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【コンピュータサイエンス留学】 3年振りの対面開催・ボスキャリに行ってきた

Polymathはニューヨークとロサンゼルスを拠点とする、理系専門留学コンサルティングファームです。アドバイザーは米国の第一線で働くGAFAM・外資投資銀行エンジニア、現役CS大学院生で構成されており、エッセイ添削、出願、合格まで力強くバックアップ致します。元々は家族・友人・同僚向けにアドバイスをしていましたが、より多くの皆様の留学成功にコミットしたいという想いから会社を設立しました。

皆さまこんにちは、polymathのカイと申します。大手金融機関でトレーダーとして10年間働いたあと南カリフォルニア大学院でコンピュータサイエンスを学んでいます。

2022年11月4-6日に行われたボストンキャリアフォーラム(以降ボスキャリ)に行って来ました。怒涛の3日間が色褪せないうちに書こうと思い、ロサンゼルスへ帰る飛行機の中でこの記事を書いています。

ボストンキャリアフォーラムとは

毎年秋にボストンで行われる米国における日系最大のキャリアイベント。コロナ以降オンライン開催となっていたこともあり、今回は3年振りの対面開催です。

他の日系キャリアイベントとしては、毎年春に行われるロサンゼルスキャリアフォーラム(通称ロスキャリ)もありますが、ボスキャリの方が規模・エンジニア対象ポジションの豊富さといった点からよりお勧めです。

私自身、南カリフォルニア大学のキャリアフォーラム等今までに幾つかのイベントに参加して来ましたが、参加企業の多さ、なおかつ採用権限がある人が参加しているのでボスキャリ中に内定が出ることもあるというスピード感からキャリアイベントとしては別格だと思いました。

学校が忙しくて準備する時間が無くて行こうか迷っている。。。という方であっても、是非行くと良いと思います!!ボスキャリを4回経験した猛者であるPolymathイトクもBloombergにボスキャリで転職を決めたそうです。ウォークインでも頑張れば内定がとれます。また、色々な企業の方とネットワークを築けるので、今後の就活に有利になるでしょう。

参加学生

今年は2500-3000人程度の学生が参加しており、コロナの影響が残っているのか例年よりも少なめの人数だったとのことです。参加者の大半はMBAをはじめ文系の学生で、エンジニア系の学生は10%程度といった印象でした。

留学はしてないけど、とりあえずチャンスだと思ったから、と日本から来ているハングリー精神旺盛な学生もいました。

参加企業

2022年の参加企業は150社弱で、AmazonやAppleを始めとしたIT企業、Goldman, JP等の金融、マッキンゼー等のコンサル、メーカー等多くの企業が参加していました。

私は10月半ばに急遽ボスキャリへの参加を決めたこともあり準備不足感は否めませんでしたが、それでも今回米系・日系含めて20社程度の企業の方とお話しさせて頂きました。

募集職種のボリュームゾーンは非エンジニア職ですが、ウォークインで話しかけると表には出ていないエンジニア職の紹介をしてくれることもあります。また、ITコンサル等の理系バックグラウンドを活かせる募集も豊富にありました。

準備

ボスキャリ専用の日本語・英語のレジュメフォーマットを完成させる必要がります。文字数上限が多い(自己PR3000文字等)項目もありましたが、長い文章を読みたい人はあまりいないので、如何に魅力的で簡潔な文章に出来るかを心掛けました。

通常英語のレジュメはA4一枚に収めるのが必須かと思いますが、その1.5-2.0倍の情報量を記載する程度が良い温度感なのかなと思います。

また、(少なくとも私のケースでは)現地でコーディングテストは無く、いわゆるBehavioral Interviewが主体でしたので、こうしたよくある質問集を参考に準備をしていくといいかと思います。

通常、ボスキャリの準備自体は2−3ヶ月程度前から始めることが推奨されていて、私もその通りだと思いますが、頑張れば1ヶ月未満でも準備可能です。

私は2週間の突貫工事で形を仕上げましたが、沢山の方とお話をすることが出来ましたし、心の底から行って良かったなと思っています。

『準備不足だから行かない』よりも『とりあえず行ってみよう』というスタンスの方が断然オススメです!!挑戦しないと可能性はゼロです。

ボスキャリ当日

会場はHynes Convention Center。ボストンの街に黒スーツ+ネクタイの集団で目立つ。

初日ー2日目)
せっかくボストンまで来たのですから、初日から2日目にかけては全部の企業と話すくらいの気持ちで積極的に動くと良いと思います。たとえ募集要項に希望の職種が無くても、話しかけると紹介してくれるケースもあります。

理想は前広に応募して事前面談もした上で臨むことですが、ウォークインからでも可能性はあります!私自身、ウォークインから数件の面談に発展しましたし、ウォークインから内定になった人も周りにいました。

3日目)
最終日である3日目は雰囲気が一変します。学生の姿が激減し、多くの企業はブースを昼前に閉じます。最初から開いていない企業もそこそこあります。この日はお世話になった会社への挨拶廻りにすると良いと思います。

最終日の雰囲気。初日(撮っていない。。)と比べ朝からガラガラ。

交通費補助

おまけ情報ですが、ボスキャリでは交通費補助が貰える可能性があります。貰えるかは抽選で完全に運次第ですが、申請自体はワンクリックで出来るのでとりあえずポチっとしておくと良いでしょう。

私は幸運にも当選となり、ホテル代相当を浮かせることが出来ました。当選人数の公表はしていないとのことでしたが、当選手続きブースに8人のリソースが張られていたので、かなりの数の方が補助を貰えたのだと思います。

ボスキャリついでにきたHarvard大学。MITにも行きました。

まとめ

ボスキャリは年に一度の別格なイベントです。データサイエンス、コンピュータサイエンス、ビジネスアナリティクス選考の方も希望の職種はどこかにあるので、是非参加してみましょう!!

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