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元気玉をもらつた記事

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素敵なクリエイターさんたちの記事をまとめてみたいと思ったとき開くマガジンです。
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#エッセイ

エッセイ:太陽はまだ

エッセイ:太陽はまだ

※2023年12月15日に投稿した記事です。

先日、チバユウスケが亡くなったのを妻から教えられた。享年55歳。妻はミッシェル・ガン・エレファントなんて知らないと思っていたが、私が若いころ好きだったのは知っていたらしい。何も言わず、ぼんやりとテレビを眺めていたが、ふと、まだ若いのにともらした。
ギターのアベフトシが亡くなったとき、私も妻と同じことを呟いたような気がする。
まだ若いのに。は平凡だ。し

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癒やされたい、という気持ち

癒やされたい、という気持ち

 こんなにも私は癒やされたいと願っていた。そんな自分の気持ちに、最近ようやく気づいてあげることができました。
 新鮮な驚きがありましたが、そういえばずっと前から知っていたことだったような気もします。「ひとまず横に置いておこう」と視界の隅に片付けて、目の前の仕事や生活のあれこれに立ち向かうのが正しい生き方だと思っていたのかもしれません。
 ほうっておいてごめんね。
 自分自身にあやまりたくなりました

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#86 わたくし、空の巣症候群をスッキリ抜けられそうです

#86 わたくし、空の巣症候群をスッキリ抜けられそうです

昨夜は息子が家にいる最後の夜だった。

ワインを開けながら三人で話し込んだ。いや今週は毎晩こんな感じだったかもしれない‥‥
この息子というのはうちの長男で、夏前から4か月間家で同居した。

これまでどんなに時間があったと言っても、やっぱり家を出ていく時は慌てふためいてバタバタと車に乗り込んだ。

駅に着いて、重たい方のバッグの持ち手を片方ずつ持って階段を上がる夫と息子の後を軽い方のバッグを抱えてつ

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【国葬】敵の多かったあなたの、私は最後まで味方でした/76日目

【国葬】敵の多かったあなたの、私は最後まで味方でした/76日目

こんばんは。

本日2022年9月27日、安倍晋三元首相の国葬が行われました。

この国葬に関して、安倍元首相が亡くなってから何度も何度も開催の是非が問われていました。

国葬反対のデモもありましたし、野党は当然ながら自民党内にも国葬に反対し、欠席する者もいました。

しかし国葬は本日実現しました。

献花に訪れる多くの若者を見て、
自分は確信しました。

間違いなく国葬はやらなければならなかった

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人生は思い通りにならなくても大丈夫だと学んだ日。社会人10年の節目に「マチネの終わりに」を見た先生の話。

人生は思い通りにならなくても大丈夫だと学んだ日。社会人10年の節目に「マチネの終わりに」を見た先生の話。

今回初めてエッセイ風に今の気持ちを残してみます。

「マチネの終わりに」という作品の中で語られる「未来が過去を変える」という言葉をご存知でしょうか。数年前この作品は、人生が複雑になって迷う私に「人生の答えの1つはこれだ」と教えてくれました。

私は教育者としてこの言葉を今も大切にしています。そんな人生に大きな影響を与えた作品と言葉。思い立ったこのタイミングで、作品と今までの人生の色々に対する気持ち

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