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店舗設計士の日常

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ステキなお店作りのヒントや、コツなどをプロ目線からお伝えします。インテリアデザイナーとして過ごす日々の出来事や趣味の話も。
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#子育て

育児新兵に贈る、洗濯戦線を乗り越える道具たち

育児新兵に贈る、洗濯戦線を乗り越える道具たち

ついにというか、長女が4年間の森のようちえんが終わり卒園しました。

長かったような...短かったような...

そんな紆余曲折のアレコレは先日noteで書きました。

で、この中で何度も「洗濯が地獄」と書いていたのですが、マジでいわゆる洗濯じゃないんですよ。相手は泥、枝、葉っぱ、ナゾノクサです。

当然ですけど、そのまんま洗濯機へGo!なんてできるわけもなく...

こういうのですからね。一緒に

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娘に好かれたいなら大事にするべきは妻

娘に好かれたいなら大事にするべきは妻

娘がいます。いやいや、別にワケありの子供ではなくて、婚姻関係のある妻との間の娘です。ポケットの中のビスケットよろしく、気づいたら2人に増えてました。

でね、そりゃ惚れた妻の遺伝子が入っている娘だからね、かわいいんですよ。イヤイヤ期こそあれど、腹立つことも邪魔だと思うこともあれど、まぁかわいい。寝顔を見れば大体許せる。

そして気づけばどんどん成長していて、今時の子供らしく手足も長くなってきて、来

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カブトムシに泣いた話

カブトムシに泣いた話

カブトムシをご存知だろうか?aikoの歌うアレじゃない、マジモンの甲虫のムシキングの方だ。

知っていても、本物を見かける事は東京ではそうそうない。セミやトンボと違ってレア度は高めで、東京でも西寄りの山側へ行けばいたりするが、コンクリートジャングルで見かける事はあまりない。

そんなレア昆虫カブトムシ、どうも今年の夏はうちの娘の幼稚園ではカブトムシブームがきていたようで、みんながこぞってカブトムシ

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子供を望んでもなかなか授からない問題

子供を望んでもなかなか授からない問題

少子化が問題だと叫ばれている中で、うちには2匹の...じゃなくて2人の娘がいる。そりゃあもうかわいい。かわいさ余って憎さや怒りが沸き上がってくるレベルで自由奔放で天真爛漫で傍若無人で跳梁跋扈。部屋はいつでも空き巣に入られたようになっている。

で、うちはたまたま結婚出産育児がAmazonPrime便のごとく数回クリックでスムーズに決まってしまったのだけれど、聞くところによれば僕の両親は最初はなかな

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自分で決めさせる育児について

自分で決めさせる育児について

育児って、自分が受けてきたことを自分のこどもにも受けさせがちらしいんですよね。例えば、お母さんが大卒の場合、そのこどもにも大学卒業レベルまでは教育をしたくなるみたいです。

エビデンスなしで語るとあれなんで、ちょっと根拠おいておきますね。国立教育政策研究所の、国のお金を投じて行った調査研究の結果レポートです。

こういうの見るの苦手な人の為にザックリ要約すると、こどもの学歴に対して父親の学歴は影響

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子はかすがいとは、夫婦だけの話ではなかった

子はかすがいとは、夫婦だけの話ではなかった

金土日と2泊3日で伊豆へ旅行に行ってきた。家族連れ、しかも4家族合同での旅。

どんだけ仲良しかよ!と思われるかもしれないが、育児という孤独な戦場において同年代のこどもを持つ親とは、砂漠の中で出会うオアシスのごときやすらぎと癒しなのだ。

だからこそ上は50代後半、下は30代という、ふた回りの年齢差のある関係でも子育てを介して助け合い仲良くなることができる。

これは本当にこどもがいなかったら仲良

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子育てをはじめる夫達へ贈る、これだけは読んでおけな本リスト

子育てをはじめる夫達へ贈る、これだけは読んでおけな本リスト

先日、知人に娘が産まれた。実にめでたい。タイムライン上では祝福の嵐である。でもそんなお祝いムードとは裏腹に、現実はシビアだ。

数時間ごとに授乳をねだり、不快なことは泣くしか伝達手段のないシンプルでか弱い存在が暮らしの中のメインにいきなり鎮座する。

無事に産まれて育つだけでも奇跡なほど、人間の赤ちゃんは哺乳類の中でも最弱に近い。現代というサバンナの中で、可愛い我が子を守れるのは親だけなのだ。

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雨の日の森の中から学ぶこと

雨の日の森の中から学ぶこと

梅雨が明けない。7月になったのに、季節は初夏のはずなのに、雨が続いている。

わがやの5歳と2歳の娘は、森のようちえんというちょっと変わった保育を受けさせている。

これは北欧発祥の幼児教育メソッドで、いわゆる世界三大幼児教育と呼ばれるモンテッソーリ、シュナイダー、レッジョ・エミリアに対してちょっと枠外の方向性の教育方法だ。

まず、園舎がない。マジだよ。森の中に集まって、毎日がお弁当持参、お迎え

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こどもは夫妻の負債なのか?

こどもは夫妻の負債なのか?

僕らの住んでいる日本という国が少子高齢化でヤバいというのは、それこそもう20年前くらいから耳にしてきた気がする。

どれくらいヤバイかは総務省あたりの資料を見てもらった方がいいから、知らない人はこちらをどうぞ。

まぁ、要するに人口減&高齢化で国の全産業が沈んでいって、社会保障は吹き飛び、インフラ整備はお金も人手も追いつかず、荒廃した北斗の拳の世紀末ヒャッハー!な未来になる確率が高いらしい。

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批評家ではなく実務家でありたい

批評家ではなく実務家でありたい

常々、ずっと思っていることがある。世の中ではなぜこうも自分では作ってもいない、作れもしないものに対してアレコレ言いたがるのだろうか?

自分にできないのに他人に期待して、それを丸投げしたあげくに期待はずれの判を押す。その傲慢さに客観的に気づいた時、なんという身勝手な振る舞いだろうと恥ずかしくなる。

・・・そう、僕だよ。これは自分自身の話だ。

育児をしていて、まだこの世に生まれて数年という娘たち

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今月のイチオシnoteクリエーター(2018年11月)

今月のイチオシnoteクリエーター(2018年11月)

月末恒例、勝手にオススメのnoteクリエーターを表彰して褒め称えて1000円サポートするコーナー!

自腹企画も5回目です、われながら身も心も太っ腹だなホント。

歴代受賞者はこーんな感じ。
7月 ライター/編集者の田中裕子さん
8月 ライター/キュレーターの角尾 舞さん
9月 《教養のエチュード》編集長*もの書きの嶋津亮太さん
10月 フードマーケターのsahoさん

いよいよ来月で年内ラストに

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早起きは三文の徳は本当か?

早起きは三文の徳は本当か?

季節はもうすぐ12月。あの酷暑が嘘のようにあっという間に寒くなって、暖房をつけるタイミングを見計らいつつ、寒さに震える今日この頃。。。

わがやは築20年くらいの雑居ビルの1フロアを仕事場兼住居として丸ごと借りているので、いわゆる普通の住居の感じじゃない。

100平米くらいの1LDKの空間。東西南北のうち北側と西側はほぼ全面が窓ガラス。もちろんペアガラス(断熱性の高い複層ガラス)なんていう文明の

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子育ては補助輪みたいなものなのかもしれない

子育ては補助輪みたいなものなのかもしれない

子育てがはじまって、気がついたらあっという間に長女も4歳。次女はさらに時間が早く感じて、気づけば1歳半で歩きまわっている。

一度経験したことは、体感時間が短く感じる。子育ても同じで、はじめて戸惑いながら育てていた長女の時の0歳〜1歳の1年間と、次女の0歳〜1歳の1年間ではなんだか時間の流れ方が違う気がする。

先日、ついに長女の自転車の補助輪が外れた。

もともと室内用のチビ三輪車に始まり、スト

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こどものコップの置き方に見る、予測の獲得方法

こどものコップの置き方に見る、予測の獲得方法

幼い子供達と過ごしていると、毎日のように驚くことが多い。先日も、4才の娘が変なコップの置き方をするのを見て驚いた。

これ、どう見ても危なくない?

ちょっとぶつかったら倒れてこぼれるよね?

大人だったら、たぶんそう思う危険な置き方だろう。僕もそう思ったし、思わず叱りそうになったが、ふと思った。

わざとやっているわけではなくて、自然にこう置いているとしたら、娘はコップが倒れてこぼれるという危険

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