がないのとで、目の細いこし器な

          三つ葉だけを散らしたデカい茶碗蒸し

          休まないとダメだよと言われてフォカッチャを焼いた

          「ちゃんと休まないと、いざというときに踏ん張りがきかないよ」とちょっと前にアドバイスをもらった。確かに休んでいなかった。ついつい仕事してしまい、このところ風邪をひきまくっている。何度もひいている。 休もう。やること、いくらでもあるけれど、休もう。 横浜の実家に帰ってきた。 はじめてフォカッチャを焼いた。つくりたいなあと思ってたのだ。 父と「おいしいねえ!」と言い合って焼きたてを食べた。天板で大きく焼いて、余ったら冷凍して父の食料にと思っていたけれど、「すぐ食べきれるよ

          休まないとダメだよと言われてフォカッチャを焼いた

          まだまだ、相談相談のくりかえし。

          どんどん、校了日が近づいてきた。校了日というのは「校正終了」の略だ。 辞書をひらくと「校了(こうりょう)とは、校正が完了し、印刷しても差し支えない状態になること」とある。つまり、本をつくる工程のうち編集者の仕事のゴールだ。もちろんそのあとにも販促とかいろいろあるのだけれど、まずはここを目指す。 校了までにやらなきゃいけないことが多い。多いのだけれど、たぶんぜんぶはわかっていない。まだやったことがないもので。 副担当としてはじめて関わった本のときは、とにかく指示してもらっ

          まだまだ、相談相談のくりかえし。

          もうnoteに書いてたと言えることで話が広がることもある

          「noteを書いていてよかった」ということが、こんな細々と続けているわたしの場合にも、ときどき起こる。 このあいだ、打ち合わせ中に著者さんとの雑談で、わたし自身の写真についての体験を聞かれた。わたしの口からは、すらすらと言葉が出てきた。なぜか。書いたことがあるからだ。 一度考えて、自分で編集してあることだから、話せる。話したあとに、もうnoteのURLを送った。なぜならこの場合は写真も見れたほうがわかりやすいから。 急拵えのものではなく、一回すでに考えてnoteに書いて

          もうnoteに書いてたと言えることで話が広がることもある

          ぽんぽこの保険

          自分でも笑っちゃうのだが、断続的に体調が悪い。こうして書けるくらいには深刻ではないものの、家で仕事をする時間も増えた。 体調不良のことなんて、元気になると綺麗さっぱり忘れてしまうので、記録しておこうと思う。 断続的な体調不良の理由もバラバラで、毎回違う病院に行っている。今日は胃腸の調子が悪く、消化器内科と胃腸内科のあるところへ行った。 喉の奥をライトで照らされ、首のリンパを触られる。そのあと、寝っ転がってお腹を出した。全体的に先生がリズミカルにポンポン叩いていく。まじめ

          ぽんぽこの保険

          悩みの「グルグル」とは

          悩んでる。グルグルしている。そんな自分を客観的に見つめてみると、不思議に思った。 幸せだと感じたこと、うれしい気持ちは、グルグルしない。それどころか、スーッとなじんでいく。 これが逆なら、とんでもなくハッピーに暮らせるような気がしないでもない。幸せをグルグルに、悩みはスーッと。 悩むことの欠点は、「グルグル」にある。 構造が変わったら、全然違うものの見方、時間の使い方ができる気がする。研究してみよう。

          悩みの「グルグル」とは

          免許があるだけじゃ足りない

          久しぶりに車を運転して、やっぱり都心での運転は田舎と大違いだと実感する。車は多く、道は複雑で、自転車や歩行者も多い。それに免許があるだけじゃ、首都高を走れる気がしない。 免許はありがたい。だけど厄介だ。 証明書があると安心するけど、錆びついてしまった能力までも保証してしまう。 そもそも一定以上のレベルはすべてOKとなってしまっている資格もあるだろう。 免許だけじゃ足りなくて、免許の先が大事になる。 暮らしや仕事の上でも、もうOKだなというラインが存在して、あとはそこ

          免許があるだけじゃ足りない

          正解はひとつじゃない

          本をつくるデザインの打ち合わせで、編集者としてなにを話して依頼すればよいのか、ということがいまいちピンときていなかったのだけれど、実際に話してみてちょっとわかった。 人によって違う。 それは当たり前なのだけれど、はじめてのことなので、どんな材料があれば安心なのか考えてしまっていたのだ。まわりの人たちにいろいろ聞いて準備していた。 実際には、この本がどんな本か、どんな人に届けたいのか。わーっと語ったら、つたなくともデザイナーさんは受け取ってくれた。 でもきっと、いろんな

          正解はひとつじゃない

          とても落ち込むときに、くだらない最高の話をしてくれる友だちがいて

          なにもかも、ちっぽけな自分を軸にしてしまうのをやめときたい。 身体の異変を感じていたんだけど、案の定というか、なんというか、風邪をひいた。あまりの高熱にもしかして流行り病……? と疑ったけど違った。単なる高熱だった。まだだるい。今日もお腹が減らず、焼き芋一本の半分を食べてギブアップした。食欲にまみれた、このわたしが! そういうとき、体調の悪さだけでなく、日ごろの失敗や後悔までが襲ってくる。ネガティブの海に溺れそうになる。そんなときに送られてくる仕事のお褒めの言葉がありがた

          とても落ち込むときに、くだらない最高の話をしてくれる友だちがいて

          3/11の日常

          起きる。机の上にはレシートの束。クリップで留めてある。確定申告の終わりが見えている。簿記三級の資格を昔に取った。それが活かされているのかまるでわからない。 わたしは昔から資格のいらない仕事ばかりに惹かれて(コピーライターとかライターとか)、だからたまに資格を取れるとどこか安心していたのだけれど、取ったところで必要としていなければ使わないし錆びる。宝の持ち腐れとはまさにこのことだ。 お茶を飲んで、顔を洗い、メイクをし、着替える。のろのろ動いているあいだにテレビを見ていたら、

          3/11の日常

          どこかへビュンと行ってしまいたい

          東京駅へ出る。たまたま打ち合わせがこの駅だったのだけれど、八重洲口から出たら、新幹線の乗り場がすぐそこだった。駅弁もいろいろ売っている。 ああ、どこかへ行ってしまいたい。 現実逃避して思う。いま衝動的にチケットを買いさえすれば、降り立ったことのない場所へ行くことができるのだ。ただ新幹線に乗って座っているだけでいい。お弁当もなんでも選べる。ビジネスホテルをスマホで探して、それでも満室だとしたらスーパー銭湯とかに泊まってもいい。品川でもたまにそんなことを思う。 とはいえ実行

          どこかへビュンと行ってしまいたい