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【大学・大学院留学FAQ】よくある質問に答えます

Polymathは、ニューヨークで3人のメンバーによって設立された、(私たちが知る限り)唯一の理系専門の留学コンサルティングファームです。メンバーはアメリカのGAFAで働く現役エンジニアで構成され、STEM分野の大学院を卒業し、海外で豊富な経験を積んでいます。私たちは実際の経験をもとに、留学から海外就職まで総合的にサポートを提供しています。Polymathは当初、家族や友人、同僚へのサポートからスタートしましたが、その後、「より多くの留学生や海外で活躍する人材を育成する」という使命のもと、ニューヨークで正式に設立されました。

こんにちは、Polymathのイトクです。私は高校卒業と同時に神奈川の実家を離れ、20年前にアメリカへ渡りました。コロンビア大学のデータサイエンス大学院を卒業し、現在はニューヨークのAmazonで人工知能の開発に携わっています。同時に、皆さんの理系留学や現地での就職サポートも行っています。

3月も終わりに近づき、今年も私たちがサポートさせていただいたお客様から、アメリカの大学院への合格通知が集まってきました。昨日はNYUブリッジプログラムの時からサポートさせて頂いていたお客様から、ワシントンDCの名門、ジョージ・ワシントン大学への合格の報告をいただきました。本当におめでとうございます。このような報告を受けるたびに、Polymathを立ち上げて本当に良かったと実感します。海外大学から合格を勝ち取られた皆様、心よりお祝いを申し上げます!


留学FAQ

留学は大きな決断であり、多くの方が不安を感じていることでしょう。私自身もそうでした。今日は、大学および大学院留学に際してよくある質問にお答えしたいと思います。私たちのところにもさまざまな質問が寄せられますが、今日は、よくある質問に、一つ一つデータを基にして答えていきたいと思います。

1) 留学は就職に有利ですか?

実体験および多数のお客様のサポートを通じ、留学が就職に非常に有効であること実感しています。留学経験は高く評価され、海外就職の可能性も広がります。私自身、地方の中堅大学出身ですが、大学院でコロンビア大学への留学経験を経て、現在はニューヨークのAmazonに勤務しています。これは留学がなければ叶わなかった道です。

さらに、日本へ戻った後に(もし難関校出身でなく、今一流企業で勤めていなくても)超一流企業へのキャリアアップも現実的になります。特にボストンキャリアフォーラム(ボスキャリ)は、海外留学中の日本人学生にとって重要な就職イベントの一つです。このイベントには、日系大手企業や外資系企業が150社以上参加し、日本人留学生を対象にした選考面接を行います。多くの参加者が3日間で超一流企業からの内定を獲得しています。私自身もブルームバーグに採用され、、Polymathのカイも内定を決めました。ボスキャリは、留学生が日本で就職を目指す際に貴重な機会を提供しています。

ボストンキャリアフォーラムの様子

こちら一部の参加企業ですが、他にもグローバル企業が沢山参加しています。

- ゴールドマン・サックス
- J.P.モルガン
- モルガン・スタンレー
- Boston Consulting Group
- 三菱商事
- アマゾンジャパン
- 三井不動産
- 三菱電機
- 三菱UFJ銀行
- Deloitte-デロイト トーマツ コンサルティング
- EY
- KPMGジャパン
- 三井住友銀行
- シティグループ
- シミックグループ
- チームラボ
- ボッシュ

ボスキャリ参加企業の例

さらにボスキャリに関する詳細は、こちらの記事もご覧ください。

2) 30代でも留学は可能ですか?

留学は、年齢に関係なく新たな学びやキャリア形成の大きな機会を提供します。特に30代の方々にとって、人生経験が豊富なこの時期に留学することは、学びの深さや視野の広がりを一層増す機会を提供します。特にアメリカでは留学申し込み時に年齢がハードルになることは一切なく、アプリケーションに年齢を記載する項目もありません。これは全ての候補者を平等に扱うことが法律で義務付けられており、年齢を基にした候補者の選考は許されていません。30代でも留学は十分に可能であり、キャリアアップにおいても留学経験は非常に価値ある資産となります。私自身コロンビア大学に留学をした時は30歳でした。

留学から得られる異文化交流、言語習得、専門知識の獲得などは計り知れない価値があり、これらはキャリアアップの重要な要素となり得ます。また、ボストンキャリアフォーラムのような就職イベントを通じて、留学生は日本や世界の一流企業への就職を目指す貴重なチャンスを得ることができます。総じて、30代の留学は、キャリアの進展や人生経験の豊かさを活かす絶好の機会であり、年齢を気にすることなく、自身のキャリアと個人的成長のために積極的に検討すべきです。留学は、新たな視野を開き、キャリアアップにつながる多くの道を切り拓くことができるのです。

3) 留学先はどこがベスト?

私達は現在は留学先としてアメリカが最適であると考えています。まず、世界をリードする教育システムが、幅広い学習機会と実践的な経験を提供しており、世界中から優秀な学生が集まってきます。また、アメリカの大学は、学術研究とイノベーションの最前線にあり、学生は最新のテクノロジーに触れ、専門分野で最先端の知識を得ることができます。これにより、クリティカルシンキングや創造性などの重要なスキルを養うことができ、世界中で通用する能力を身につけることが可能になります。

さらに、アメリカはテクノロジー業界や金融業界を含む多くの分野でリーダーシップを発揮しており、留学生はこれらの分野でエリートキャリアを目指すことができます。世界中から集まる優秀な人材に対して、高額な初任給が提示されています。さらに、アメリカでの教育は、イギリスやカナダなど他の国で働くための扉も開く一方で、その逆は比較的難しい場合が多いです。

米国で留学生としてキャリアを築くためには、あなたのスキルや能力の重要性に加え、ビザの取得が重要な要素となります。ビザの取得は留学生にとって大きな挑戦ですが、適切なビザがないと、いくら能力が高くても米国で働くことはできません。アメリカでの学位は、イギリスやカナダなど他の国で働くための扉も開く一方で、その逆は比較的難しい場合が多いです。実際にニューヨークのブルームバーグに勤務していた時、ビザ取得がうまくいかずイギリスのオフィスに移った同僚もいました。

4) 専攻は何が良いですか?

留学を考える際に最適な専攻を選ぶことは、将来のキャリア形成にとって重要な要素の一つです。STEM(科学、技術、工学、数学)、特にコンピュータサイエンス(CS)は、その将来性と投資コストのバランスから見て、非常に魅力的な選択肢となっています。

専攻がその後のキャリアに与える影響

米国では、テクノロジー業界が急速に成長しており、Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft(GAFAM)などの大手企業では、高度な技術力と革新的な思考を持つ人材が高く評価されます。これらの企業では、多様性と包括性を重んじる文化があり、世界中から集まる才能に対して、高額な初任給を提示しています。例えば、米国のGoogle の初任給は年間約2700万です。

また、STEM分野、特にCS専攻は、ビザ取得においても有利な条件を持っています。米国では、STEM分野の学生には通常の1年のOptional Practical Training(OPT)期間に加えて、さらに2年の延長が認められることが多いです。これにより、留学生は最大3年間の実務経験を得ることができ、H-1Bビザの取得確率が実質的に3倍に増加します。このような制度は、留学生が米国でエリートキャリアを築くための重要なステップとなります。STEM分野における教育は、高度な技術スキルや革新的な思考能力の習得だけでなく、グローバルなキャリアを追求する上での戦略的な投資と言えるでしょう。

学部と留学先の選定の詳細についてはこちらの記事をご覧ください。

5) いつから準備を始めればよいですか?

留学の準備を始める最適な時期については、多くの留学生が疑問を持ちます。一般的に、出願予定年の1年前、つまり出願の1年以上前の1月頃に準備を開始することを推奨しています。冬から春にかけては、TOEFLやIELTSなどの英語試験のスコアを向上させるための勉強に集中し、学力を証明するための準備を進めましょう。

さらに、必要な前提条件(prerequisite)の満たし方に焦点を当てる最適な時期でもあります。たとえば、ニューヨーク大学(NYU)のブリッジプログラムのように、特定の要件を満たすためのコースを受講するのに適した時期です。NYUブリッジに関してはこちらをご参照ください。

また、冬から夏にかけては、エッセイや推薦状に必要なエピソード作成、ポートフォリオの準備に取り組む時期です。これは、自分自身をアピールするための資料を戦略的に練り上げることが重量となります。9月頃になると、エッセイや推薦状の具体的な作成に着手する時期が到来します。これらの文書は、出願書類の中でも特に個性や適性を示す機会となるため、十分な時間をかけて準備することが重要です。

最終的に、出願は12月から翌年の4月にかけて行われます。この時期には、すべての準備が整い、出願書類を提出する準備が整っている状態にあるべきです。出願プロセスは複雑で時間がかかることがあり、早めに準備を始めることで、スムーズな出願プロセスを確実にすることができます。留学の準備を進めるにあたり、計画的に行動することが成功への鍵です。

海外挑戦に興味がありますか?

本日は、よくいただく5つの質問について解説しました。皆さんは海外での挑戦に興味はありますか?私たちは、海外で挑戦したい方を支援するためにPolymathを設立しました。優秀で勤勉な日本人が海外でさらに活躍できるように、特に理系の留学や海外就職への対策を少人数制でサポートしています。留学や海外就職に関する質問、または個別の相談を希望される方は、お気軽にこちらからご相談ください。初回のご相談は無料です。

AI技術を活用した留学サポートツールPolymath AIを開発しました。現在、ベータ版としてリリースしており、クーポンコード「BETA70」を使用すれば、初めの3ヶ月間は70%オフでの利用が可能です。この機会に、Polymath AIを是非お試しください。

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